goo

アライメント調整

【88,900km+63,800km=152,700km】
一般的に風のある時に、高速道路などを
ミニバンなどの背の高い車で運転していると
横風に押されてしまい、真っ直ぐ走るのに苦労して、
時には軽く舵角を当てたまま走る事がありますね。
しかしT4は、FFなのでそういった状況には強く、
特にフロントの重いVR6エンジンだと結構楽チンなんです。

しかし、ここ最近は無風時でも走行中に、
何となく左に寄る感触がありました。
実際にステアリングを右に15°くらい傾けながらでないと
高速で直進しない路面も・・・。
(肩こります)

空気圧を左側フロントだけ0.2ぐらい増やして運転したり、
タイアを交換して様子を見てみましたが、
アライメントを疑うようになりました。

これとは別に、車を真後ろから見ると、
左側に傾いで居るのも感じていました。
その角度、日に日に強くなる気が・・・。

11年と15万キロという走行距離に、
左側だけのスライドドアという事を考えれば、
ボディーの捻じれをも考えなくてはいけません。
(ドイツ人いわく50万キロ走れるそうですが)
ミスリル塗装で多少の捻じれを直しているとはいえ、
内装を全部剥がして行っていませんので、
経年変化も視野に入れないといけません。

先週末、病み上がりで運転したら
「こんな調子だったっけ?」
と強く疑問に思い、昨日はアブソリュートさんにご相談しました。



僕の症状を聞いたメカさんは、
いくつかの症状や解決方法を考えて下さいましたが、

「まずは右前の車高を下げて様子を見る」

という初歩的な作業を行って下さいました。

T4は、フロントのサスペンションがトーションバーですので
簡単に車高を変えられます。
カッコ良く言えば車高調標準装備なんですけど(笑)
これを利用して、左後ろを上げる代わりに、
対角線上にある右フロントの車高を調整させるのです。
初歩的とはいえ、この調整は”カン”が重要ですので結構大変です。

ちなみに本格的な整備をしたいなら、
次回ショックアブソーバー交換時期に
スプリングに付いている純正ゴムの交換が効果的なようです。



画像はカラヴェルちゃんの足回り。
前後ショックはビルシュタインのショートを採用し、
リアはザックスのショートスプリングになっています。
普段は誰にも気付かれない車高なのに、
VGJ豊橋本社では関係者から一発で指摘された過去が・・・(笑)


【作業後】
約10㎜左に下がっていたリアの車高は4㎜まで減少。
空気圧調整(何故かそうとう狂っていたらしい)も行ったら、
荒れている横羽線でもアームレストに肘をかけながら
安定して走行出来るようになりました。
あとは、空気調整を自分の好きなタイプに行って、
タイアが適度に消耗して来たら、馴染んで来るでしょう。

本当は、いつも後ろに100kgぐらいの荷物が乗っていたら
もっとスムーズな乗り心地とハンドリングになるんでしょうけど。
同じ車でも、商用車は商用車なりに奥が深いですね!
整備して下さったアヴさんにはいつも感謝。



こちらはアヴさんで販売されている大変レアな
T4bシンクロのキャンパー(150万)と
一緒に写っているのは、初めてお会いした黒ピレリ。
オーナー様と長らくお話をしたのに、
お名前を聞くのを失念してしまいました。
(ごめんなさい)
いつかイベント等でお会い出来れば幸いです。


<作業工場>
株式会社アブソリュート
Absolute Inc.
RWR(川西屋)
230-0033 神奈川県横浜市鶴見区朝日町2-72
Tel: 045 500 6610
Email: info@yokohama-absolute.jp


ドイツ直輸入物の997 GT3 RS。
車内は新車の匂いでプンプンでしたが、中古車だそうです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 深夜の集まり 街で見かけた... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。