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190E (24年 17万9200㎞) LEDフォグ装着


いつも初心に戻してくれる
”ちょっとオールド”なメルセデス。
今年で製造開始から満30年が経過したW201こと190シリーズですので
ドイツでは節税対策やヒストリカルナンバー(末尾がH)が装着出来ます。
これにより「ヤングタイマー」として認識され、
オールドカーのイベントにも堂々と出場出来るのです。
しかし、1982年式の製造量は大変少なく、
一説には最終試作車や試乗車のみという話もあるくらいです。
ともかく来年は確実にオールドタイマー認定車両が、
多くの欧米イベントに出て来るでしょう。

ちなみに後期型初期の我が家のモデルは、
表題通りまだ24歳。
認定まで6年ですね。

【ライトの事】
いつもは高齢の母が買い物に使っていますので、
昼間のみの走行ですが、デパートの立体駐車場や
地下駐車場では確実にライトを使います。
健康ですが、目の衰えはある筈。
今まで後付けHIDなどを試したものの、
フィット感が悪く、オリジナルを崩してしまうのも
問題ですから、結局元に戻してしった次第です。

今回気になったのは、最近流行のLEDタイプのフォグ。
僕が気に入っている米国Cree社のチップを使った
H3タイプを手に入れました。

先端にはLEDが1個。
サイドには4か所の計5LED。

Cree社のLEDも
「XR-Q5」→「XP-R5」→「XB-D5」
と進化しており、今回は最新の「XB-D5」を
5個使った15Wを購入しました。
米国製Creeとはいう物の、製品のアッセンブリーは中国。
全く不安が無い訳ではありません。
LEDはエコで放熱が少ないと思われガチですが、
結構放熱しますね。

【取付前に】
購入した製品はH3対応製品だったものの、
最新の反射板でレンズカットするモデルに対応しており
190のようなオールドタイプのガラスレンズカット物には
対応して居ませんでした。(これはメーカーの責任ではない)
その為、光の拡散を防ぐシールド(黒いカバー)を外す必要が出て来ました。
この段階で、既に光の拡散が設計通りに行われない事を承知しつつ、
作業続行です。
まずはヘッドライトを分解します。

ヘッドライト下部の化粧パネルやウインカーを外します。
ここからは今の車ではあり得ない、
ヘッドライト内部の清掃を開始。
当時のメルセデスオーナーには懐かしい作業です。
(定期点検時に行うオーナーが多かった)

撮影時のスモールは単なる3チップLED(9連)を装着。
その後、サムソン製5630SMDタイプのLEDに交換しました。
BA9s(G14)タイプの電球を使う車が少なくなり、
最新のCree製はなかなか見つからないですね。

僕が長年愛用する帝人製のあっちこっち布巾には
こんなに汚れが。
レンズ内はあちこちが劣化していて、
今後パーツの割れなどで配光に問題が出てきた場合には
アッセンブリー交換になる事を再確認。
ちなみに、ヘッドライトがバラせないタイプは、
石鹸水を入れて、シェイクを繰り返して、
完全に乾くまで乾燥させればOKです。
この方が、内部のメッキを傷めない車もあります。
注※:作業にはリスクが伴います!

【H3型LED装着】

この黒い帽子を外します。
でないと、LEDは長すぎて入りません。

無事装着終了。
ヘッドライトが青く光るのは、
電球が青いモデルになっているから。
ドンキホーテで2個1000円のH4バルブは結構使えます。

昨年BS日テレに出演する前に、
化粧直ししたウインカー。
その周りも丁寧に清掃。

こちらが比較画像。
メインのH4ヘッドライトは、
上記通り、既製品の電球タイプを使用しています。

全く問題無く光るのですが、
やはり配光は広がり過ぎて、
その効果としては何とも言えないのが実情です。
(明らかに電球より明るいのですが)
嬉しいのは、55Wから15Wになり、
バッテリーの負担が明らかに少なくなった事でしょう。

さて、80年代系のモデルだと
電球タイプの方が雰囲気が出ますね。
安全を考えると最新が良いんですけど、
この辺は個人の見解が大きいのでしょう。
ただ、デイライト代わりに
フォグライトを点灯して走るという事を考えると、
今回の方式は、正解の一つではないかと思われます。
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