成瀬たかこブログ

まちづくりや日々のあれこれ、不定期発信しています。

ぶどう!

2013-08-21 | 日記



東浦町は巨峰ぶどうの産地です。
幹線道路沿いにも数軒直売所があり、
今時分は車で前を通るだけでワクワクします。
以前には、天候不順で直売所によっては結局シャッターが開かなかった年もありましたが
今年はバッチリのようで。
観光ぶどう狩りをやっているぶどう園さんもあれば、
販売のみのぶどう園もありますが、
一体どれくらいの畑があるのでしょうか?
役場の農業振興課で聞いてみました。
東浦町のぶどう畑の面積は平成17年で73ha。
もっと最近の統計は?と思われるかもしれませんが、
ノーアポで聞きに行ったためか、すぐに出てきた数字としてはこれでした。
これは知多半島の市町では大府の77haにつづいて第2位。
第3位の東海市の37haを大きく引き離しています。
愛知県全体で見ても、大府・東浦はワンツーです。
岡崎、三好をおさえて1・2位が知多半島にあるのはなんかうれしいですね。
シーズンはじめはハウスものから出回り始め、続いて露地もの。
短い間の楽しみではありますが、
今年も自然の恵みに感謝して、おいしさを堪能したいものです。
ひがしうらぶどうの案内は →コチラ



「地域経済の振興」

2013-08-11 | 日記
お暑うございます。
8月の8・9と一泊研修に参加していました。
滋賀県は大津の全国市町村国際文化村研修所(JIAM)です。
一日目、
「地域経済の振興に欠かせない視点」と題した
中村智彦氏(神戸国際大学教授)の講義のメモから
今日はこちらに載せてみます。

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人と金は限りがある。

どこかが伸びればどこかが廃れる。

高速道路や高速鉄道の新路線開通したら、人モノ金の流れは変わる?

今のくまモン人気は、九州新幹線開通に危機感を持った熊本県が何年も前から準備して生まれた産物。

人が集まってくる地域と人が逃げて行く地域の差はこういうところに。

企業誘致も昔とは違う。

鉄工、繊維はじめ、かつてはひとつの産業で30年50年と地域は潤った。

大阪湾岸パネルベイは何年持ったか?

時代は変遷する。

地価も20年で5分の1以下に落ち込む所もあり、借金の担保として意味をなさなくなった。

企業と同様に自治体にも今は経営手腕が求められる。

戦後の地域経済成長は他に類を見ないラッキーが重なって起こったもの。

再来は無い。

新規顧客の開拓=攻め、既存顧客の囲い込み=待ちの両面攻撃必要。

誰かが情報発信してくれる時代は終わり、国県も当てにできない。

情報を味方につけるにはまず自らが発信すること。

fbもTwitterも使いこなしてこその道具と捉えよう。

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そして2日目は2コマでした。
まずは 長野県飯田市の牧野市長が講師で登壇。
戦略的地域づくりの成功事例として全国から「飯田詣で」が続々とあるそうです。
そして 藻谷浩介氏。
藻谷氏はとにかく早口でするどい。
問題を出し(統計的なものがほとんど)、容赦なく受講者を当てて答えさせます。
「(ここは)地元じゃないんだから、間違っても心配いらないでしょ。
 間違えてもらった方が次が話しやすいし」と
冗談とも本気ともつかない言葉も交えながら。
事実を知ることの大切さのくだりが印象的でした。
「事実認識がずれると、努力の方向を間違う」
政治の話でありながら、人生にも当てはまってきます。


年がら年中全国様々なところで、様々な団体が議員向けの研修会を開催しています。
魅力的な案内もたまに来ますが、数時間の講義でン万円のものがあったり
(原価を足していくとそうなるのかもしれませんが)、
会場までの交通費・宿泊代も考えると手が出ません。
このJIAM、研修によっては直に話を聞くことが難しい多忙な著名人、大学の先生や、
地方政治のシーンでトップランナーの首長や職員さんなどの
結構豪華な講師を迎えてのメニューもあり、
しかも受講料は講師のネームバリューにかかわらず研修の長さで一律。
一泊2日の場合は宿泊料込で 7,300円と、町議の薄給にはありがたい。
人気の講座は抽選制でなかなか当たらないものもある中、
今年わたしは随分お世話になっています。

JIAMはこんなところ⇒(クリックしてください





熱中症に注意

2013-08-10 | 日記
今日は、めずらしく身内の話など。



車で5分、上り坂を歩いても10分のところに実家があります。

夫婦二人暮らしの老親、顔を見に行く時間がないときは電話で安否確認したりもします。

エアコン使い、水分も摂っている、心配ないよ、と父の声。

母はこの暑さの中電車バスを乗り継いで名古屋市内の美容院へ出かけたとのことで、

娘としては、いくつになっても身綺麗にしていたい気持ちはあっぱれだが何も今日行かなくても、と

内心苦笑い。

ついでがあったので名古屋から戻った母をむかえに最寄駅まで車をまわすと、

ゆっくり昼食をすませ、立ち寄った馴染みの漢方の薬局のある柳橋から名駅まで歩いたという・・・。

土地勘のある方はお判りと思いますが、

母が歩いたという通りはばっちり西向き、聞いているこっちが生きた心地がしません。

「日傘一本あるだけでね、けっこう涼しいのよ」と無邪気に笑う母の首筋からは

汗がタラタラ~、それを見てわたしも汗がタラタラ~。

じっとしといて、と言うのも酷なことですが、くれぐれも気を付けてよー。

と、実家でコーヒーとお菓子で休憩し、用事を済ませて家に帰りましたとさ。

どちら様も、熱中症対策、本当に気をつけましょうね。


        

学校に泊まってみた!(生路防災キャンプ)

2013-08-05 | 日記
みなさん、ありがとうございました!!
準備半年以上、個人的な構想(「思いつき」とも言う・笑)からすると10か月ほどかけ、
避難所宿泊体験型防災訓練、防災キャンプが無事終わりました。
あちこちでの「囁き作戦」から始め、こんなに早く実現できるとは
正直予想していませんでした。
参加者・スタッフともにけがや病気なく、お借りした小学校施設も破損等することなく
とにかく無事に1泊2日を過ごせたことは 全員の協力の賜物です。
解散前に参加者のみなさんに簡単なアンケートに答えていただきました。
その結果を見ると・・・
参加した小学生のうち、「また参加したい」と答えてくれたのは
全体の8割近く。
「友だちにすすめたい」も同じく8割近かったです。
これは本当にありがたいことです。
2日間はスタッフも初めてのことばかりで必死で、
細かいところまで行き届かなかったはずです。
こんなこともう2度としたくない、参加するんじゃなかったという声の方が大きかったらどうしようと
心配していました。
子どもに人気のあったプログラムの上位は、
1位 水消火器訓練
2位 体育館で寝る
3位 段ボールパーテーション組み立て
でした。
アンケートの結果だけでなく、来週予定されているスタッフ反省会での意見もまとめ、
今後のことをどうするか検討することになっています。
今回、実演から講話からすべての人材を東浦町内で調達できたことは、
大きな自信になりました!
重ねてになりますが、ヒントをくださった方、
時間や労力やいろいろ提供してくださった方、
参加してくださった方、見守って下さった方、
すべてに ありがとうございました!!

消灯前、タオルケットをかぶってはしゃぐ男子ら。


消防団さんの指導のもと、水消火器の的あてに苦戦する子。


後片づけ、体育館のモップがけも参加者で。お客さん扱いはしませんでした。


(写真はすべて、クリックすると拡大します。)