2月の頭から入った人が辞めました。
一ヵ月に渡って教えていたのでいろいろな思いがありますが、CADは使えるが設計業務未経験では難しかったのも事実です。
長年の勤めていた職場を辞めて、年下から指導されるのは複雑な感じがしますが、仕方のないことです。
どんな理由であれ、建築設計を志したのであれば、全力で指導するのが役目だと思っていました。
用途地域、建蔽率、容積率、斜線制限、壁やサッシの描き方・・・
普通なら学校で教わる様なことを教える日々。
なかなかすぐに理解するのは無理だと分かってはいます。
しかし、仕事である以上頑張って身に付けてもらうしかないのです。
はじめから完璧に出来ることを求めていないのです、仕事に対する熱意をわたしが、少しでも感じれば良かったのですが、残念ながらそれはありませんでした。
そして、先週末、本人から辞めたいと申し出があったそうです。
所長も事務所が忙しいのがわかっていますから、もう少しいてもらうか?とわたしに尋ねられたのですが、断りました。
辞める人を引き止めても、お互いに得られることは多くはないはず。
恐らくわたしの仕事は増えるでしょうが、仕事の効率は上がるので気持ちは複雑です。
やりたい仕事が見つかり、転職をすることは、とても素晴らしいことだと思います。
その気持ちが膨らんでも、年齢や経験などで気持ちを受け止めてくれる職場を探すのは困難な場合が多いですよね。
チャンスはたくさんは訪れないのです。
辞められた方が後に、この選択が良い選択だったと思えるといいのですが。
明日から気持ちを改めてがんばろっと。
人間関係を形成しづらい年上なら尚更…
辞めてしまったのは仕方ないでしょうが、一回くらい引き止めても良かったのではないでしょうか?
そんな人から得られるものもあると思います。
次への糧になると思います。
色々あると思いますががんばってください。
俺も始めようかな…
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