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深夜のオフミ 2000E/16(88年式)  #2

普通なら挨拶とか、愛車自慢が始まるのがオフミーティングの醍醐味。
時には相手の素性が分かるまで無口な事だってある。
しかし、このミーティングは全然違った。
お互いがお互いの車を鑑賞していると思いきや、違いを見つけて、謎解きを始めるのだ。
言葉が悪いが、まるで犬がお互いのお尻の臭いを嗅いで、確認し合っているみたい
なのだ(お二人共、表現が悪くてごめんなさい)。
なんだか居場所が無いマニア中澤君(笑)。

さてこの2台、当ブログでは分かり易いように「下3桁」を表示してありますが、
車体番号(生産番号)的には、約1000番台の開きがあります。もちろんI氏の
モデルの方が1000台前に生産されたモデルになります。同じ88年式でもI氏の
820番は、前期モデルとの移行期間を感じるモデルでもありました。

3人で見ていると、石口メカが言われた通り、基本のエンジン用配管などの
取り回しなどは同じでも、細かいパーツが違ったり、それに付随する配線や配管は
全然違っていたりして驚きます。

以前、ヤナセの関係者が語っていた話によれば、

「正規輸入当時は、イレギュラーなモデルが混じっていて大変でした。
色など大幅な違いが無い限り、全て横浜PDIで、他のモデルと同じ物に付け替える
作業を行ったんですよ。日本仕様にするって言うのは、販売(営業)さんだけでなく
将来的な修理の際に、地方のお店でも応急処置が出来るように、統一していたんです。」

という話もある訳だから、当時の西ドイツ本社工場での生産体制は、そこに
その部品が適合すれば、多少形が違っても、取り付けて出荷していたようだ。
これはフォルクスワーゲンだけでなく、BMWなどのドイツ車でも同じ話を聞きますね。

とにかく興味深い2台。
ここでその一部を紹介しましょう。
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