立ち話から

お訪ねした先で立ち話になることがあります。
成瀬という姓がこのあたりでは珍しいため
「あなたはどこの人か？」から始まります。
成瀬は嫁ぎ先であること、
旧姓は鈴木で両親は名古屋の出であること、
をまずお話します。
そして話題は性別・年代に偏りのある今の町議会の現状へと移ります。
お話して初めて「え？そんなふうなの？」と驚く方や
「そうだよねえ」とご存知の方や
「議席数の男女比は決まっているの？」と素直に聞いてくる方もみえます。
現職の男女比は男性議員16人に対し、女性議員は1人だけです。
これは立候補の段階から女性が1人しかいなかったことからの結果です。
わたしはまず、女性議員を増やすこと、年代の幅を広げることから
議会を変えていきたいと思って行動を始めたわけですが、
興味をもって話を聞いてくださるのは
年長の男性であることが多いです。
町の政治への関心の高さはそのまま
議員の構成と重なるようにも思えます。
議会を変えるには　議員を変える、
そのためには　何よりまず　有権者が自覚する、意識を変える必要がありそうです。

プロフィールに悩む

文化センターでの緊張の説明会から　そろそろ1週間。
新聞社さんから記入を依頼されていた調査票の提出期限です。
生年月日、学歴、家族構成は　簡単。
悩んだのは　役職、肩書き。
職歴ってもねえ、正社員で働いたのは学校卒業後の10年足らずだし、
そのあとは　パートタイマーだし。
パートタイマーやアルバイトはいわゆる「非正規雇用」で
こういうあらたまったものに書くものではないのかもしれません。
記入例に書かれている役職・肩書きは　短大卒の一主婦にはとても縁遠いものでした。
でも　仕事は仕事として　真面目に取り組んできましたから、
そのとおりに書きました。
肩書きは・・・。
悩みに悩んで、「主婦」としておきました。
「主婦」は　果たして肩書きなのでしょうか？
考えるうちに、「肩書き」という質問が適当なのかもわからなくなってきました。
ですが　この人はどんな人？何やってる人？何やってきた人？を
知ってもらうための大事なプロフィールです。
体裁よく仕上げたいですが、ウソもつけませんから。
不適当な記入があれば、新聞社から問い合わせが来るそうなので、
来なければ　大丈夫だったということでしょうね。
最後、提出に行った役場の企画課の場所がわからず、
軽く迷子になるというおまけもつきました。
これから　作成して提出するものがたくさんあります。
慣れていかないと、です。

やはりこの話題は避けて通れない

あまりのことに言葉もみつからず、ここではあえて触れずに来たけれど、
やっぱりそんなことでは　いけないですね。

東日本大震災で被災されたみなさまに　心よりお見舞い申し上げます。

あれと同じだけの揺れ、同じだけの津波が襲ってきたとき
自分の地域は一体どうなるのか。
非常時に必要十分なだけの食料・水・生活用品のストックはできているか。
何より、ご近所と助け合えるか。
コミュニティ活動の一環で
炊き出しの練習や　近所の消火栓の位置確認、ＡＥＤ講習とやってはきたけれど、
それ以外にも、地域の人々同士のふだんのコミュニケーションが
いかにとれているかも大切であることは間違いないと思います。

わたしは新聞テレビなどの報道からしか　被災地の様子を知ることはできません。
何か力に、と思っても術のない自分には　やはり
募金しかないと今は思います。
加えて
阪神の震災後と同じように　今回の教訓が次（あって欲しくないですが）に生かされるよう、
学んで、忘れないようにすることでしょうか。
日々の生活が不自由なく送れていることに感謝し、
せめて中部以西の経済が必要以上のダメージを受けないように
普段どおりの消費活動を（贅沢をすると言う意味ではなく）続けることが
わたしたちにできることかともしれません。
みなさんは　どうお考えでしょうか。

結婚指輪

久しぶりだわー。
毎日ふつうに結婚指輪をつけていられる生活。
昨日で　一旦　イオンのお仕事終了。
今日からしばらく有給消化です。
食品衛生管理のお仕事は　お惣菜の製造現場とかにも日常的に入るので、
勤務中は　爪は１ミリ以内に切りそろえ、マニキュア禁止。
結婚指輪といえども　装飾品を身につけることは一切ご法度です。
そりゃ　結婚指輪は大切ですから、
着けたり外したりで失くしては一大事　と
ここ数年間、しまったままにしていました。
今朝から　左手薬指が　なんとなく重いです。
何グラムも無いはずなんですが。
指輪ひとつのことで、気分変わりますね、やっぱり。
不思議です。

ポーカーフェイスで

顔見て話せば　殆どの人はにこやかに「がんばって」
なかには「応援するよ。まわりに声かけておくね」と言ってくださる方も。
それでも　
マイナスの発言や
「友達だからって簡単に応援してもらえると思わないで」
と言わんばかりの返事をもらうことも。
一瞬さみしい気持ちにはなるけれど、その人の言うことは間違っていない。
主義主張はそれぞれあって当たり前なのだから。
だから　何を言われようと、
動じない。
顔色変えない。
・・・そんな強い人になりたい。

みんなにいつも言っていることだけど、
誰に、いつ、どんなふうに頼まれようと、4月24日になんと書くかは
１００パーセント自由。
自分の思いを。
そう言ったら、会場に行かない、というのも意思表示のひとつか？
いや、それは違うと思う。
せっかくの権利をすててしまう人が1人でも減るように、
選択肢の顔ぶれは多彩なほうがやっぱりいいね。