東浦町議会議員成瀬たかこ活動ブログ

みんなでつくろう!東浦のみらい
まちかどからみなさんにお話しさせていただく5日間に。

面会交流と養育費を一般質問したわけ【9月議会一般質問より】

2016-09-25 | 日記

 9月議会の一般質問2項目のうちの1つ、離婚家庭の養育と面会交流について。

 昨年来、子どもの貧困問題に首を突っ込み、学習支援・子ども食堂の事例・現場調査を繰り返し、貧困が引き起こす「お金がない」の一言では済まされない子どもの生きづらさへと視界が広がって行きました。相談業務に当たっておられる方の「本当はわたしたちがヒマで、いらなくなるようになるといいんですけどね」の言葉に、それには貧困はじめ生きづらさの原因を解消しないとダメだ!と考えるようになりました。

 それと前後して、本町は遺児手当の増額&支給期間短縮を打ち出しました。ひとり親家庭の自立支援メニューを増やすこととセットの政策決定にわたしは賛成しましたが、この変更で支援の隙間から漏れてしまう家庭と子どもが出ない確証はなく、議決した責任を日々感じていました。

 貧困状態にあるといわれる子どもの多くはひとり親特に母子家庭。厚生労働省の統計にもそれははっきり表れており、本町の児童福祉関係のデータも全国値と似た数値を示しています。離婚によるひとり親家庭ならば別居親からの養育費の確保ができていれば困窮も避けられ、公的な給付を減らすことができる。とストレートというか簡単に仮説を立て、調べていくうちに、前段のお金がないだけがひとり親家庭の子どものつらさではない、とリンクして今まで気づかなかった領域の方との出会いと相まって「養育と面会交流」というセットの課題となったものです。

 議場ではここまで詳しく発言していませんが、わたしの中では流れがずーっとつながっているのです。

コメント

楽しんできました。シルバーフェスタ

2016-09-24 | 日記
シルバーフェスタ2016
0歳〜100歳(略して「ぜろひゃく」?)みんなでつくる明日の東浦



歌声喫茶のコーナーでボランティアスタッフをしました。
事前打ち合わせに全くうかがえず、前日の設営の様子もわからず、当日の集合時間と場所の情報だけでキョロキョロしながら行ってみたのですが、案ずるより生むが易し(いや、ちょっと違う…)でとても楽しい時間でした。



歌詞カードを渡したり、お茶のサービスをしたり、手が空いているときは来場のお客さんとおしゃべりしたり一緒に歌ったり。
アコーディオンの生伴奏で懐かしい歌をみんなで歌います。たったそれだけの簡単なことなのに、みなさんとっても楽しそう。
これって歌の力?

担当コーナーが終わってからは他のブースもいくつか覗いてみましたが、どこも大変な賑わいでした。丸一日じゃなくて、お昼までの半日というのがスタッフにとっても負担のない時間で、お客さんも時間がばらけないでまとまって来場、それが賑わいの演出にもなっているのかな?

今年で2回目のシルバーフェスタですが、これ、いい!主催の ボランティアグループ チーム にじさん。こういう、団体同士を繋ぐ、中間支援のような活動をする団体というのはとても大切で、立ち上げられたみなさんには敬意を表します。このような団体がいる東浦は、素晴らしい町だと思います。フレー!
コメント

同数なのに「賛成多数」(3)委員長の辞任

2016-09-24 | 日記

 昨日、9月定例会が閉会しました。執行部提案は27年度一般会計決算認定をはじめ全て可決、意見書案2本も賛成多数で可決されました。各議案の採決に先立ち、議会運営委員長辞任の報告が議長よりなされました。議会運営委員長は、件の文教厚生委員長が兼務していました。

 議会運営委員会とは、自治体議会には必ず組織されている、議会の円滑・公正な運営を目的に本会議や委員会の日程、段取り、議会の運営もろもろを話し合って決めていく機関で、議会運営委員は、議員の中からそれぞれの議会で定めているルールにのっとって選ばれます。東浦町議会の議会運営委員会の長は、過去からの引き継ぎで最大会派の長が務めることになっているため、それが文教厚生委員会委員長の西尾議員だったというわけです。

