Mory-Diary2024

近頃はもっぱらキャンプです。

押スベシ!押スベシ!

2008年02月29日 | 建築

こんばんわ。
今日も帰りは日付が変わってからでございます。

今日は、明日、先輩の物件が確認申請を出すので、その書類の作成のお手伝い。

建物を建てるには、一定の規模以上は、特定行政庁か民間の申請機関に届け出をして審査を受けなければなりません。

提出する主な書類は、確認申請書、概要書、工事届、図面と各種認定書などなど。
図面には設計者の氏名、免許番号と捺印が必要なのです。

その中でわたしが一番苦しい作業が、

図面のハンコ押し!

耐震偽装の事件を受け、昨年、建築基準法が改正されました。
みなさんも一度はお耳にされたかと思います。

改正前は一枚の図面に設計者一人の捺印で良かったのですが、今は設計者が何名かいる場合はみなさんの捺印を求められます。
※設計者が何名かいる場合とは、意匠設計者と構造設計者が異なる場合など。細かく言えばいくつかあるのですが、そのお話はまた今度。

今回は一枚に3~4ヶ所押さなければなりません。
枚数は約120枚、部数は3~4部。

これでも、まだ少ないほうなのです。

このスタンプマラソンを完走しなければ今日は帰れません。
朝は、面積が違うと言われ膨大な求積表をチエック。こちらも一度間違えると間違えを発見するのは一苦労。

ウォーリーを探せ状態。

一つずつ確認するのが一番早いのです。
この作業に手間取り、スタンプマラソンをスタートしたのは昼前。
まずは昨日届いた構造図から。

ポン、ポン、ポン!

出だしは好調そのもの。鼻歌交じりで快調に飛ばします。

おっと、お昼だ!弁当を食べよっと!
昼食を済ませリスタート!
 

ポン、ポン、ポン!

構造図が終わり、図面をA4サイズに折ります。

これも意外と大変。なんせ枚数が多いので。

次に出来立てホヤホヤの意匠図に取り掛かります。

ポン、ポン、ポン!

快調に思えたのもつかの間、急に腹痛が襲います。

お昼の弁当に愛を込め過ぎたのか、さもなければ、食あたりか。

とにかくトイレに緊急ピットイン!

ふぅ~、なんとか回復したのでよかったです。

気を取り直して、意匠図を終わらせます。

時間は16時過ぎ、意外と時間が掛かっているな。

もちろん、電話や来客などに対応したり、買出しに出かけたりしていたので仕方がないのですが。

Sマラソンも折り返しを過ぎ、後半戦に突入です。

電気図に取り掛かります。

ポン、ポン。

ペースが落ちているのがわかります。

右腕に違和感があります。

大抵の先発ピッチャーなら、ここでマウンドを降りてリリーフに任せるのでしょうが、我がチームのピッチャーはわたし一人なのです。なにがあっても最後まで投げ抜かなければなりません。

このままでは、予定していた18時からのわたし担当物件の図面が描けない!

急ぐ気持ちとは裏腹にスピードは落ちる一方。

しかも、電気図が終わって、ラスト機械設備図へGO!

と思ったら図面がまだ届いていないとのこと。

時間は19時過ぎ。

ヤバイよ、ヤバイよ!

このままじゃ図面描けないよ。

そこへ所長がやってきてカレーを食べに行かない?とのお誘い。

もちろん断る理由もなく、食事へ。

お腹も満たされ、設備図も届いてラストスパート!

ポン、ポン、ポン!

長い道のりでした。

途中幾度と無く襲うアクシデント!

満身創痍の体にムチを打ってたどり着いた感動のゴール!

結局終わったのが21時過ぎ。

押したハンコの数は1,400近く。

折った図面の枚数は500枚弱。

その後からわたしの物件の図面を描き始めたのでほとんど作業できず。

このままじゃ、自分のが終わらない。

久々に焦ってきた今日この頃。

まぁ、気合でなんとかなるでしょ!


Midnight cooking

2008年02月26日 | 食・レシピ

夜になって雨が降り始めてますね。

最近、買い物に行っていないので食料が少なくなってきました。

毎日、愛を込めた弁当を自分で作って持っていってるのもあります。
弁当の中身は
8割りが米。
残りがおかずです。

おかずは最近はほとんど冷凍食品です。
近ごろは冷凍食品さまのまわりが騒がしいですが、なくては大変困ります。

朝、シャワーを浴びている間にレンジでチン!

なんということでしょう!おかずが一品出来上がっているのです。

ごはんを詰めておかずを詰めれば、ハイお弁当の出来上がり!
時間にしてわずか3分。

まさに「3分クッキング」

忙しい社会人の強い味方!

毎日の献立を考える主婦の力いサポーター!

それが冷凍食品なのです。
素晴らしい!

でも、体に悪いのは困ります。

ですので、最近はきちんと前の晩に作るようにしております。

ミッドナイトクッキング

キッチンに立つ奥様の気持ちを理解するのも建築家へのステップには必要なこと。

どんなに狭い家でも、最低限必要な設備やサイズなどはわかるようになります。

建築家の吉村順三先生は、

「必ず主婦の居られるコーナーを作っているつもりです。主婦が幸福でなければ、いい家庭にならないし、家もよくはならないですね。」

と述べられています。

わたしもその通りだと思います。

普段の生活の中にもたくさん学ぶことは多いのですね。

さて、今晩は何を作ろうかな?

・・・

・・・

・・・

いわしの缶詰がある。

お皿に開ければ 

あら簡単、いわしの煮付けの出来上がり!

