さて、今回は帰りのお話です。
無事にホテルでゆっくり休むことが出来たので、めでたしめでたしと思いきや・・・
休みすぎて起きたのが6:00!
普段でしたら、「早起きだね~!」と言いたいところですが、これからさいたままで帰る身としては致命的な時間です。
しかし、過ぎた時間はどうにもならないので、開き直って朝からマッサージチェアーに腰掛けリラックスモード。
いい加減走り始めないとまずいと思い、7:00にホテルを出ます。
取り合えず、明るい直江津港を見たいと思い港へ向かいます。
↑停泊中のフェリー
いつかは佐渡にも行ってみたいなと思いながら港を後にし、本日の走行スタートです。
国道8号はしばらく海岸から離れる為、海岸沿いの県道を走ることにしました。
雰囲気はいいのですが、坂が多い。
朝から20km/h以下で走るなんで先が思いやられます。
しかも、睡魔が本日もわたしを襲います。
いい眺めです。
途中から国道8号に合流し、登坂車線のある坂などをいくつか上り、何とか柏崎まで辿り着きました。
↑みなとまち海浜公園
以前訪れた浜辺に場所を移して・・・
懐かしいです。
この浜は2年前に来た時のままです。
さて、ここまで補給をしてこなかったので、柏崎の駅前にある喫茶店その名も↓
「駅前」さんにてお食事タイム
↑エネルギーになりそうなナポリタンを注文します。
何か懐かしい洋食屋さんのお味です。
お腹がいっぱいになり、すぐにリスタート。
ここからは、国道252号を走り十日町を目指します。
ここからは一度走っている道です。
しかし、満腹お腹で朝から続く眠気も最高潮に(-_-)zzz
段々と道も上り基調になり、速度も20km/hくらいしか出ません。
途中、神社で仮眠をとりますが、あまり変わらず(-_-)zzz
これでは先が思いやられるので、
中山トンネル手前の「月湯女」さんで風呂にでも入ることにします。
風呂に入ってから休憩処で仮眠させてもらうことに。
(-_-)zzz
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
!!!(・_・;)?
眠りすぎました!
何と2時間も寝てしまいました(+o+)
あー、神社の仮眠と入浴タイムを合わせて3時間もロスです。
♪よーく考えよ~ 時間は大事だよ~
まぁ、過ぎた時間は戻りませんので、取り合えず漕ぎながら考えることにします(^_^)
中山トンネルまでは上りが続き、トンネルを抜けると十日町市。
そこにはこんなのぼりがありました。
ツールド妻有に参加された、タマレンジャーの皆さんのブログでお目に掛かったことがあったので覚えておりました。
へ~、この辺りを走っていたのですか。
では、参加出来なかったわたしもちょっと雰囲気だけ味わうことにします。
ほんのちょっとだけ芸術を楽しんで、国道252号から県道49号を通り国道253号へ入ります。
そして、いよいよ信濃川のご登場↓
水量も豊富な立派な川です。
橋を渡ると十日町市街地。
ここで、コンビニで補給をして、また山越えです(T_T)
またまたのんびり走りますが、ここで雨粒がポツリポツリと落ちてきました。
天気は晴れているのに・・・
雨脚は強くならなかったので雨具を着ることなくそのまま走り続けます。
道沿いには雪国ならではのモノが↓
山道の頂上には八箇トンネルがあり、トンネルを抜けると魚沼スカイラインの分岐があります。
眺めが良いらしいので走ろうと決めてはいましたが、途中の爆睡により大きくタイムをロスしたこともあり今回はスキップです(T_T)
ということで、ここから一気に六日町まで下り、再び国道17号に戻って参りました。
時刻は16:00を過ぎ、東京までの距離が道端に出ていますが・・・
シャレにならない距離です(T_T)
まずは、冷静になるためにお腹を満たしましょう↓
「中野屋」さん
この辺りは、へぎそばが名物とのことで、おしながきを見ますが「へぎ」と言う器をお目に掛かれるのは2人前からのようです。
じゃあ、2人前で!
