気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。って、最近すっかり写真ブログになってるけど・・。

唐津焼 窯元探訪・・・し損ない Part 2

2020-07-20 21:37:44 | 旅行

ではでは、昨日の続きをば。

続いて訪れたのは 「隆太窯」 。
ええっと、十二代 (だったかな?) 中里太郎右衛門のお子さんとお孫さんが造った窯。




この表札?のすぐ横に登り窯が・・・。




そこから下に降りると小川が流れている。
左上の白い建物が展示室。
この写真の左手側に作陶室があった。




上の写真の展示室のすぐ横にもちょっと小型の登り窯があった。
隆太窯は唐津焼にこだわらず、自由な作陶をされているとの事で、中々面白い作品が多かったよ。



この後が大変だった・・・。
ナビにだまされ、山道をぐーるぐる、何にも無いところに連れて行かれて 「目的地に到着しました」 って言われたり、ライスセンターの駐車場に連れて行かれて「目的地に到着しました」って言われたり・・・。
こらパイオニア、いくらなんでも間違い過ぎだろっ!!
他にも場所は判ったんだけど、既に窯が閉鎖されていたところも何件か有り、空振りが続いて心が折れかける・・・。

で、やっとの事でたどり着いた最後の目的地である 「王天屋窯」。
ここは朝鮮唐津が良かったなぁ。
ここでぐい飲みと湯飲みを買ったんだけど、奥さん (多分) が非常に話やすい方で、色々話をしていたら大幅な値引きをして頂ける事に。
ついでにお袋へと、地元の名産であるレンコンの形をした箸置きも戴いちゃった。
いや、本当にありがとうございました。




一日山道を走り回ったんだけど、ここでお袋が 「もう一泊して帰ろう」 と言いだしたので、慌ててネットで良いところが無いか検索。
で、目にとまったのがここ、伊万里の近くの 「国民宿舎いろは島」。
すぐ横にキャンプ場があったりして、家族連れの方が多かった。




海側の眺めは中々の物。




で食事は絶品。
魚料理が旨かったよ。
ついでに 「ネットで予約して頂いた方にお出ししています」 と鯖の刺身が出てきたんだ。



鯖の刺身なんてよほど新鮮じゃ無いと食べられない。
脂が乗っててめっちゃ旨かった。
おかげで酒が進む進む。
ちなみに戴いた酒は 「鍋島」 の特別純米酒。
これも中々 Good!
更にアラカブ (一般で言う "カサゴ" ) の煮付けも最高に旨かったし、ご飯は "たこ飯" 、これも臭みも全くなくたこの旨味が凝縮された感じでもう絶品。
いやぁ、ここ、大当たりだわ。
温泉も良いお湯だったし、ゆっくり休んで翌朝帰路についた。


と言う訳で、今回の戦利品。
隆太窯で買った焼き締めのぐい飲み。



ちょっと備前ぽくって、窯変も出ていて割と気に入っている。




王天屋窯の朝鮮唐津の手捻りの湯飲み。
普通の朝鮮唐津より高温で焼成するそうで、釉薬が垂れた感じが気に入っている。






これも同じく手捻りの朝鮮唐津のぐい飲み。
こっちはちょっと飴色がかっているんだ。






これは十数年前に友人と窯元を訪ねて買った三島唐津のお猪口。
元はもっと青っぽかったんだけど、使っているうちに徐々に褐色掛かってきて良い色になってきた。
この窯元が唐津の中でも1番好きだったんだけど、残念ながら窯を閉じられていた・・・。





今回訪ねた窯の中でも何件か窯を閉じられていたところが有りすごく残念だったんだけど、やっぱり大変なお仕事なんだろうなぁ。
とは言え中々楽しかったし、気に入った器も手に入れられたし、飯は旨かったし、温泉は気持ちよかったしで大満足な旅だった。


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