成瀬たかこブログ

まちづくりや日々のあれこれ、不定期発信しています。

小学校卒業式~子供にツケをまわさない!

2013-03-21 | 日記
地元小学校の卒業式に来賓として出席させていただきました。
パンジーの鉢植えや子どもたちのクラフトで明るく飾られた体育館で行われました。
先に行われた中学校の卒業式では大いに泣かせていただきまして、小学校でも覚悟していたのですが、
少しウルっとしただけで抑えることができました。
来週は保育園の卒園式があるのですが、また泣くんだろうな・・・。
身内でもないのにどうして泣いてしまうのでしょう?
感情移入が激しいのでしょうかね。
年齢を重ねて経験値が上がると、いろいろな立場の人の気持ちに思いが至るようになってくるのでしょうか。
中学校の卒業式では保護者の気持ちにもなり、卒業生の気持ちにもなり、
校長先生のお話や生徒のうたう歌の歌詞ひとことひとことにグッときてしまいました。

小学校卒業 12歳、中学校卒業 15歳。
それぞれ8年後、5年後には選挙権をもち、同じ頃納税者となります。
子どもたちには「夢をもて」だの
「君たちの未来は前途洋々と広がっている」だの大人は言います(わたしも含め)。
そう言いながら、国は、自治体は 借金を重ね、子どもたちにそのツケをまわそうとしています。
考えてみましょう。
いわゆる普通の家庭で、もっとも大きな買い物は今は「家」かと思います。
その家を買うとき、最長は35年ローンですが、それを自分の子どもに払わせることを前提に借金をする親がいるでしょうか。
今国がしている借金は、わたしたちの子や孫が払わなくてはならないのです。
しかも、子や孫たちは前の世代が残した借金を払ってもいいですよなんてひとことも言っていません。
知らされていないのですから。
子どもの数が減っているのですから納税者は当然減り、納税者一人あたりの負担が増える計算になります。
これ以上借金を増やしてはいけないことは明白です。

小学校卒業式に出席した同じ日の夜、名古屋で開催された財政研究会に参加して
千葉商科大学大学院吉田寛教授の 上↑の講義を受けていました。
3回シリーズの1回目。
実は2年ほど前に1度だけ簡単な講義を受けていますが、
(1期4年の)議員になって折り返し間近のこのタイミングで再度吉田先生のお話を伺えたのはよかったです。
あと4月・5月の残り2回で 自分の立ち位置をさらに明確なものにできると確信しています。
研究会のあとの懇親会では、たくさんの行政職員の方や民間の方と交流もでき
本当に楽しくてためになる時間をもつことができました。
次がたのしみです。