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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

法事出席と湯の丸山の安直トレッキング

2011年06月23日 01時51分44秒 | 散策遊行
 かみさんのお母さんの一周忌に長野の須坂に行きました。坊さんの読経の中を厳かに法事が取り行われました。

 須坂まで来たので翌日は雨でなければれんげつつじを見に東御の浅間連山の湯の丸山に行く予定で、法事が終わった後、小雨の降っている中を須坂からR406経由で菅平に出て、R141経由で嬬恋に出て、鬼押・白糸ハイウエイ経由で軽井沢に出て宿泊しました。

 天気予報では曇り後雨でしたが翌朝起きると梅雨の合間の青空が出ており急いで浅間サンライン経由でr94を上がり地蔵峠に急ぎました。
 
 地蔵峠(標高1731m)に着くと気温14℃で空は雲が急速に発達しています。急がなければとペアリフト(往復800円、片道30分短縮)に乗ってつつじ平(標高1847m)に降りました。正面に湯の丸山(標高2101m)が見えます。ほぼ直線の整備された登山道で標高差254m・片道1時間の散策です。れんげつつじは花は咲き初めで暖かい場所では開いていますが、寒いところは蕾です。一分咲きといったところでしょうか、開花が遅れているようです。
 
 
 登山道の周りには、つまとりそう(写真)・つがざくら(写真)・ふでりんどう(写真)・じむしろ・こきんばい・みつばおうれん・いわかがみ(写真)・・・が咲いています。ごぜんたちばな・はくさんふうろ・あずましゃくなげ・・・は未だ固い蕾です。めまとい・ぶゆ?(吸血されなかった)が多くてうるさく体にまといつきますので防虫ネットは大げさですがハッカスプレーがあると良いです。バスツアーがある有名混雑コースですが今日は登山者はほとんどいません。
 
 
 
 
 特にいわかがみが多くて山頂の周りは一面がいわかがみの花のピンク色で見事に染まっています。
 
 頂上からは烏帽子山・北湯の丸山へのなだらかな稜線(写真)・嬬恋の盆地・篭の登山・小諸の町並みが見渡せます。
 
 気温が下がり風が出てきて雲が山並みを流れていますので急いで下山しました。ここはみやましろちょう・みやまもんきちょうの生息地ですが見かけることはありませんでした。

 この後、明日も雨でなければ蓼科の八ヶ岳連峰の北横岳にも行く予定でr94を下り東御から立科に出てR152経由で白樺湖からビーナスラインで霧が峰の車山のれんげつつじも見ようと車山肩に急ぎました。しかし、途中から雨になりビーナスラインは濃霧で強い雨が降っていました。霞んだ道路脇にれんげつつじの花が咲いています。
 
 駐車場でしばらく様子を見ていましたが雨が強くなる一方なので、ビーナスラインを戻って蓼科に出て宿泊しました。

 天気予報では雨後曇りでしたが、翌朝起きると雲が低いですが雨は降っていなかったので急いで蓼科ロープウエイ乗り場に急ぎました。蓼科ロープウエイ乗り場(標高1731m)に着くと薄暗い濃霧です。北横岳(標高2474m)の散策は諦めて、バスツアーがある有名混雑コースの坪庭だけでも散策しようとロープウエイ(往復1620円/割引券)に乗って7分で山頂駅(標高2237m)に降りました。天候が悪くて乗客は6人だけで、薄暗い濃い濃霧と強風で気温も低くて(11℃)寒いくらいで、山頂駅から散策に出たのはかみさんと私だけでした。途中も登山装備の女の人一人に会っただけです。一周30分の万人向きのコースです。
 
 
 こいわかがみ(写真)・みつばおうれん・つがざくら・みねずおう・うらじろようらく・・・の花がが咲いています。こばいけいそう(写真)・くろゆり(写真)・ごぜんたちばな・はくさんしゃくなげ・・・の花は未だ硬い蕾です。天候が回復しそうにないので直ぐに下山しました。
 
 


 ビーナスラインを下ると雲が高くなり気温が20℃に上がりました。高原野菜・花苗を買いに原村の八ヶ岳中央農業実践大学校の直売所に行きました。かみさんは昼食とデザートの牛乳ソフトクリームを期待していたのですが残念なことに食堂は休みでした。広い敷地はなかなかのもので寄ってみる価値があります。牧草地にもんきちょうが飛んでいました。
 
 

 気温が更に上がり買った高原野菜・花苗が痛まないよう寄り道をせずに帰りました。川崎は晴れで気温32℃になっていました。暑くてたまりません。往復718Kmのドライブでした。

 今日(6月22日)は夏至です。明日から日が短くなっていくのですね。今年も半分過ぎました。光陰矢の如しです。

 (追記6月24日)川崎の今日のアメダス最高気温は31℃でした。甲府は37℃、河口湖は31℃、富士山頂は4℃と暑かったですが、渓流・山岳は今年は気温がいつもより低いようです。山のいろんな花の開花も遅れがちのようです。富士山の山開きが7月1日ですが、現在は8合目以上は残雪が2m以上もあるようです。白峰三山辺りの山開きが6月25日ですが稜線・カールは残雪が雨で融けて少ないそうですが、沢は雪渓が深いようです。夏シーズンも例年より短くなるのでしょうか。

