成瀬たかこブログ

まちづくりや日々のあれこれ、不定期発信しています。

「チーム議会」として市民と向き合う

2012-07-29 | 日記
27日夜は知多市議会、28日午後は半田市議会のそれぞれ議会報告会が開催され
市民に混ざってわたしも会場にお邪魔いたしました。
知多市は第1回、半田市は第4回の報告会でした。
知多市は初めて開催ということで、議会側も緊張していたと想像されますが、
席は9割がた埋まっていたと見受けられ、
震災がれき問題という関心事もあったわりには参加者は至って大人しく
進行も時間通りに淡々としたものに感じました。
市民の側も、初めてのことで勝手がわからないうちに終わってしまったのかもしれません。
対して半田は、ゆったりと設けられた座席配置でも知多より空席多め。
しかし質問や意見交換となると、活発で時間オーバー気味。
でもさすが4回目、議会からの回答も、投げかけられた意見の分野にあわせてマイクを
まわして得意分野の議員が答えるようにするなど工夫していました。
知多市・半田市とも感じることは多くあり、ポイントポイントで
東浦で開催するとしたらこの点はどうだろう?と重ね合わせたりしていました。
議会報告会でよく心配されるのが、
市民側の発言者が一部の積極的な人に偏ってしまうのではないか、という点です。
運営と司会者の力量がとわれる部分でしょうか。
半田では、「1定例会につき1か所で1回だけでは『報告会ならやっています』という実績づくりだけに思われるが」
という意見も参加者から出ていました。
小中学校の学区ごとの規模での開催を望まれるお声は、先行している各市町の議会報告会でも聞かれ、
その方向で開催方法を変えていかれる例も多いようです。
それと同時に、参加し意見を述べてくださった市民さんが心配しておられるのは、
今日自分が伝えたことがこのあと議会にどのように扱われていくのか という点だと思います。
私が発言した側だったら そうです。
暑い中、わざわざ足を運び、一生懸命言葉にしてくださった「思い」を、聞きっぱなしにしては勿体ないことです。
しかしいずれの議会報告会も、どのような意見でもとにかく耳を傾け、
市民にとって「開かれた議会」たろうとする姿勢は東浦でも見習わなければいけないと考えています。