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よくあることだと思いたくない

2008年02月25日 | 建築

2月の頭から入った人が辞めました。
一ヵ月に渡って教えていたのでいろいろな思いがありますが、CADは使えるが設計業務未経験では難しかったのも事実です。
長年の勤めていた職場を辞めて、年下から指導されるのは複雑な感じがしますが、仕方のないことです。

どんな理由であれ、建築設計を志したのであれば、全力で指導するのが役目だと思っていました。
用途地域、建蔽率、容積率、斜線制限、壁やサッシの描き方・・・
普通なら学校で教わる様なことを教える日々。
なかなかすぐに理解するのは無理だと分かってはいます。
しかし、仕事である以上頑張って身に付けてもらうしかないのです。
はじめから完璧に出来ることを求めていないのです、仕事に対する熱意をわたしが、少しでも感じれば良かったのですが、残念ながらそれはありませんでした。

そして、先週末、本人から辞めたいと申し出があったそうです。
所長も事務所が忙しいのがわかっていますから、もう少しいてもらうか?とわたしに尋ねられたのですが、断りました。
辞める人を引き止めても、お互いに得られることは多くはないはず。
恐らくわたしの仕事は増えるでしょうが、仕事の効率は上がるので気持ちは複雑です。

やりたい仕事が見つかり、転職をすることは、とても素晴らしいことだと思います。
その気持ちが膨らんでも、年齢や経験などで気持ちを受け止めてくれる職場を探すのは困難な場合が多いですよね。

チャンスはたくさんは訪れないのです。

辞められた方が後に、この選択が良い選択だったと思えるといいのですが。

明日から気持ちを改めてがんばろっと。


戦いの後は

2008年02月24日 | 自転車

今日も天気は大荒れですね。

さすがに今日の出走は危険なため、汚れたアンカー号を掃除することにしました。

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昨日、応急処置を施した前輪をまずはチェック。

タイヤには大きな損傷は無く、パンクの原因はリム打ちかな?と思いました。

でも、段差のないサイクリングロードで起こったからリム打ちは・・・?

まあ、取りあえずチューブに空気を入れて穴を探してみることに。

・・・

穴がない。

チェックのために入れた空気は数時間経ってもパンパンのままです。

えー!そんなー。

確かに昨日は空気が抜けてベコベコになっていたのに。

あんな極寒の中、必死に交換したのに(T_T)

終わったことは仕方ないですが、かなりショックです。

気を取り直して汚れた車体をきれいにし、チェーンも掃除しました。

これで、いつでも出走できます。

よしよし。


白石峠の悲劇

2008年02月23日 | 自転車

案の定、今朝は起きられず、10時前に白石峠に向けて出発。

今朝は暖かいなー。風も南から吹いているみたいだし、快調快調!

時速30キロ後半でも余裕の走り。

いやー、気持ち良いね!最高だね!

いつもの休憩する高坂のコンビニをスルーして峠の最寄のコンビニ「西平のセブン」へ直行。

家から50キロくらいですが、調子もいいのでノンストップでGO!

西平のセブンに到着し補給を済ませ、いざ白石峠へ。

途中、都幾川を眺めながら自転車を走らせます。

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峠の入り口に到着。

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おーっと、いつもと様子が違うぞ?

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なになに、

「通り抜けできません」

・・・

・・・

・・・

ここまで気合を入れて走ってきた青年に突き付けられた現実。

この手書きの文字がわたしに伝えたいのは

「登っても意味ないよ」

でしょう。

チッチッチ、そんなんで今のわたしを止められはしない!

だって、絶対に登るって昨日の晩に決めたから!

行くぞ、アンカー君!

「ポロッポー」

白石峠は始めの2キロくらいが急勾配なので、いつものことですが、帰りたい、止めたいと思うのです。

しかし、我慢し登ります。

すると、

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梅です。

きれいな花を咲かせてたたずんでいます。

疲れた体を癒してくれます。

さらにペダルを漕いで登っていきます。

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相変わらず厳しい道です。

眺めもまずまずです。

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必死に登っていたので忘れてました。

「通り抜けできません」の文字

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本当に通り抜け出来ませんでした。

頂上まで残り200m地点。いつもなら、最後の力を振り絞りゴールするのですが、どうやら願いは届かないようです。

そんながっかりしたわたしとアンカー君を出迎えてくれたお方がいました。

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スノーマンです。

まあ、君に会えたから良かったよ。

そんなこんなで、下山です。

下りでまず感じたのは、このタイヤ「IRCレッドストーム」のグリップ力は凄い!

路面に吸い付く感じがよくわかります。

さすが決戦用タイヤ。耐久性は低いかもしれないが、その分高性能なのね。

安心して下れます。

峠を下って、風向きも北風に変わり、帰りも追い風で高速巡航。時速40キロ台で帰ります。

しかし、東松山辺りで物凄い突風が襲います。砂煙が舞い、視界もなくなってきました。

自転車も振られかなり危険な状況です。

それに追い討ちをかける様にみぞれが降ってきたのです。

極寒の中、体はかなり冷えてしまい、休憩などしたら体が動かなくなると思い、ノンストップで追い風を利用して自宅を目指します。

荒川CRに入るころにはみぞれはやんでいました。しかし、濡れたウエアで寒さは倍増。

苦しい走りを強いられる中、さらなる悲劇が。

前輪に違和感です。

パンクです。

そういえば、吹っ飛んできた木の枝を踏みまくってたからなー。

でも、あれだけ止まるとダメだって言ってたのにー!

緊急ピットインで修理をします。寒さで手が思うように動かないので修理に手間取り15分くらいはストップしていたでしょうか。

体は完全に凍りついていました。

ピットアウトしたのはいいが、なかなかスピードが上がりません。

それでもなんとか家まで戻って来られました。

本日の走行距離は115キロと短いですが、なかなか体験できない気象条件での走行だったので今後の参考になるのて良かったです。

明日はドロドロアンカー君の掃除ですかね。

めでたしめでたし。