Mory-Diary2024

近頃はもっぱらキャンプです。

2.27の出来事

2018年02月27日 | 建築士試験

2/27(tue)61.2kg

今日は朝一で建築士会へ向かう。

”申請頂いた建築士の免許証が出来ましたので取りに来てください”という案内が先週末届いていた。

一日も早く受け取りたかったが、昨日は行けなかったので仕方ない。

かなり前から建築士の免許証は紙の賞状からカードタイプに変わっていて、顔写真とICチップが入っている。

受取りの印を押す名簿に同じ学校の人の名前を見つけてなんだか懐かしくなった。

あの地獄のような日々がもう遠い昔のようだ。

ようやくここまでたどり着いた感じがする。

独学で始めた時は一級建築士なんて超人みたいな人しか成れないと思っていて、自分が有資格者に成れるとは1mmも思わなかったけど、やる気になれば何とかなるもんですね。

常軌を逸した学習時間、パワハラまみれの設計製図の授業、只でさえ高い授業料に加え後から後から止めどなく追加される有料講座、そして8万円という法外な免許の登録料。

これらを胸にこれからも知識と技術の向上に精進いたします。 


2.3の出来事

2018年02月03日 | 建築士試験

2/3(sat)60.7kg

今日も仕事で職場へ。

期限まで残り23日しかないのに、中々進まずこのあと膨大な量の図面を描かないとならないので超ピンチです。

描けば描くほど納まっていないところが発覚するわけで、それに対処していると時間が無くなる。

ただ、今晩は予定があるので定時で帰る。

資格学校のクラスのみんなで合格祝いをしました。

たぶん皆さん相当数の合格祝いの会を経験済みでしょうが、本来このメンバーの集まりが一番最初じゃないのかな(爆)

あの学校の祝賀会後の先生主催の二次会がイレギュラーだったから仕方ないw

今晩は先生はいないので気兼ねなく話せて楽しかったですね。

次は免許証が届いたら集まる感じですかね。

 

帰宅して、届いていたスマホの初期設定をする(深夜1時)。

機種変あるあるですが、LINEの過去のメッセージが全部消えました(爆) 


1.8の出来事

2018年01月08日 | 建築士試験

1/8(mon)祝 60.8kg

成人の日でお休みです。

昨日も出勤するくらい忙しいので本当は仕事に行きたかったけど、夕方から資格学校の祝賀会とやらがあるので休むことにしました(半分ホントで半分ウソです)。

ということで、成人式で賑わうさいたま新都心へ向かう。 

久しぶりに先生をはじめ学校関係の方々に会って合格の喜びを分かち合った。

そして祝賀会の後はクラスのみんなで二次会でまた盛り上がった。

この尋常じゃなく辛い試験勉強は二度とやりたく無いが、辛かったからこそ目標を達成した者同士の宴は最高だった。

皆様のこれからのご活躍をお祈りしております。


建築士試験物語その2

2017年12月26日 | 建築士試験

ここからは今年の試験のお話です。

学校に通い始めてからのことは毎日このブログに書いていたので、細かい話を知りたい方はは建築士試験のタグを追ってください(ろくなことを書いてませんが)。

 

学科の勉強は8月の半ばから始めたので翌年の試験前日までで学習時間は学科で1100時間くらい、設計製図で400時間(学校の授業含む)でした。

そんな学科試験の得点は98点。内訳は、計画17/20、環境設備15/20、法規25/30、構造26/30、施工15/25。

計画は、建築作品が満点だったのが良かった。

環境設備は、得点出来ずにショック。

構造は、6問ある構造計算問題が満点だったのはミラクル。

施工は、難しかったと言われるが自分はそう思わなかった(←強がっても点数は正直)。

100点超えを目指しましたがダメでした。

でも合格点が例年より3点も低い87点だから98+3で101点ということでOK(なわけない)。

  

さて、学校に通うことにしましが、本講義は12月の第一週目からでした。

その前に8月からネット動画で必修項目何とか講座の講義を見ていて、11月の四週目に必修項目何とか講座のテストを受けました。

同じ講義を何度も好きなだけ見られたのですが、覚えが悪いというかやることがこれしかないのでおそらく全講義3回くらいは見たと思います。

いきなり本講義からの受講は、前年の学科試験が45点だった自分には不可能だったので、こんな感じで基礎的な事を一通り自分のペースで学習出来たのは良かったです。

12月から本講義が始まると常軌を逸した量の課題をこなすことになり、完全に消化不良で次週の講義を受けることになり困り果てました。

それでも宿題と予習だけは100%やっていたので、講義の当日の最後にやるテストの成績はいつも良かったです(構造計算除く)。

模試は4回あったけど、3回目までは合格基準点の90点に届かず85点付近を彷徨っていて、絶望感が漂っていたけど、最後の模試で90点を超えて「もしかしたらもしかする」と思った記憶があります。

講義が全て終わった7月はもう新しく頭に入れる事は無くなるので、ひたすら模試と演習問題で間違えた問題だけひたすら解いていました。

もう1週間早く全ての講義が終わってくれると、問題を解く時間が増えるので楽だったのだが...。

学科の本試験当日は体調不良でしたが、これだけ勉強していれば休憩時間に机に伏せてう~う~うなっていても受かりますw

うちの学校に通う人は注意して欲しいのですが、本試験当日そのまま学校へ行って採点し、万が一合格してしまうとそのまま設計製図のガイダンスで何故か怒鳴られ、設計製図へのやる気を確認させられることもあるのでご注意くださいw

