220TE にATコーティング

8月中旬にエンジンコーティングして頂いたK様。
無料点検と同時に、オートマチックトランスミッションにも
コーティングを依頼して下さいました。
10月は多忙で、2週間以上もお待ち頂いてしまい、申し訳ない限りです。



ウチにいらして、駐車される際から、
マフラーから心地良い低音が響いて
まるで新車時のような安定感。
K氏の愛情が行き届いているのが良く分かります。
もう、何もすることはありませんが、気持ちスムーズにしたくて
数十㏄の上澄み液を注入。　僅かに軽くなったと思います。



肝心のオートマ。
最近オーバーホールもされていますので、調子が良いので
予防的措置としてコーティングをします。
今回は約30㏄を投入。
何でも入れ過ぎは禁物ですので、この量で充分です。

直ぐに止まったままシフトすると、
コーティング材を入れない時よりも
多少「ゴクッ」というシフトショックが強めに現れます。
これは反応が良くなった証拠。
5分も走れば、ショックは小さくなり、車に十分馴染むでしょう。

シフトの付きが良くなるという事は、
弱っている場所には負荷が掛かりますので、
今後、コンパニオンプレートの寿命なども
視野に入れて頂きたいですが、
このお車はまだ大丈夫だと思われます。



古い車を元気にさせる事は嬉しいけど、
次のトラブルに対する予見も必要なので
なかなか難しいお仕事でもあります。
細かい所までご理解いただいたK氏に感謝。
ご利用いただきありがとうございました。

それにしても124型メルセデス、いいなぁ。

＜撮影協力＞
K氏（川崎市在住）　1992年式220TE