結婚式出席と伊吹山の安直トレッキング

2011年06月14日 01時01分22秒 | 散策遊行
 甥の結婚式に招かれて浜松に行きました。未だ若いお二人(23歳)ですがとてもしっかりしていました。幸せになって欲しいです。ブーケトスは若い人ばかりで、式もはつらつとして良いものです。
 
 

 浜松まで行ったので、かみさんが伊吹山(標高1377m)に行きたいというので、梅雨ですが運良く雨が上がり翌日の日曜は午前中が曇りでしたので、7時に関ケ原に着き、伊吹山スカイラインが8時に開きますのでそれまで関ケ原古戦場跡を散策しました。兵どもの夢の跡でこんな狭い所で15万人が争ったと思うと古い歴史の一こまがひしひしと感じられます。
 
 
 スカイラインの標高200mの料金所前でしばらく待って8時にゲートを3番目に通過して頂上に向かいます。料金は往復3千円で、片道40分/17Kmで、標高1260mの駐車場までの山岳ドライブです。山頂は1377mですから標高差117mの超安直トレッキングです。西遊歩道から登り、中央遊歩道を降りました。じっくり花を観察しながら散策して2.5時間/2Kmの周回コースです。天気は曇りで気温17℃です。独立峰ですから展望はとても良いです。頂上直下は雪田地形のようでお花畑はなかなか見応えがあるものです。ちょうど、ぐんないふうろ・にりんそう・こきんばえ・やまぶきそう・みみなぐさ・えんどう・こごめぐさ・おどりこそう・うまのあしがた・・・が綺麗に咲いていました。でも、駐車場で衣類を入れたバッグを私が家に忘れてきてしまったことが発覚してかみさんは立腹状態です。かみさんは登山靴・ストック・帽子はあるのですが、服はTシャツにレギンズパンツです。仕方なく真っ赤な車載ブランケットをマントのようにはおり前を紐で結び綴じて、靴下は私の礼服のソックスを目一杯引き上げて履いて散策しています。私も帽子と靴は登山用ですが服はTシャツにチノパンツです。
 
 
 ぐんないふうろはいたるところにあり、花はちょうど見頃でいつも見る三つ峠山・甘利山・・・に比べると薄紺に白霞んだ大きな花弁・肉厚な花と葉茎の質感、気品がありとても良かったです。一見の価値があると思います。ぐんないふうろはここが南限のようです。
 
 
 
 さんかようは一ヶ所だけありましたが花は終わっていました。
 

 伊吹山散策コースは短いので12時には花を見終わり下山して、現大河ドラマの戦国三姉妹で話題の滋賀の長浜に行き、岐阜の池田温泉に入り、帰ってきました。往復987Kmのドライブでした。高速道路は休日の補助金割引が6月19日一杯で終了しますので終了間際で込んでいました。今週末も長野の須坂に法事に行く予定ですが交通集中渋滞にはうんざりです。国民の税金を使った補助金割引は勝手三昧な制度で大迷惑で腹立たしいものです。高速道路料金値下げ・・・の約束はどうなったのでしょうか。


初夏の早川雨畑川の奥沢谷への釣行

2011年06月09日 01時51分15秒 | 渓流釣行
 かみさんから何時でも渓流釣に行って良いとの達しがあり、梅雨の合間の曇りの天気予報で大雨にはならないだろうと考えて、6日夜21時半に川崎の町の家を出て道志道経由で富士山北麓の山の家に24時過ぎに着き仮眠して、7日朝4時に奥沢谷に向かいました。濃い曇りで11℃で本栖湖の向こうの富士山は夜明け前の朝靄に霞んでいます。R300(本栖道)を降りて富士川を渡りr37(南アルプス街道)に入ると早川は先週末の大雨で増水して土砂で白濁した流れです。今日は曇りでデジカメの感度を上げたのが良くないようで画像に粒子が出ています。
 
 
 雨畑川の奥沢谷の老平の駐車場に5時半前着くと既に岩手・豊橋ナンバーの車が駐車していますが笊ケ岳登山の様子です。雨畑湖のバックウオータには増水した珍しく幅広い流れがありますが水は澄んでいます。でも砂利採石した跡は跡形もなく新しい砂利に埋め尽くされています。かなり荒れた様相です。車の中で朝食を食べました。
 
 
 今日は小谷で竿を振るつもりですので渓流釣道具一式・渓流靴・昼食・・・をザックに詰め込み登山装備を着けて、6時に林道・登山道を小谷に急ぎます。深い奥沢谷の奥に布引山(2584m)が見え、その左の尾根が檜横手の稜線で、その左の沢が小谷です。
 
 
 