試験の疲労に加え、空腹、そしてこの理不尽な事への怒りが湧いてきて合格の喜びなど1mmも味わうこと無く地獄の設計製図に突入します。

  

学科に合格するとすぐに設計製図の講義が始まります。

設計製図はとにかくツラいです。

この世の地獄はここにある。

そんな感じです。

初年度は、2ヶ月と2週間という短い期間で設計製図の課題を6時間半で終わらせる能力を身に着けないといけないので、本当に1日も無駄に出来ないです。

始めは線を引くことすらままならない状態ですが、そこから僅か3週間で2時間30分で図面を描き終える能力を身に着けないとならない訳で、お盆が終わるまでは本当に地獄。

最初は1枚の図面をトレースするのに7,8時間くらい掛かっていたのでですが、今思えば何をしていたのか不明ですw

ちなみにこの時期に筆記用具を買いまくり、いろいろ試していました。

作図能力が身に着いたら、その後すぐにエスキス能力を身に着けないと9月の初めにいきなり模試でパニックになります(確か模試の前に一度だけ6.5時間通しでやる←一回で出来るかよw)。

9月の中頃になるとようやく6時間半で完成出来るようになってきて、真っ暗闇だった所に一筋の光が見える感じになります(自分は)。

ラスト4回は全て6.5時間で完成させられるようになったので本番も何とかなるかな?と思いながら本試験に望めました。

設計製図の本試験当日はなぜか覚醒していて、エスキスが2時間弱で終えたのが良かったですが、記述はパニックに陥って時間が掛かってしまいます。

幸い自分は客室を2層に分けて2階のプランをI型にしたこともあって作図量がやや少なかったのが時間短縮に良かったかもしれません。

ところで今回話題になっていたけど、なんであの課題文を読んで湖と山々が見えない方向に客室を設ける人がいるのか分からないです。

自分からしたら、試験元の解答例にあった湖が見える内風呂付きのスイートルームを東に向けることすら建築的常識からしたらNGだと思うけど...。

設計製図は採点の詳細はわからないので、何が勝因なのかは分かりませんが、とにかく合格したので良かったです。

 

この様に自分は学校に通って合格しました。

おそらくこの長い期間を独学では合格することは不可能だったと思います。

試験へのアプローチの方法は人それぞれだと思いますが、学校に通うのも悪くありません。

講師は分かりませんが、大金を払うので学校の人は皆親切ですしw

ただ、学校は金の亡者なので、やる気が無いで入るとひたすら搾取され続けるだけなので、会社が授業料を出してくれるとか高待遇な条件以外は、本気で合格する気になるまで待った方が良い気がします。

万が一、自分と同じ様な境遇で今日このブログをみて試験勉強を始めようと思った方は、今は思い残すこと無いくらい一生懸命遊んで、来年の試験が終わってから学校に入ってみるのもいいのではないでしょうか。

あっ、自分は見ての通り9年くらい遊んでしまいましたが、くれぐれも遊びすぎには注意してくださいm(_ _)m

おしまい

 


建築士試験物語その1

2017年12月22日 | 建築士試験

一級建築士試験を受け始めてから合格までの道のりを簡単に書きたいと思います。

まずはじめに、これを書くに当たり過去の記録を調べていまして衝撃を受ける。

受験回数は3回(1回目:自転車に乗っていて試験に行かず。2回目:昨年45点/125点。3回目:今年合格)だと思っていたらなんともう一回受けていたことが発覚しました(爆)

2008年(平成20年)まだ学科が4教科の時に受けていたんだ...。

私の記憶から抹消されていたw

こんな記録も残っているってブログって便利ですね。

「この時もっと真面目にやっていたら良かったのに」と言われそうだが、特に後悔もないので別にどうでも良いですかね。

翌年の平成21年から今の試験制度に変わって学科は5科目、設計製図は6時間30分記述付きに変わったのですが、この新試験制度の初期の問題なんて今からしたら優しそうだな(設計製図なんて今はウルトラむずいでしょ)。

ただ、記憶にある2010年の試験当日の記録は残していない。

残したくない後ろめたさがあったのでしょう(芝浦工大が工事中で川越の東京国際大学が試験会場で行くのが面倒くさくて自転車に乗っていた記憶はあります)。

そこから月日が立ち、翌年から真面目に受けようと思いまして、実力を計るために2回目改め3回目の2016年平成28年の試験を受けてみるも、125点満点中45点というショック死寸前の点数を叩き出す。

確か合格基準点に達していた科目は法規のみだったと思う。

◯◯学院と◯◯資格の両方に話を聞きに行ったがどちらの方にも失笑を通り越し同情されましたw

◯◯学院の方の担当のお姉さんのが可愛くて授業料も遥かに安いのでそちらに通おうと思っていましたが、◯◯資格の担当の方に洗脳されてこちらに通うことに決めました。

それが昨年のお盆休み前のことです。

あの時はまさかこんな地獄のような日々が待っているとは夢にも思っていませんでした(白目)

つづく(かも)