 しかし西尾委員長は、当ブログの(1)(2)のような状況でありました。このまま、議会の運営を司る機関の長と言う要職に在り続けることを議会全体が容認していていいのかどうか。議員一人ひとりが自問していく中でわたしも、ご自身の判断で委員長を辞すべきではないか?との思いが強くなりました。やはり同じことを考える議員はいるもので、ご当人にそう進めたのは一人ではなかったようです。わたしはこの件でご本人と直接対話はしていないのですが、ご本人の様子を伝え聞くにこれはもうやむなしということで、数人の同僚議員と話し合い、議会運営委員長不信任決議案を提出することにしました。意見を出し合って決議案文を完成させ、議長に提出したのは21日午後4時まわったところでした。

 議会運営委員長の不信任を「議案」として本会議で議題にしてもらうよう手続きをしたことで、わたしのなかでは事態は益々深刻になりました。まず、この「不信任決議案」を議場で議員一同と町幹部の前で提案者として朗読(議案の説明を、案文の朗読でもって行う)しなければならない。不信任の理由を上げ連ねられることは本人にもつらいばかりでなく、議会全体にとっても恥ずかしいことだと思いました。蓋をあけてみたら誰一人賛成する議員はいないかもしれない(こんなことに巻き込まれたくない、として退席する議員もいるかも)。どれだけ票読みをしたところで、各議員が賛成するかは、採決の時までわかりません。仮に不信任が決議されたところで、本人が委員長を辞めると言わないかぎりは、状況は何も変わりません。

 議員一人ひとりが考え、動き、23日の朝の議運で西尾委員長本人より、議会運営委員長の職を辞す、との決断を得ることができました。次の委員長は副委員長だった向山議員に、空いた副委員長席は秋葉議員に決まるまでものの数分でした。

 本会議での報告を確認し、提出していた不信任決議案は議案の対象となる事項がなくなり理由が消滅したため、取り下げを議長に申し入れました。12月議会からは議会運営委員会も緊張感が増して少し様変わりするでしょうか。文教厚生委員会の委員でなくても、役職に無くても、今回のことで全議員が当事者意識をもって、これからの議会が住民からの信頼を得ていくための努力を今以上にしなければいけないとわたしも肝に銘じています。

コメント

同数なのに「賛成多数」? (2)その問題点

2016-09-22 | 日記

 15日の文教厚生委員会での採決。委員長が間違いを認めてやり直したんだし、委員がもともと示そうとしていた「賛成」ができたんだし、何が問題なの?と思われる方もありましょう。何が問題なのかをわたしなりに整理しておきます。

1.委員長が実際とは違う採決結果を宣言、は問題あり!

 委員会の委員長は、その会議の進行役です。スムーズに進行できるよう、丸読みすれば大丈夫なように、議会事務局が用意した読み原稿があります。しかし「質疑はありませんか。」と読んだあとには質疑を申し出る者がいないか、「賛成の委員の起立を求めます。」と読んだあとには起立している委員は何人いるか、委員長自身の目と耳でもれなく確かめてから次の読み原稿に進まなくてはいけません。今回の委員長は採決の時、読み原稿だけを見ていて、自身の目で起立している委員の数を全く確かめることなく「賛成多数です」ときっぱりと言ってしまいました。
 この委員会のこの議案の場合、委員の党派であらかじめ賛否の予測ができたので、事務局の原稿には想定されている「賛成多数」と書いてありました。しかし実際の起立の委員を目視確認することなく読み原稿に書いてあるものを事実と違うのに気づかずそのまま読み上げるというのは、委員長の仕事のし方としてありえないことです。

2.1回目と2回目で委員が賛否を変えた、は大問題!
                                                                                                                                                                                                                                                                                  「東浦町議会会議規則第81条 議員は、自己の表決の訂正を求めることができない。」
 記事に登場する委員の賛否の変更は、この81条の「自己の表決の訂正」に当たります。
 議会の存在目的はその町の意思決定をする「議決」であり、「議決」は問題に対する議員ごとの賛成・反対の意思表明の集約ですから、議員(今回は委員会でのことなので、「委員」としています)の最も重要な役割は、議案の一つ一つに賛成・反対の答えを示すことです。曇りなく賛否の意思が決められるように、委員会では回数・時間の制限をかけることなく委員の納得のいくまで質疑ができるルールになっています。
 このことからもわかるように、議員の賛成・反対の意思表示は一つ一つが大変重みがあります。「さっきの採決、ああ言ったけどやっぱり変えるわ」でいいですか?もしそんなことが許されるなら、議決の結果は不安定なものとなり、混乱を招き引いては議会の権威を失うことになってしまいます。このため、いかなる理由があってもたとえそれが錯誤に基づくものであっても、会議規則にあるとおり、訂正は許されません。記事中の「ほかの議案審議のことを考えていて採決に気づかない」などということがあっては…。
 しかし、この委員の「表決の訂正」行為は、2回目の採決という絶好のチャンスを与えることとなった、委員長の採決確認すっとばしが引き起こした事態なのです。委員長自らが委員の賛否の変更をあえて促すなんてことは、委員長の行いとして絶対にあってはならないことです。

