成瀬たかこブログ

まちづくりや日々のあれこれ、不定期発信しています。

ここにもワクワクの種

2013-05-08 | 日記
今夜は半田市政研究会の例会でした。
わたしが研究会にお邪魔するようになって1年と少し経ったかと思います。
名古屋大学の後房雄教授を毎回お招きしてロジックモデルの概念を学び、
政策形成にはまずマーケティングが必要、ということで、
2日間にわたって何組かにわけて行った市民みなさんのグループインタビューででた率直なご意見をもとに
まちづくりの理念・キーワード抽出。
そしてできあがったアンケートをこの4月から研究会のメンバーで配布・回収したものの集計の速報値が出ました。
アンケートでは、「将来の半田市はこうあってほしい、こうなりたい」という状態を訊ねています。
11の選択肢のなかから5つ選んでいただく「めざす姿」で、もっとも多くの支持を集めたのは
「毎日の暮らしが安心で安全なまち」。
続いて「毎日の生活が便利で暮らしやすいまち」、「快適な空間、仲間、時間があるまち」となりました。
市の施策・事業は、市民が「こうありたい」とねがうまちに近づくために税金を使って行うものです。
果たして、実情は?
今回のアンケートで答えていただいているのは、「なりたい姿」。
決して現状への「満足度」を聞いているわけではありません。
現状に満足しているから「これは大事だ」と肯定しているのか、
それとも不満だから「もっと」ともとめているのか。
半田市の総合計画、実施計画は「なりたい姿」に近づける内容となっているでしょうか。
予算組みは適切なバランスでされているでしょうか。
インプット、アウトプットだけでなくそのさきのアウトカムまで。
これから研究会のメンバーでさらなる調査、解析の手を加えて
アンケート結果を市民みなさんのために使い倒していくことが
今から楽しみです。

   

月に1回半田の市民活動センターのミーティングルームで行っている勉強会。
わたしが開始時刻までに入室できることはまれで、
今日も遅刻してしまいましたが、
久々に勉強会のあとの懇親会にも参加し、
ミーティングルームのデスクでは言えなかった、聞けなかったお話もみなさんと共有できて
有意義な時間でした。
ありがとうございました。

   
(クリックするとアンケートの表紙の一部をご覧いただけます)