神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

2019 9月の山梨 その2

2019-10-08 23:43:09 | 山梨へGO!
10月に入り消費税率が上がりました。居酒屋業は問答無用で10%
ウチも少々価格を改定させていただきました。

それでもワイン🍷 と 日本酒 🍶は価格すえおき! です。

店内のお酒メニュー、実は100%私の手書きでございます。
あれを全部書き換えるの、大変だから
しばらくは、価格そのままで行きます!大部分は価格すえおきですので
どうか今後もご贔屓に〜

あとカード支払いも出来るようになりました。
もうすぐPayPayやスイカとかも使えるようになります


では9月23日に山梨へ行ったレポートです💕

ぶどうを収穫して畑から戻ると、石蔵の前にはいろんな装置が。
そしてコンテナがドンドン積まれていきます。




さて、ここで石蔵とは何なのか? 少々説明いたしましょう。

ルミエールさんの旧名は甲州園といいます。石蔵は明治34年に作られました。
今でこそステンレス製のタンクで醸造していますが、明治時代には勿論ありません。

当時、勝沼に鉄道の駅が出来て大量輸送が可能になり、
ワインも増量すれば、多く売れる可能性が出てきます。
そこで土地の傾斜を利用して、ブロック状に切り出した石を積み重ねてタンクを作りました。
それまでの木桶タンクと比べたら、驚きの大容量!そして丈夫‼︎

現在の主流はステンレス製のタンクで、一時は使われていなかった石蔵ですが
登録有形文化財として勝沼の歴史を伝えるのと合わせて
石蔵の発酵槽を復活させて「石蔵和飲」として商品も生まれたのです。



岩間さんが石蔵の仕組みを模型を使って教えてくれました。



実は

今まで何度か石蔵の仕組みを聞いていましたが、いまいちピンとこなくて
モヤっとしてたけれどこの模型を見て、やっと構造が理解できました!




大きな風呂桶のような石蔵の中に竹で作ったスノコを敷いて、
ぶどうの皮と汁を注ぎ込み、液の上にもスノコをかぶせる。。。感じです。

詳しい説明はルミエールさんのホームページにありますのでご覧ください。
ルミエールHP

続きます
コメント
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