春の訪れと釣行できない日々２

　先週に続き１６～１７日と富士山北麓の山の家にかみさんと行っていました。二人とも桜で有名な伊那の高遠城址公園（開花予想が１７日が満開）に初めて花見に行く予定で、インターネットの情報では未だ蕾の状態とありましたし天気予報も曇り時々雨と良くなかったのですが、それでも行ってきました。町の家から道志道、富士パノラマライン、甲府精進道、甲州街道、杖突街道と標高５０～１２００ｍ辺りの桜を見ながらの往復４７０Ｋｍのドライブでした。

　川崎の町の家（標高１２５ｍ）辺りの桜の花はかなり散っています。やまぶき・かいどう・もも・ゆきやなぎ・・・かんとうたんぽぽ・しろばなたんぽぽ・・・が咲いています。
　城山ダム（津久井湖、標高１３５ｍ）辺りは満開でちらほら散っています。公園の花壇がとても綺麗です。行きませんでしたが城山（標高３７５ｍ）の散策が手軽でいろんな花が見れて良さそうです。
　
　
　青根・両国橋（標高３５０ｍ）辺りは満開直前です。神地（標高７００ｍ、道志川傍、道志道の駅）辺りは未だ固い蕾です。山伏峠（標高１１００ｍ）～ままの森（山中湖、標高１０１８ｍ）辺りは晩冬景色で未だ蕾の気配もありません。富士山北麓の山の家（標高１１２３ｍ）辺りは晩冬景色で未だ蕾の気配も全く無くて今年の開花は５月初めの連休前になりそうと思います（例年なら４月中旬に開花）。今年はそめいよしの、ふじざくら（まめざくら）、みつばつつじ・・・が同時に咲くようになると思います。夜の気温は氷点下にはなりませんが今日も４℃でした。
　
　翌朝３時に山の家を出発して高遠に行きました。穴山橋（標高４５０ｍ、韮崎）辺りで明るくなってきました。天気は快晴で甲斐駒ケ岳が真っ白に綺麗に見えました。桜は満開でした。通行車両がほとんど無い甲州街道を快調に法定速度（５０～６０Ｋｍ／Ｈ）の２０％増しでドライブして、中河原（茅野）で杖突街道に入り曲がりくねった杖突峠（１２３０ｍ）を越えて高遠の臨時第３駐車場（標高７５９ｍ、藤沢川傍、無料、高遠中学校庭）に６時過ぎに着きました。藤沢川辺・蓮華寺（絵島：江戸城大奥での絵島と生島の悲恋物語の墓がある）・・・を散策して高遠城址（標高８００ｍ）に行きました。藤沢川辺はちらほら咲いていた（下写真）のですが、高遠城址は蕾（全く咲いていない）でした（上写真）。開花まではもう２～３日かと思います。日陰では福寿草が咲いていました。夜にＮＨＫの歌謡ショーでライブ中継をやるとのことで桜雲橋辺りで準備をしていましたが、咲いていないし天気が下り坂だしどうするのかと思いました。家に帰って興味本位で歌謡ショーを見ましたが、開花した花も映し出されて、うんうんはははという感じでした。伊那市住民以外は入園料が５００円／人ですが、多くの花どころでは二部咲きまでは無料にしているようですが、しっかり徴収されます。犬の糞が落ちていてかみさんは踏みつけて立腹していました。桜の木も思ったより少ないですし。商魂逞しいですね。私達は二度と行かないと思います。土産に買った桜饅頭とババロリア／かんてんぱぱ（ババロアの元）は美味しかったです。
　
　
　
　帰りの蔦木宿（標高７１０ｍ、釜無川傍、信州蔦木宿道の駅・温泉）辺りは二部咲きです。火曜日が休みということを忘れていたので、買い物も入湯もできずにがっかりでした。前回来た時も休みだったのでどうも私達は南信州に縁が無いようです。
　
　日本の三大桜の一つの実相寺（標高５６５ｍ、山高神代桜）はちょうど満開でした。樹齢２０００年ともいわれる古木とその子孫の桜はなかなかのものでした。天気が下り坂で南側の南アルプス北麓は雲がかかって見えませんでした。
　
　
　武田八幡宮（標高４５０m、王仁塚（わにずか）桜）辺りは満開でちらほら散っています。雨が降り始めましたが、北側に八ヶ岳が見えました。
　
　後、山梨は日帰り温泉が火・水曜が休みのところが多くて、かみさんと相談をして湯村の湯めみの丘に寄り遅い昼食を食べ入湯して帰ってきました。桃の花が桜より濃いピンク色で綺麗に咲いています。けっこう疲れました。

春の訪れと釣行できない日々

　８日はお寺（檀家）の花祭（降誕会：お釈迦様の誕生日）の行事でした。野草園のおおみすみそう・かたくり・・・が綺麗に咲いています。今年はきくざきいちげが花が咲かないようです。川崎の町の家（山手／標高１２５ｍ）辺は桜がほぼ満開にないました。山吹が咲き始めています。かいどうが赤い蕾をつけています。昼間の最高気温が２０℃を超えるようになりました。１１日は夕方から近くのよみうりらんど丘の湯に行きましたが露天風呂から見上げる桜が満開直前でライトアップされてなかなかのものでした。強い低気圧の通過で大風雨の予報でしたが実際にはそれほどでもなくて桜は散ることはありませんでした。よみうりらんどは今週末が花見日和のようです。１７日にかみさんと有名な伊那の高遠城址公園（開花予想が１７日が満開）に花見に行こうと考えています。

　９～１０日と富士山北麓の山の家に行っていました。車の往復は道志道を経由しており、渓流釣具一式を積んでおり、道志川の青根（標高３００ｍ）辺りで竿を振ろうと考えていたのですが、青根の大川原橋（奥相模湖ダムバックウオータ）～神奈川山梨県境の両国橋～神ノ川出合は河原が荒れており、水が茶色く濁っており、釣はしませんでした。山並みは萌黄色がかってきています。桜がちらほら咲いています（津久井湖ダム辺りは八部咲きです）。谷相で河川治水工事（川底を掘り下げて水路を改修している）が行われており、その影響が下流部の奥相模湖に迄及んでいるようです。あちこちのぶっつけがえぐられてそこに大きな土嚢が積まれています。河原は土石で埋まり、流れは平坦になり、草木は全て根こそぎ流されて殺風景です。でも漁協の放流（やまめ・いわな）が例年どうり行われて魚影はあるようです。神地～長叉～山伏峠下辺りでは釣り人の姿がありました。山伏峠（標高１１００ｍ）辺りは国道はドライ状態ですが北斜面や道路脇に固まった雪が僅かに残っています。
　
　
　山中湖から見る富士山は例年より雪が多いです。
　
　富士山北麓は例年より雪が多いです。２合目辺りも真っ白です。
　
　富士山北麓の山の家（標高１１２３ｍ）辺りは林道はドライ状態ですが林の中や道端に固まった雪が残っています。快晴で日中の最高気温が１６℃・夜は７℃・早朝の最低気温が２℃で、水の凍結の恐れがなくなりました。凍土（冬季は地表下９０ｃｍ迄が凍る）がほぼ溶けてきています。桜・山吹は硬い蕾です。なんとなく林の中の地表が明るくなってきたような気がします。ふきのとう（香りが良くて美味しい）・かんぞう・・・の芽が出始めました。おおみすみそう・かたくり・・・が咲き始めています。