綺麗に盛り付けられております(^_^)
では食べてみましょう。
蕎麦はコシがありとても美味しいです。
長野では蕎麦を食べていなかったのでこの味に飢えておりました。
箸を進めて・・・
↑半分経過
↑完食です。
終盤に掛けて同じ味の繰り返しはちょっとツライ(T_T) 天ぷらでも頼むべきでした。
満腹になり、次なる目的地越後湯沢に向かいます。
↑湯沢の温泉街
すでに街にも明りが灯り始めております。
本当は温泉に浸かりたかったのですが、この後待ち構えている三国峠のことを考えると時間的にも肉体的にもやめた方が良いと判断。
仕方ないので、短時間で湯沢を満喫します↓
笹だんご
お店の方に笹の剥き方のレクチャーを受けます。
「笹はね、細かく裂くのよ。いっぺんに剥こうとしたらお餅が一緒に剥がれちゃうから。」
なるほど。
結局、わたしの餅はお店の方が全部剥いてくれちゃいまして、わたしの笹をむく楽しみが・・・(^_^;)
お土産も買って、峠を前にかなりの重量増です(+o+)
糖分も補給し終え、取り合えず記念撮影↓
横に時計台がありましてチラッと見てみると↓
17:29
もう少し遅い時間なら、ここで泊ろうかとも思いましたが、三国峠ならゆっくり上っても2時間少々で上れるはずです。
三国峠は6%の緩い勾配が続きます。
段々、日も暮れてあっという間に完全に暗闇です。
ライトはもちろん2灯、メインライトは3WのLEDを搭載した「アンタレックスNRX30」 1500カンデラの明るさのライトです。
夜道も明るく照らしてくれます。
とは言っても、街灯一つない区間も長く続きツライ(+o+)
ブルベでは反射のベストは必ず身に付けるようですが、中々用意が出来ず反射のタスキを掛けての走行です。
リヤのリフレクターも2灯で自転車本体にも反射テープをベタベタ貼っております。
これで追突されたら仕方ないな。
走りながらこんなに夜は暗かったのかと思うくらいの闇に孤独を感じます。
あー、この感じ病みつきになりそう(^_^;)
途中こんな標識もあります。
また、嬉しいような泣きたくなるような距離(^_^;)
↑明るいとこはここくらい(トンネル)
夜の苗場は通過していよいよ三国トンネルです。
狭いトンネルを無事クリアして群馬に戻って参りました。
さぁ、闇夜のダウンヒルの始まりです。
幸い群馬県側はカーブのところには街灯があり、かなり走りやすいです。
それでも、怖いので40km/h弱でしか下れず。
無事に峠道を下り終え、猿ヶ京を通過し沼田を目指します。
沼田の手前に月夜野大橋を通りますが、この橋はかなり高い位置に架かっているので、ここからの夜景は最高でした(^_^)
月夜野を通過し20:50沼田で補給を完了し、利根川沿いを下ります。
ここからかなり強い雨が降り始めます。
おー!夜道の下りで雨ですか。
晴れに越したことはありませんが、雨もちょっと嬉しいかも・・・
だってこれを着ていたのだもの↓
モンベル サイクルレインジャケット
ゴアテックスを使った自転車用レインウエアです。
さすが自転車用だけあってバタつきなどはありません。
弾くね~(^_^)
やはり高いだけのことはあります。
新アイテムの性能評価は上々で終わり、渋川に着くころには雨も止んでおりました。
ここから、国道17号は通らずに県道25号高崎渋川線を走ります。
この道は、高崎から渋川へ一直線でつながっており、前橋を経由しないでいいのでかなりのショートカットが出来ます。
高崎に23時前に到着して、ここからは何度も走っている道ですので安全第一でゆっくり走り、翌日3:05にさいたま市の自宅に無事到着したのでした。
2日間の長い旅でしたが、楽しい旅だったと思います。
めでたしめでたし。
おわり