渓流釣禁漁までもう一ヶ月ちょっとになりましたが、今年はじいさんの新盆だったこともあり、自身が土用隠れで渓流釣りに行っていません。川崎の町の家は猛暑が続いており19日深夜~24日深夜とかみさんと娘の犬とで富士山北麓鳴沢の山の家に暑さを凌ぎに行きました。天気が霧が濃くて時々雨も降ってあまり良くありませんでしたが、かみさんが初秋の花々、特にまつむしそうを見たいと、連日二人で山野を散策しました。
20日は南アルプスの櫛形山(標高2052m)に行きました。精進湖道(R358)を下り芦川沿いに市川大門に出て、丸山林道・池の茶屋林道を山頂近くの駐車場(高度計1900m)まで上ります。途中に崩壊修復工事が多数あり、池の茶屋林道の途中までダートの迂回路を延々と上り、車は泥だらけになります。片道約55Km・2時間のドライブです。
駐車場から山頂まで標高差150m・所要時間4時間の稜線を往復する安直トレッキングです。広い駐車場には先着車が1台あったのみです。

急な登り道の周りには初秋の花のふしぐろせんのう・はないかり・かわらなでしこ・まつむしそう・つりがねにんじん・そばな・ひめしゃじん・とりかぶと・われもこう・あきのきりんそう・・・が咲き始めています。夏の花のこおにゆり・こばいけいそう・かにこうもり・まるばだけぶき・やまおだまき・こうりんか・しもつけそう・・・はそろそろ終わりです。
私は青い花が好きです。青い花に含まれる色素は実は青色では無いとのことです。様々な花の色の中で最も複雑な仕組みで発色するのが青や紫だそうです。青色の花は、青色の色素ではなくてアントシアニンという赤色の色素が中心となっているそうです。紅葉や赤い花の多くはアントシアニンで発色されているそうです。青い花はアントシアニンに加え、その色調をより青みがかった色に変える無色や淡黄色の成分で多くの場合はフラボノイドが花の中に共存して、加えて土壌の金属成分が加わり複雑な金属複合体が形成されることによって青色が発色するのだそうです。このような青い花の色が発色するメカニズムが分かってから更に青い花が好きになりました。
ひめしゃじんの空色はとても清楚で綺麗です。

ぐんないふうろの群青色はとても気品があります。秋に咲くあさまりんどうはもっと気品があり神秘的です。

まつむしそうは直径8cm位で澄んだ空色でとてもりっぱで綺麗です。

急な登りが終わると稜線に出て、早川側は白いかにこうもりの花が、富士川(釜無川)側は黄色いまるばだけぶきの花が群生し咲き乱れています。

山頂は見通しの無い台地です。秋の美味しいきのこがちらほらと出始めています。冷たい霧が流れておりひんやりとしています。

お花畑はまるばだけぶきが満開で、からまつの枝にはさるおがせが着床して垂れ下がっていて幻想的です。濃い霧の中でくじゃくちょうが吸蜜しています。



薄暗い林に良く目立つ真っ白なせんじゅがんぴが咲いています。

山肌に霧が濃く流れて見通しが悪くて西の正面に見えるはずの白根三山は全く見えませんでした。

夕方はまほらの湯に寄りゆったりとくつろぎました。
21日は前日の疲れガ残っていたので山の家の周りを散策し花を見ました。
富士山はもう秋です。日も短くなり、気温は山麓は朝方は16℃で、日中でも20℃を切るようになりました。26日の吉田の火祭りが終わると、山閉めで山頂は初雪の頃です。

れんげしょうまが満開です。三つ峠山に行くともっと一杯咲いていると思います。

ふしぐろせんのうが緑の林の中で濃い赤橙色で満開です。

げんのしょうこも緑の林の際で点々と咲いています。この辺りは白花種ですが、保川のえんこう平に行くと赤花種が咲いていると思います。

夕方は上九の湯に寄りゆったりとくつろぎました。
22日は霧が峰の車山(標高1925m)に行きました。精進湖道(R358)を下り中道に出て、中央高速に甲府南ICから乗り諏訪ICで降りて、大門道(R152)で白樺湖に出てビーナスラインで車山湿原横の車山肩の駐車場(高度計1800m)まで上がります。片道約115Km・2時間のドライブです。
駐車場から山頂まで標高差125m・所要時間4時間の車山湿原を一周する安直トレッキングです。大観光地で土曜でしたが駐車場には先着車が十数台あったのみです。
先ず車山に向かいます。なだらかな草原の中の登り道が山頂(左のピーク)に続き、山頂には気象レーダがあります。