3.審議中の議案とは別の議案の採決を行う、は問題!

 そうは言っても、現実問題として委員長が賛否の状況を「見間違え」たり(「見ていなかった」はあり得ない)、委員の賛否の態度表明が曖昧で判別が困難な状況も絶対に無いとは言い切れません。その場合の対応として、①出席委員が異議申し立てをし委員長が応じる、②委員長が起立者(=賛成者)の認定が困難であったと宣言、のどちらかの手順を経て、採決のやり直しは可能です。ただし、この①②についても、委員長が次の議題に移ると宣告する前でなくては成立しません。
 今回の採決やり直しのタイミングはどうだったのか、事務局に保管されている音声記録を何度も聞き直し確認してみました。問題となっている「認定第1号 一般会計決算の認定について」は「原案通り認定と決定しました。次に認定第2号を議題とします。補足事項があれば説明願います。」と委員長が認定第1号については終わったことを宣言し、議題は次の認定第2号に。担当課長からの補足説明も終わり、これからまさに質疑に入ろうというタイミングで突然の長い沈黙(マイクに拾われていないが何人かが小声で話している気配あり)のあと、委員長が発したのは「申し訳ございません。再度採決を行います。本案を原案通り認定することに賛成の委員の起立を求めます。」…え?「再度」とは言っているものの、この場面での「本案」はすでに「認定2号」ですよ。委員長は何をもって「本案」と言っているのでしょうか?もうむちゃくちゃです。
 このような状況で行われた、認定第1号に対する2度目の採決。これが成立するなんて、ありえないことです。

 

 新聞では、「委員長が同数を『賛成多数』と誤って議事を進行、やり直していたことが分かった。二十日、西尾委員長は不手際があったとして各会派に謝罪した。」とあります。この謝罪は、20日午前に予定されていた議会運営委員会の開始直前、議会運営委員と傍聴者(いずれも東浦町議会議員)に向けて行われたものです。謝罪のことばも、事の重大さをこの人は本当にわかっているのだろうか?と傍聴者として聞いていてわたしは首をかしげたくなるようなものでした。
 住民にとって大事な「町の意思決定」を担っている議会の、まさに表決の現場で起こっていること。
 「わたしの税金で雇っている議会、議員がこの状態で納得できるか?信じて任せられるか?」
 住民は怒っていいと思います。

コメント

同数なのに「賛成多数」? (1)新聞記事より

2016-09-21 | 日記
 

同数なのに「賛成多数」 東浦町議会の文教厚生委

 東浦町議会の文教厚生委員会(西尾弘道委員長)で、起立による採決の際、委員長が同数を「賛成多数」と誤って議事を進行、やり直していたことが分かった。二十日、西尾委員長は不手際があったとして各会派に謝罪した。

 九月定例会の委員会は十五日に開かれ、二〇一五年度町一般会計決算を審議。認定の可否を委員長を除く四人に諮ると、賛成を示す起立は二人で反対の着席も二人だった。が、委員長は「賛成多数」と決算を認定した。

 次の審議に移る中、町執行部の指摘を受け「委員の意思を再確認する」として採決をやり直すと、当初は着席していた委員一人が起立し、賛成三、反対一で認定となった。

 やり直しで起立賛成した委員に対し、議員の一部から「居眠り」との指摘があるが、この委員は取材に「他の議案審議のことを考えていて採決に気付かなかった」と釈明。西尾委員長は「(会派構成などから)思い込みで賛成多数と判断してしまった。可否の数も確認していなかったのでやり直した」と説明している。

 《以上 中日新聞 chunichi web より転載》

コメント