成瀬たかこブログ

まちづくりや日々のあれこれ、不定期発信しています。

穏やかな気持ちで新しい命を迎えられるように

2015-01-16 | 日記




妊娠がわかってから、子どもを産み育てていく、
長くて短い大切な時間。
穏やかな気持ちでゆったりと向き合うことができない環境は辛い。
安心して子どもを迎えることができる社会であれば、
もうひとり欲しい、この子に弟妹を、と自然と子どもは増えていくかもしれない。
子どもを持ったことを後悔してしまうような社会になってしまってはいけない。
子どもを持つことを躊躇してしまうような社会であってはいけない。

和光市では、
「母子保健コーディネーター」さんが産前産後のケアに重要な役割を果たしている。
介護福祉の専門家であるケアマネージャーさんの母子保健版と言えばイメージしやすいだろうか。
母子手帳交付時にはマンツーマンで面談をして、カルテのようなシートを作り、個別のケアが必要と思われる母子には早期から目を配るような仕組みができている。
全ての母子に至れり尽くせりの手当てをする必要はもちろんない。
第三者が介入しなくても経済的、人的(家庭的)、精神的など赤ちゃんを迎えるに不安のない環境であると確認できればそれで良いわけで。
それらのどこかに不安な要素がある母子には適切な時期に適切な支援が提供できる受け皿が用意されていて、
辛かったら頼っていいという情報がきちんと母親に伝えられている状態は理想的である。

妊娠・出産包括的支援モデル事業
「わこう版ネウボラ」は、こちら




公園は奥が深い

2015-01-16 | 日記
9月議会で質問した、公園の最適化、パークマネジメントについて
千葉市さんに視察に伺いました。

公園を増やす必要があった時期も確かにあります。
必要があって作られてきた公園も遊具やトイレ、植栽などメンテナンスにもお金人手がかかります。
地域ごとの住人の分布、生活形態の変化と既存の公園の仕様が合わなくなってきているところがあったり、
そもそも公園を持ち続ける必要がなくなっているような場所もあったり。
いらなさそうな公園は廃止してしまえば話は早いかもしれませんが、
住民の大切な財産ですから、
管理や運営の方法を見直して
ともすると「地域のお荷物」になってしまいそうな公園を
地域の魅力アップに使えないだろうか。
という発想がもとになっています。
理論は、確かにその通り。
しかし実現するのが難しい。
行政だけがどれだけがんぱってもどうにもならないことだから。
地域のニーズ、担い手、それに適した空間(公園)がピタリとハマる状態を作り出すことができれば。
まちの大小、資金の余裕の有無、それぞれあっても
悩みどころは大きくは同じであるなあ、と
政令指定都市千葉市の担当者さんのお話をお聞きして感じることもできました。
勇気を出して行ってきて本当によかった。
対応に貴重なお時間を割いて下さった
千葉市都市局 公園管理課篠田課長、小川氏には、
この場からもお礼申し上げます。
ありがとうございました。