似顔絵

10月末の日曜、中小企業診断士の2次試験がありました。会場は、お茶の水の明治大学。昨年も明治大で、道には地元の商店主の似顔絵が展示してありました。今年も、同様でした。地元の祭りの一環です。

似顔絵を描くのは、地元の美術学校の学生さん。商店主の写真も添えてあり、似ているか否かは一目瞭然です。通行人が採点者となってシールを貼るのでしょう。10個程度のものもあれば、100個ほど集めているものもありました。似顔絵には、特徴を捉え強調する、という技が必須。ウマイものは、素人の僕が見てもやはりウマイと感じました。

帰路の御茶ノ水駅では、学生風の人が数名立ち、あしなが学生募金をしていました。聞くと、春と秋、年に2回、募金をしていて、その場にいた5人のうち2人が遺児だそうです。あと3人はボランティアとのことでした。飲兵衛だったとはいえ両親ともいる自分は、本当に幸せだったのだと思います。財布内の小銭全部を募金しました。

試験は、人事は尽くしました。天命を待つだけです。