 沢の水量が多いようです。林道・登山道のあちらこちらから水が流れ溢れています。登山道の岩場のシャワーは滝のように流れ落ちています。登山道からごうごうと音を立てて水飛沫が上がる本流の大滝が見える先で渓流釣装備に変えて仙道を降りて本流を渡渉します。川幅は4m位で水量は何時もは膝ぐらいですが今日は太股までありちょっと危険ですので用心して流れの比較的緩い落ち込み尻を渡ります。親水ずぼん・下着・靴下・渓流靴・・・を着けていますので濡れるのは気になりません。急斜面にある仙道を小谷に急ぎます。
 
 
 小谷に出て仙道の消えた割れて崩れ落ちたばかりの大きい石・岩のゴーロを遡行すると、石(ランドマーク)に8時半に着きます。ここまで普通に歩いて2時間半です。高度計は850mで、気温14℃・水温14℃です。石の下流部と上流部の様子です。
 
 
 
 左に崩れている最中の大がれを見て急いで通過します。
 
 目の前に小谷の核心部の渓流釣場が見えてきます。左のがれと沢から土石が沢山崩れてきて積み重なっています。曇りでそのうち雨になりそうで白い太陽がでています。
 
 
 小さな落ち込みとその開きに竿を振り込み毛鉤をピンポイントに落としますがあまごの出はありません。ここには絶対にあまごが居ると思われる場所に這いつくばって接近して周りが落ち着くようしばらく様子を見ます。流れ出しの下のほうの枯れ木の下辺りにあまごが居るはずなので、枯れ木の上流に毛鉤を落として竿を寝かせて流し込むと一発でばしゃっと出ました。でも上流から流し込んだので針掛りが浅かったようで返しもない針なので一瞬だけ力強い引きを感じましたが、後は軽くなり魚影は猛ダッシュで落ち込みに消えて行きました。
 
 
 冷たい風が降りてきて気温は上がらずに谷は薄暗くなっていきます。遡行を続けてポイントに竿を振り続けますがあまごの出はありません。
 
 
 通らずの滝のあるゴルジュの前の落ち込みの開きで毛鉤に小さなあまごがばしゃっと出ました。掛けてたも網に取り込み早速に顔写真を撮らせて貰い、またの一方的な出会いを約束して流れに戻しました。
 
 
 
 天候が崩れそうで、魚影の非常に少ない沢であまごの型も見たので10時半に遡行を切り上げ、高度計980mの石の上で早い昼食をゆっくり食べて、引き上げました。
 

 帰りに斜面の上の方にはたざおがあり白い花が咲いていますが、その花に白い蝶が弱々しく飛んできているのを見てもしかしてくもまつまきちょうの雌かと超望遠で撮るとすじぐろちょうでした。岩場にはつまじろうらじゃのめが翅を休めています。
 
 
 後、開けた所に降りてくると直ぐには天候が崩れそうになかったので本流との出合いを見に行きました。途中の落ち込みの流れ出しを渡っているとなにか黒い生き物がいます。どきっとして良く見ると黒い小さな角のかもしかの子供の死骸が流れ出しの石に引っかかっていました。未だ体が綺麗な死骸ですから昨日~一昨日あたりに滑落して流されて死んだのでしょうか。周りを見ると石の上に真新しい猿の巻うんち・猛禽類の白糞があります。様子を見に来たのでしょうか。自然は厳しいものです。小谷の本流への流れ込みは登山道からは岩がオーバハングして見えません。この小滝の上に大滝があります。下にも小滝があります。見下ろすと水量が多くてちょっと怖いです。かもしかの死骸の直ぐ下流なので竿を振る気分にはなりませんでした。
 
 
 
 
 12時半過ぎに小谷を出て疲れた足を引きずって老平の駐車場に15時に戻り着きました。富士山北麓の山の家に戻り仮眠をして、道志道経由で21時に川崎の町の家に戻り着きました。夜行日帰りの釣行は楽しかったですが最近は歳を重ねてちょっときついです。足の筋肉は沢を遡行した疲労と濡れた石・岩の上を歩いているときにぐらっときてバランスを崩して復元できずに何回も転倒した打ち傷でぱんぱんで痛いです。


かみさんの車の入れ替え

2011年06月04日 22時37分54秒 | いろいろ
 かみさんの車のトッポが12年目・走行距離10万キロ超えの車検になり、アイに入れ替えました。大地震の影響で発注から今日納車までちょうど3週間でした。小さくて小回りがきいて可愛くて(女性の軽自動車)、ナビはビーコンVICS・バックモニター・ETC付きで、サイドシフト・ブレ-キで、キーレスエントリで、色は真珠色(まっ白)で、たまに遠くへのドライブにも使えて、・・・と沢山の希望どうりに替わり大満足の様子です。私に何時でも渓流釣に行って良いとの達しです。
 
 
 
 助手席に乗せて貰いましたがエンジンがリアミッドシップでタイヤが15インチでロングホイールで乗り心地はなかなかのものです(以前にレンタカーで借りた時の運転フィーリングも良かった)。ナビはソリッドステートデイスクで最新の地図で画面デザインが若々しく明るくてちょっと羨ましいです。燃費が悪いようですがエコカー減税50%対象車です。

 真正面から見るとかみさんはパンダそっくりといっていますが、私には白いモモンガに見えます。