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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

初秋の富士山北麓の茸拾い

2010年10月01日 23時27分16秒 | いろいろ
 1日、富士山北麓(標高1120m辺)の山の家の廻りの林道を昼間でも薄暗い気温13℃の濃霧の中を散策しました。前日の夕方は雨で、途中で藤野やまなみ温泉で体を癒し温めてから来たのですが、22時で気温12℃で肌寒くホットカーペットで暖をとりました。富士山頂は霧で全く見えませんが今年は9月25日に初冠雪したそうで、今週の荒空模様で真っ白になっていると思います。
 
 林道の周りには初秋の花が咲いています。げんのしょうこ(白花)、良い匂いのするさらしなしょうまはそろそえろ終わりで。うばゆりが大きな種胞をつけています。ほととぎすが咲き始めています。りんどうが花芽をつけています。
 のこんぎくは雨に打たれて花びらが色落ちして落下しそうになっています。
 
 ひっつき虫のみずひきが咲き乱れています。みずひきは葉に人の目のような模様があり花が咲かなくても葉を見れば直ぐに分かります。
 
 林道に栗の毬が落ちていると辺りを捜して弾けた香りの良い栗を拾います。
 
 林道の周りのからまつやみずぶな(みずのき)林の中を目を凝らして見ますと茸があっちこっちに顔を出しており美味しく食べれるものを拾います。
 そばの出汁にすると美味しいならたけはそろそろ終わりのようですが、今年は沢山出ていて、かみさんは若いものを沢山採っています。
 
 
 おにおんすーぷにすると美味しいたまごたけが出ています。例年はもっと早く出るのですが今年は遅れているようです。
 
 
 はたけしめじ・はないぐち・・・は未だ少し早いようです。美味しくはありませんがもりのかれはたけ・・・が菌輪状に沢山顔を出しています。上を見上げると熟したやまぶどうの房・あけびの実胞が見えます。富士山スバルラインの道端には数十台の車が駐車して、周りの赤松林でまったけを捜して採っています。富士山は周囲が100Km超もある大きな山ですから、茸採りの人達は自身の畑(茸採場)を持っているようで毎年楽しみにして通っているようです。
 大自然の清清しい中を散策するだけでも心身ともに気持ち良いものですが、美味しいものを拾える実益があると自然と顔がほころんできます。