なだらかな登り道の周りには初秋の花のまつむしそう・つりがねにんじん・そばな・ひめしゃじん・とりかぶと・はくさんふうろ・ぐんないふうろ・くがいそう・はないかり・かわらなでしこ・われもこう・はばやまぼくち・あきのきりんそう・・・が咲き始めています。やまらっきょう・りんどう・・・は未だ蕾です。夏の花のにっこうきすげ・こばいけいそう・ししうど・よつばひよどり・やまおだまき・こうりんか・しもつけそう・やましらぎく・やまははこ・うめばちそう・やなぎらん・・・はそろそろ終わりです
まつむしそうが静かに綺麗に咲き乱れています。

山頂はスカイパノラマのリフトで上がって来た人達で溢れています。東側は霞んでおり、蓼科山・八ヶ岳・富士山・南アルプスは良く見えません。

西側も霞んでおり、北アルプス・美ヶ原は良く見えませんが、ビーナスラインが延び、グライダー飛行場も見渡せます。

次に車山を下り蝶々深山(1836m)に向かいます。なだらかな草原の中を一旦下り、西(左)側に湿原を見て際を登ります。

蝶々深山(ちょうちょうみやま)の頂上は原っぱで360度の展望があります。まつむしそうの群落の際でゆっくりと昼食を食べ休みました。


登ってきた道を湿原まで戻り、湿原の中を沢渡りに向かいます。泥炭地には木道が整備されており花を観察しながらゆっくりと快適に散策できます。

あかしもつけそうが群生して咲き乱れています。

湿原の終わりの流れ出しの沢渡の橋を渡り車山肩の駐車場に戻ります。周りにロッジが立ち並んでいます。

車山肩まではちょっと急な登りで疲れます。車山肩に着くと展望が開けて車山湿原全体を見渡せます。とても清々しいです。

夕方は上九の湯に寄りゆったりとくつろぎました。
23日は前日の疲れガ残っていたので山の家の周りを散策し、その後に本栖道(R300)を下り反木川を見に行きました。
本栖道に入ると富士山は雲と霧で良く見えません。

中之倉トンネルを越えても雲と霧で南アルプスは良く見えません。

反木川は減水していました。昔の渓流釣り場の趣は全く残っていません。

夕方はつむぎの湯に寄りゆったりとくつろぎました。ゆったりと山野散策・温泉三昧をして楽しく過ごしました。
20日は南アルプスの櫛形山(標高2052m)に行きました。精進湖道(R358)を下り芦川沿いに市川大門に出て、丸山林道・池の茶屋林道を山頂近くの駐車場(高度計1900m)まで上ります。途中に崩壊修復工事が多数あり、池の茶屋林道の途中までダートの迂回路を延々と上り、車は泥だらけになります。片道約55Km・2時間のドライブです。
駐車場から山頂まで標高差150m・所要時間4時間の稜線を往復する安直トレッキングです。広い駐車場には先着車が1台あったのみです。

急な登り道の周りには初秋の花のふしぐろせんのう・はないかり・かわらなでしこ・まつむしそう・つりがねにんじん・そばな・ひめしゃじん・とりかぶと・われもこう・あきのきりんそう・・・が咲き始めています。夏の花のこおにゆり・こばいけいそう・かにこうもり・まるばだけぶき・やまおだまき・こうりんか・しもつけそう・・・はそろそろ終わりです。
私は青い花が好きです。青い花に含まれる色素は実は青色では無いとのことです。様々な花の色の中で最も複雑な仕組みで発色するのが青や紫だそうです。青色の花は、青色の色素ではなくてアントシアニンという赤色の色素が中心となっているそうです。紅葉や赤い花の多くはアントシアニンで発色されているそうです。青い花はアントシアニンに加え、その色調をより青みがかった色に変える無色や淡黄色の成分で多くの場合はフラボノイドが花の中に共存して、加えて土壌の金属成分が加わり複雑な金属複合体が形成されることによって青色が発色するのだそうです。このような青い花の色が発色するメカニズムが分かってから更に青い花が好きになりました。
ひめしゃじんの空色はとても清楚で綺麗です。

