うこんは「肝臓にいい」。向こうの言葉では、ターメリック。
それぐらいは知っている。。
でも。深く考えたことのある人は少ないのではないでしょうか?
何でこんなことを言い出すのかといえば、、、。
昨日、みゅうみゅうの家の近くのインドレストラン【RAJA】のオーナー【ハッサン】が、
「ウコンとターメリックはイコールではないんですよ。」と言うではありませんか?
「??????????????」「何?違うの?」
そこで、みゅうみゅうは調べてみました。
(このレストランで、味見もさせてもらった。全く違かった。。。)
そしたら、色々と間違った解釈をしていたことが判明。
ほ~~~~。。そ~なってたのね~~~。
≪うこん≫
ショウガ科ウコン属に属する多年草植物。
世界にはさまざまな種類のうこんがあります。
中国では約20種類。インドネシアでは2~30種類。
寒さに弱いため、
日本では沖縄県と鹿児島県のごく一部をのぞいて自生。
原産地・インド⇒中国(唐時代)⇒日本(室町時代以前)と伝来しました。
英語名は<Turmcric(ターメリック)>ですが、
実はこのターメリックと呼ばれるうこんは、うこんのごく一部を指します。
日本でゆー、7月から8月に花を咲かせる【秋ウコン】がそれ。
食用(カレー粉やたくあんなどの着色料の原料)として使われるほか、
衣服の染料などにも利用されています。
中身は濃い橙色・オレンジ色で、苦味もほとんどありません。
逆に、日本のスーパーとかで普通に販売されている
黄色いうこんは、【春ウコン】。
4月から5月にピンク色の花を咲かせます。
外側が白っぽく切ると切り口は黄色をしています。
こちらは、<ターメリック>とは言いません。<クルクマ>といいます。
こちらは、苦味があります。
もう一つ日本で有名なのは【紫ウコン】。
ガジュツとも言い、ショウガ科クルクマ属の植物。
ガジュツは、見た目ウコンとはあまり変わらないのですが、
輪切りにしてみると、切り口は紫色をしています。
黄色い色素成分であるクルクミンが含まれていないのです。
これは<ホワイトターメリック>と呼ばれています。
ちなみに、肝臓に良いのは橙色の【秋ウコン】。
(効能:肝臓の機能の向上、二日酔い防止、
アルコール内の有害物質をすばやく処理。)
黄色いうこんは胃に良い【春ウコン】。
(効能:出すぎる胃酸の分泌をおさえる。胃炎・胃潰瘍の胃腸障害の改善。)
あまり見ない【紫ウコン】は、ダイエット効果が。
(効能:ダイエット効果のほか、100種類以上の健康成分がある。)
それぞれこんなに違うんですね。
また、、「日本で売られているうこんは、まだ赤ちゃんです。」
「インドはもっと大人になってから使います。大人のうこんの方が香ばしい。」
んだそうですよ。。。
へ~~~~~。知ってました?