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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

秋の富士山北麓の茸拾い3

2010年10月19日 21時19分13秒 | いろいろ
 16日、富士山北麓(標高1120m辺)の山の家の廻りの林道を三週続けて散策しました。天候は晴れ外気温は夜間8度・昼間15℃ですが雲が富士山を覆っています。時たま雲の切れ目から山頂が見えます。積雪は少ないようです。からまつ・ぶな・いぬぶな・かえで・・・はほんおりと黄ばんできましたが紅葉は未だです。。やまぶどう・どうだんつつじ・・・は赤く紅葉しています。枯葉が林・林道を覆い始めました。美しい全面紅葉は例年10月末頃です。
 
 
 標高1120m辺の茸はそろそろ終わりです。例年10月末頃になりからまつが黄色く紅葉した葉を落として林・林道をじゅうたんのように覆い隠すと茸のシーズンが終わります。
 かみさんは相変わらず食べて美味しいはたけしめじ・はないぐち・おしろいしめじ・・・といった茸を採りまくっています。写真のはたけしめじは小さい株ですが、たまに一株2~3Kgのものが採れるとたいへんなことになります。
 
 
 私は茸は捜してかみさんに位置を告げるだけで、二輪が寄り添って咲くのこんぎく、青が何とも言えないくらい綺麗なりんどう、嫌なひっつきむし(なかなか取れず油っこいちぢみざさ・簡単に取れるみずひきそうの種子)、かみさんは採らないすぎひらたけ・きなめつむたけ・・・、ゆきむし(あぶらむしの変異)といった花・虫・茸・・・の写真を撮りまくっています。
 
 
 
 
 
 
 気温が下がって夜は寒くなりました。ほっとかーぺっと・やぐらごたつを使い始め、夜具を寝る前に布団乾燥機で暖めています。11月になればすとーぶを出したり、水廻りの凍結防止水抜・止水といったことが必要になります。


秋の富士山北麓の茸拾い2

2010年10月09日 16時32分25秒 | いろいろ
 8日、富士山北麓(標高1120m辺)の山の家の廻りの林道を散策しました。天候は晴れですが雲が沢山出ています(今、川崎の町の家では雨が降っています)。外気温は夜間10度・昼間15℃です。室内気温は最低最高温度計を一月初めにリセットしていますが最低-6℃・最高26℃でした。木々はほんのりと黄ばんだようにも見えますが、8℃を切らないと紅葉にはならないようで、からまつ・ぶな・かえで・・・は緑の葉を付けています。山頂は厚く雲が纏わりついてしばらく見えていませんが真っ白だと思います。山頂の気温は計算値では最高気温が-1℃(15℃-((3776m-1120m)÷100×-0.6℃→-16℃)ですね(山頂測候所が無くなってからは夏場以外の実測値が発表されていません?)。
 
 
 今年は茸の期間が短そうです。たまごたけ・ならたけ(大発生)・はたけしめじ・おしろいしめじ・はないぐち(少ない)・しもふりしめじ(10月末)・むらさきしめじ(10月末)・・・が同時期に出ています。ちゃなめつむたけ(10月中)・きぬめりがさ(10月末)は見かけません。はたけしめじはあちらこちらに出ていますが、目をこらして良く捜さないと見つけられません。
 
 
 のこんぎく・りんどう(咲き始め)・とりかぶと・・・が咲いています。良い香りがするさらしましょうま・げんのしょうこ(白花)・・・はそろそろ終わりです。のこんぎくはあちらこちらで一斉に満開となりとても綺麗です。
 
 はじけて落ちているやまぐりを沢山拾いました。斜面を這っているやまぶどうをたくさん採りました。かみさんが料理したくりごはん・きのこ汁は香りが良くてとても美味しかったです。やまぶどうはジャムにしますが、真っ赤なとても良い色の美味しいものができると思います。


秋の新治とロマンチック街道

2010年10月05日 23時24分24秒 | 散策遊行
 3日、埼玉の狭山で法事に出席した後、かみさんんと群馬の新治(みなかみ町)に行きました。15時前に着いてとにかく良い温泉に入ろうということで、湯がとても澄んでいる遊神館温泉でゆったりと心身を休めました。写真はデジカメを持ってくるのを忘れたので携帯で撮っています(色が悪いです)。
 4日は早朝6時に宿周辺(標高550m)を散策しました。西に新治駒ケ岳(高畠山、1143m)が見えます。曇り空です。こすもすがそろそろ終わりです。稲刈りが済んで稲穂を乾しています。町おこしで旧三国街道の須川宿がたくみの里として再現されています。
 
