フォルクスワーゲン・アウディーを中心に車に魅せられた中澤寛のホンネワールド!
僕の心の中をちょっと見せちゃう?!
横浜のノンビリ社長ブログ---My private time(Blog)
エバポレーター洗浄除菌施工(8年4ヶ月・75,776km)

僕が子供の頃から自動車のクーラーやエアコンから出る
嫌な臭いを消すスプレーがありました。
今でも自動車用品店で見かけるアレは、助手席の足元にスプレーを
噴射したままにして内気循環をさせる古典的なタイプ。
ここ10年は、直接ドレインホースから泡を吹きつける
(吹き上げるの近い感覚)製品も試してみました。
まだ日本に正規輸入される前の自動車用ファブリーズも
ドン・キホーテで売っていて、結構使いましたね。
しかし結果はいつも同じ。
最初は添加された香りで胡麻化されるものの、エバポレーター本体、
それも吸気する方に直接たっぷりと溶剤を吹きかけないと、
臭いの原因であるカビや外気からの汚れが取れないのです。
また僕が長年
「エアコンフィルターから酸っぱい臭いが出て来たらフィルター交換」
という”酸っぱい”が、エバポレーターに付いたカビなどの臭いが
フィルターに移って発生すると聞いて、正規ディーラーの推奨する
「エバポレーター洗浄・除菌作業」を頼むことにしました。

「テレビなどでご家庭のエアコンをプロが清掃する映像がありますよね。
あれを車のエアコンで行うのです」
とは、サービスアドバイザー氏とメカニック氏のご説明。

先ずは”酸っぱい臭いが時々する”古いエアフィルターを外します。

毎度のようにゴミは下の方に溜まります。
目視できる物はこれだけですが、花粉なども多く入っているそうです。

エアコンフィルターの開口部から・・・

先端に4個の穴が開いた棒から液剤を1リットル噴射させ、
汚れを落とします。

比較的構造の簡単なゴルフ5は楽に作業が出来るものの、
同じシャシーのゴルフ6、そしてMQBシャシーのゴルフ7だと
奥まっていて、結構大変だそうです。

溶剤の入ったボトルはドイツ製。
ドイツ本社から送られてきた純正工具です。

撮影の為に、屋外で作業して頂いたので、
薬剤が地面に流れ出るのを見る事が出来ました。

段々しみ出して来ます。
色は透明に近く、目視できる汚れは少ないものの、
この液体の中には多くの花粉やバクテリアが潜んでいるのかも・・・。

エアコンに新しいフィルターを装着して、
エアコンを「強」で回して、エバポレーターに汗をかかせて
ドレインから水がもっと出るようにさせて完了です。
因みに最近のエアコンフィルターは松竹梅の3種類あります。
今回は中間の「活性炭入りエアコンフィルター」をチョイス。

どんどん出て来るエアコンの水。
同時に、エアコンから出る嫌な臭いは消え去りました。
ただ日本の気候だと、除菌効果が何年も保つモノではなく、
最低年に1回は行わないと臭いは段々再発するようです。
定期点検の際に行うと忘れずに良いですが、
僕としては、今の時期のように湿度の高い時にあえて行うと
より効果が大きい気がします。
今回、エアコンフィルターを持ち込んだので13,000円程度の出費
で終わりました。
もし個人で作業すると想定してみましょう。
ホームセンターで売っている家庭用エアコンクリーナーでは
薬剤を噴射する圧力が弱く、運よくエバポレーターに届いても、
汚れを落とす作用までは行かないでしょうし、
これがもっと古いタイプの車だと、頑固な汚れも多く、余計に大変そうです。
そう考えると、雑誌を読みながらドリンクを飲み終える前に作業が終わる
時短と価格は、適正のような気がします。
あとは消臭がどれくらい継続できるのか、今後が楽しみです。
<作業工場>
Volkswagen港北(VJS系列)
〒224-0045 神奈川県横浜市都筑区東方町418
TEL : 045-470-9911
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