ぽかぽか 畑いじり

体験農園とネコとの生活

仙台の津波のあと

2013-12-11 07:43:22 | ダンナの出張編
昨日は、仙台に出張でした。
この前は、はやてに乗ったので、昨日は東京駅からスーパーこまちに乗りました
赤い方の新幹線です。


車内は黄色。
飾りに稲穂が描かれていて、きれいな車内です


仙台市内での仕事は、予想と違って1時間で終了。
その後、人と会いましたが、まだ午前中です
午後からは仙台も大荒れの天気になるという予報だったので、それほど遅くならないようにと思い、仙台東部の海岸線に行きました。
このあたりは、仙台東部道路という高速道路が走っていますが、この高速が土を嵩上げて盛土で作っていたため津波の防波堤になりました。
また、近くの人もこの道路に上がって難を逃れたという話です。
震災後の5月に行った時には、壊れたビニールハウスが続いていました。
当時は、こんな感じでした


場所は違いますが、昨日、行くと整地されただけの土地が続いています。


海岸の方は、津波とその後の塩害でやられたのか、防風林もまばらになっています。


海沿いの道路を走ると、こんな土の壁がところどころ、作られています。


最初は何だろうと思っていましたが、海沿いの道路を仙台東部道路のようにかさ上げする工事のようです。
でも、まだまだ虫食い状態。
地震から1千日が経ち、この工事の始まりは遅かったにしても、完成は何年先になってしまうんだろう、と思ってしまいました。
恐らく、かつて見渡せた海岸沿いの防風林も見えなくなり、住んでいる人にとっても苦渋の選択だと思います。


まだ、撤去されていない住宅も何軒かありました。


コンビニは仮設店舗で開いていました。
恐らく、この地区で建て替えはできないんでしょう。
でも、工事関係者と思われる車両でにぎわっていました。


仙台東部道路を超えて、仙台市内に近づくと刈り取りが終わった水田がありました。
塩害にあわなかった地域では、震災のあとはわかりません。


東京に帰ってくると、再び喧噪の世界
でも、命を大切にしないといけないと思い直しました(N)