妊娠がわかってから、子どもを産み育てていく、
長くて短い大切な時間。
穏やかな気持ちでゆったりと向き合うことができない環境は辛い。
安心して子どもを迎えることができる社会であれば、
もうひとり欲しい、この子に弟妹を、と自然と子どもは増えていくかもしれない。
子どもを持ったことを後悔してしまうような社会になってしまってはいけない。
子どもを持つことを躊躇してしまうような社会であってはいけない。
和光市では、
「母子保健コーディネーター」さんが産前産後のケアに重要な役割を果たしている。
介護福祉の専門家であるケアマネージャーさんの母子保健版と言えばイメージしやすいだろうか。
母子手帳交付時にはマンツーマンで面談をして、カルテのようなシートを作り、個別のケアが必要と思われる母子には早期から目を配るような仕組みができている。
全ての母子に至れり尽くせりの手当てをする必要はもちろんない。
第三者が介入しなくても経済的、人的(家庭的)、精神的など赤ちゃんを迎えるに不安のない環境であると確認できればそれで良いわけで。
それらのどこかに不安な要素がある母子には適切な時期に適切な支援が提供できる受け皿が用意されていて、
辛かったら頼っていいという情報がきちんと母親に伝えられている状態は理想的である。
妊娠・出産包括的支援モデル事業
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