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3回目のエバポレーター洗浄除菌施工(14年1ヶ月・100,091km)


東京オフィスから車を引き揚げる際に
「エアコンから酸っぱい臭いがする」
との報告を受けていたので、
正規ディーラーの門を叩きました。

この車は過去に2回、

8年4ヶ月 75,776km 2017年7月
10年1ヶ月 82,075km 2019年5月

エアコンのエバポレーター洗浄を受けていますが

12年5ヶ月 92,043km 2021年8月

にエアコンの故障でエバポレーターを
全交換していますので、今回が初めての
洗浄になります。
数字的には2年に1回の施工になるようです。

家庭用のエアコンもそうですが、
車のエアコンはもっとも過酷な場所で使われており
最近は高性能なエアコンフィルターなどが
密閉度合いを強くしてしまい、
昔のエアコンやクーラーよりカビの繁殖を
増やしてしまうようです。
また、内気循環という大変ありがたい装備が
逆にカビの繁殖を増やしてしまう現状もあるのだとか。



最近の家庭用エアコンでは、それを防ぐ装置や、
エアコンを切ってもヒーターを掛けて
エバポレーターのカビを繁殖させないシステムが
付いて居ますが、
一般車にはそのような装備はありませんので
酸っぱい臭いが繁殖してしまうようです。

世の中には丁寧な人も居て、
目的地到着15分前からエアコン(冷風)を切り
ヒーターを掛けるツワモノも居ますが、
オーナー以外の住人には、堪ったもんじゃないでしょう。

この臭い対応は中々大変なようで、
シャープのプラズマクラスターを
エアコン内部に装着した国産車もありますが、
それでも完璧にはならないようです。
そして臭いを匂いで消すというカーアロマが
売れてしまうのです。

そんな時には、匂いで胡麻化さず
プロの洗浄が一番。
今回も、購入店であるフォルクスワーゲン港北に
助けを仰ぎました。

使う部品は、フォルクスワーゲン純正の
専用液剤。品番は
J00JA7A01
という物。「J」という品番から察するに
日本で企画開発された国内純正品のようです。



使用する工具は、ドイツから供給されている
専用の噴霧器。



<作業工程>
※下記は、フォルクスワーゲン港北提供画像

ゴルフ5の場合、助手席下の薄いカヴァーを外し
エアコンフィルターカヴァーを外した後、
フィルターを外します。







専用噴霧器に、薬剤1リッターを入れて
これをエアコンフィルターが装着されていた
穴から挿入し、エバポレーターの隅々まで
手で上下させて、確実に洗浄します。





下からは、汚れた洗浄液が流れて来ます。



新しいフィルターを入れて、
エアコンを作動させ、ヒーターを掛けたりして
乾燥させて、終了です。



こちらが2年と8,000km交換しなかった
エアコンフィルター。中々の汚れ具合です。
見えないカビも多く繁殖している事でしょう。



一連の作業は、1時間半程度。
フリードリンクを飲んで、
メールやLINEを確認して
最新のフォルクスワーゲン触れたりして居たら
終了している感覚です。

金額は、施工&薬剤だけで約14,000円
(フィルター代金込みで約21,000円)ですが、
施工後の臭いの無い車内、
見えないウイルスの撃退を考えると
妥当価格だと思います。

さて、以前の洗浄剤より、レベルアップしたようで
施工後、直ぐに乗車しても薬剤の匂いがしなくなりました。
明らかに消えた、鼻の奥で感じる不快な臭い。

オーナーだけでなく、
大切な家族やペットの事を考えたら
忖度無しで、僕は多くの皆さんにお勧めしたい
整備メニューです。
もちろん、エアコンフィルターの同時交換も忘れずに!



<施工工場>
Volkswagen港北(VJS系列)
〒224-0045 神奈川県横浜市都筑区東方町418
TEL : 045-470-9911

<作業画像提供>
Volkswagen港北
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