ぐんないふうろの群青色はとても気品があります。秋に咲くあさまりんどうはもっと気品があり神秘的です。

まつむしそうは直径8cm位で澄んだ空色でとてもりっぱで綺麗です。

急な登りが終わると稜線に出て、早川側は白いかにこうもりの花が、富士川(釜無川)側は黄色いまるばだけぶきの花が群生し咲き乱れています。

山頂は見通しの無い台地です。秋の美味しいきのこがちらほらと出始めています。冷たい霧が流れておりひんやりとしています。

お花畑はまるばだけぶきが満開で、からまつの枝にはさるおがせが着床して垂れ下がっていて幻想的です。濃い霧の中でくじゃくちょうが吸蜜しています。



薄暗い林に良く目立つ真っ白なせんじゅがんぴが咲いています。

山肌に霧が濃く流れて見通しが悪くて西の正面に見えるはずの白根三山は全く見えませんでした。

夕方はまほらの湯に寄りゆったりとくつろぎました。
21日は前日の疲れガ残っていたので山の家の周りを散策し花を見ました。
富士山はもう秋です。日も短くなり、気温は山麓は朝方は16℃で、日中でも20℃を切るようになりました。26日の吉田の火祭りが終わると、山閉めで山頂は初雪の頃です。

れんげしょうまが満開です。三つ峠山に行くともっと一杯咲いていると思います。

ふしぐろせんのうが緑の林の中で濃い赤橙色で満開です。

げんのしょうこも緑の林の際で点々と咲いています。この辺りは白花種ですが、保川のえんこう平に行くと赤花種が咲いていると思います。

夕方は上九の湯に寄りゆったりとくつろぎました。
22日は霧が峰の車山(標高1925m)に行きました。精進湖道(R358)を下り中道に出て、中央高速に甲府南ICから乗り諏訪ICで降りて、大門道(R152)で白樺湖に出てビーナスラインで車山湿原横の車山肩の駐車場(高度計1800m)まで上がります。片道約115Km・2時間のドライブです。
駐車場から山頂まで標高差125m・所要時間4時間の車山湿原を一周する安直トレッキングです。大観光地で土曜でしたが駐車場には先着車が十数台あったのみです。
先ず車山に向かいます。なだらかな草原の中の登り道が山頂(左のピーク)に続き、山頂には気象レーダがあります。

なだらかな登り道の周りには初秋の花のまつむしそう・つりがねにんじん・そばな・ひめしゃじん・とりかぶと・はくさんふうろ・ぐんないふうろ・くがいそう・はないかり・かわらなでしこ・われもこう・はばやまぼくち・あきのきりんそう・・・が咲き始めています。やまらっきょう・りんどう・・・は未だ蕾です。夏の花のにっこうきすげ・こばいけいそう・ししうど・よつばひよどり・やまおだまき・こうりんか・しもつけそう・やましらぎく・やまははこ・うめばちそう・やなぎらん・・・はそろそろ終わりです
まつむしそうが静かに綺麗に咲き乱れています。

山頂はスカイパノラマのリフトで上がって来た人達で溢れています。東側は霞んでおり、蓼科山・八ヶ岳・富士山・南アルプスは良く見えません。

西側も霞んでおり、北アルプス・美ヶ原は良く見えませんが、ビーナスラインが延び、グライダー飛行場も見渡せます。

次に車山を下り蝶々深山(1836m)に向かいます。なだらかな草原の中を一旦下り、西(左)側に湿原を見て際を登ります。

蝶々深山(ちょうちょうみやま)の頂上は原っぱで360度の展望があります。まつむしそうの群落の際でゆっくりと昼食を食べ休みました。


登ってきた道を湿原まで戻り、湿原の中を沢渡りに向かいます。泥炭地には木道が整備されており花を観察しながらゆっくりと快適に散策できます。

あかしもつけそうが群生して咲き乱れています。

湿原の終わりの流れ出しの沢渡の橋を渡り車山肩の駐車場に戻ります。周りにロッジが立ち並んでいます。

車山肩まではちょっと急な登りで疲れます。車山肩に着くと展望が開けて車山湿原全体を見渡せます。とても清々しいです。

夕方は上九の湯に寄りゆったりとくつろぎました。
23日は前日の疲れガ残っていたので山の家の周りを散策し、その後に本栖道(R300)を下り反木川を見に行きました。
本栖道に入ると富士山は雲と霧で良く見えません。

中之倉トンネルを越えても雲と霧で南アルプスは良く見えません。

反木川は減水していました。昔の渓流釣り場の趣は全く残っていません。

夕方はつむぎの湯に寄りゆったりとくつろぎました。ゆったりと山野散策・温泉三昧をして楽しく過ごしました。