 
 
 
 朝食を早めに済ませて8時過ぎに、初めてロマンチック街道(R120)経由で栃木の宇都宮に向かいました。かみさんは道の駅毎に旬の野菜・果物を安い安いと買いまくっています。沼田は尾瀬観光客目当ての食事処が沢山ありました。沼田を過ぎた辺りから濃霧・雨となりました。道路は広くて良いのですが霧が濃く雨で、土砂崩れの補修工事で、車の運転は厳しい状況です。紅葉シーズンは渋滞するようですが今日は走っている車がほとんどありません。片品川の有名な吹割の滝は砂岩で両岸が切り立って水で浸食されたなかなかのものでした。産直販売店がきれいな秋の収穫のデコレーションをして客を待ち構えています。丸沼(1432m)は釣雑誌に良く出てくるような絵に描いた霧に霞む紅葉(はしり)のレイクフィッシングサイトでした。金精峠(2024m、道路は1843m)をトンネルで越え日光に出ますが雨が降り続き散策をする状況ではありませんでした。戦場ヶ原は想像していたよりも狭い湿原でした。男体山(2398m)の山腹に点々と黄色い紅葉が綺麗に見えます。男体山登山口の二荒山神社に寄り参拝しました。
 
 
 
 
 華厳の滝横を通過し、第一いろは坂を下り、東照宮横を通過し、日光街道(R119)の杉並木が続く中を宇都宮に向かいます。かみさんのリクエストで16時前に宇都宮ぎょうざを東武宇都宮駅の近くの専門店で月曜メニュー12種類から4種類を選んでたらふく食べました。後、17時に宇都宮を出て川崎の町の家に19時過ぎに帰りました。けっこうハードな590Kmのドライブでした。


初秋の富士山北麓の茸拾い

2010年10月01日 23時27分16秒 | いろいろ
 1日、富士山北麓(標高1120m辺)の山の家の廻りの林道を昼間でも薄暗い気温13℃の濃霧の中を散策しました。前日の夕方は雨で、途中で藤野やまなみ温泉で体を癒し温めてから来たのですが、22時で気温12℃で肌寒くホットカーペットで暖をとりました。富士山頂は霧で全く見えませんが今年は9月25日に初冠雪したそうで、今週の荒空模様で真っ白になっていると思います。
 
 林道の周りには初秋の花が咲いています。げんのしょうこ(白花)、良い匂いのするさらしなしょうまはそろそえろ終わりで。うばゆりが大きな種胞をつけています。ほととぎすが咲き始めています。りんどうが花芽をつけています。
 のこんぎくは雨に打たれて花びらが色落ちして落下しそうになっています。
 
 ひっつき虫のみずひきが咲き乱れています。みずひきは葉に人の目のような模様があり花が咲かなくても葉を見れば直ぐに分かります。
 
 林道に栗の毬が落ちていると辺りを捜して弾けた香りの良い栗を拾います。
 
 林道の周りのからまつやみずぶな(みずのき)林の中を目を凝らして見ますと茸があっちこっちに顔を出しており美味しく食べれるものを拾います。
 そばの出汁にすると美味しいならたけはそろそろ終わりのようですが、今年は沢山出ていて、かみさんは若いものを沢山採っています。
 
 
 おにおんすーぷにすると美味しいたまごたけが出ています。例年はもっと早く出るのですが今年は遅れているようです。
 
 
 はたけしめじ・はないぐち・・・は未だ少し早いようです。美味しくはありませんがもりのかれはたけ・・・が菌輪状に沢山顔を出しています。上を見上げると熟したやまぶどうの房・あけびの実胞が見えます。富士山スバルラインの道端には数十台の車が駐車して、周りの赤松林でまったけを捜して採っています。富士山は周囲が100Km超もある大きな山ですから、茸採りの人達は自身の畑(茸採場)を持っているようで毎年楽しみにして通っているようです。
 大自然の清清しい中を散策するだけでも心身ともに気持ち良いものですが、美味しいものを拾える実益があると自然と顔がほころんできます。