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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

No6大平下に行った

2023年09月26日 22時56分04秒 | 遠地ウオーキング
 9月末になり青空になることが多くなり、日中の最高気温は30℃を切り、夕方前には町の家の庭の上空を あきあかね が小さな群れを作って西から東に帯のようになって移動しています。
 21日、前回行った関東西部の高麗川(こまがわ)の日和田山(ひわださん:305m)は、私好みのコースだったので、続けて利根川をはさんで対峙する東部の栃木(とちぎ)の晃石山(てるいしさん:419.1m)に行ってきました。栃木県のi県の県の県庁所在地は宇都宮であり、山梨県の甲府と山梨・・・、私の住んでいる神奈川県の横浜など同一でないことがあり、歴史の変遷を実感する地域ですね。仕事で杤木県の小山には多い時には週4日通勤していたことがあったのですが、すぐ隣(普通電車で2駅目)の栃木には行ったことがありませんでした。栃木県で訪れたことがあるのは、小山・鬼怒川・奥日光・国道119号(日光街道)120号(ロマンチック街道)121号(会津西街道)東北自動車道周辺だけで杤木は初めてです。

 行は朝5時50分に川崎山手の自宅を出て、JR矢野口駅で南武線下り6時4分発に乗り、府中本町から武蔵野線・京浜東北線・東北線(宇都宮線)・両毛線に乗り継ぎ8時25分に大平下駅(おおひらしたえき:標高36.1m)に着き(乗車距離110.5Km・時間2時間21分)、天候は予想(天気予報+かん)どうりの曇り時々にわか雨の中を、晃石山周遊(下の地図:往路緑色・復路青色・内遊歩道紫色累計7.6Km)を3時間30分間のウオーキングをして、12時に大平下駅に戻ってきました。
 自然が残された所で、ウオーキング途中に車は数台、人とはほとんど会いませんでした。山に入ってからは山頂で登山者一人・尾根道で遊歩道整備草刈りの方一人と合い挨拶しただけでした。
 登山道(遊歩道:関東ふれあいの道)は整備されていますが、天候が悪かったので、急な上り坂・下り坂・稜線で土の流出が多く溝ができ・岩石が露出しており歩き難くい状態でした。溝・露出した根と岩廻りなどを避けてを迂回して通った痕が散在して荒れています。踏み荒らさずに丁寧に利用したいですね。危険そうな箇所には管理の手間がかかると推測でできますが、手すりや鎖・ロープなどが張られていると良いですね。
 帰りは大平下駅で12時7分に乗り、来る時と逆経路で矢野口駅に14時56分に着き、川崎山手の自宅に戻ってきました。

 大平下駅(標高35.0m)は小山と新前橋を結ぶJR幹線の駅です。無人駅ですが設備はしかり整備されていました。用宗駅(もちむね:東海道線)・信濃境駅(信濃境:中央線)・・・も無人駅でしたが私(後期高齢者)が困ることはありませんでした。
 
 
 
 地図(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 

 大平下駅を出発して左に進み踏切を渡ると農道に出ます。稲穂を垂れた水田が拡がり、奥にぶどう畑のビニールハウス、その奥に目的地の晃石山(一番左のピーク)が望めます。
 晃石山(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 農道を進んでいくと ぶどう通り と交差(標高56.0m)し、道路脇に貯水場がありました。林道西山田線を進むと あじさい林道 の標識(標高64.0m)がありました。どんより曇り天気で湿気があり、急にぶゆ・やぶか(吸血昆虫)・・・めまといがまとわりつく状態になり帽子で追い払うようにして急ぎ足で進みました。はっか水(防虫)を持ってこなかったことを後悔しました。水の多い山のようで小沢があります。
 
 
 晃石山登山道の標識(標高123.5m)があり、まとわりつく虫の数が増えてきました。登山路脇にきのこ(はないぐち・・・)が生えているのを見つけたり、運搬用モノレールの軌道を見つけたりして興味はあるのですが、止まらずに急な登山道を更に速足で進みました。
 
 
 
 沢が開けて良く整地された石河原になり、まとわりつく虫の数が減ってきて、水神様の祭壇が設けれています。昔から水田の水源として祀っていたのですね。貯水場が整備されていたのもうなずけます。
 水神様(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 登山道はより急になり、雨水や登山者の踏み後で木の根・岩が露出しており、この道を下るのは歩き難そうです。大粒の雨が降り始めました。
 
 
 
 急な上り坂が続いて息切れしへとへとになりましたが、石の階段が現れて登ると晃石神社(標高386.7m)に着きました。お参りをし、ひさしの下で少し休ませてもらいました。廻りにまんじゅさげが少なかったですが綺麗に咲いていました。
 
 
 
 神社の右横に晃石山山頂への道があります。坂道を登ると晃石山山頂(標高419.1m)に着きます。祠と三角点(ちょっと大きめ)があります。展望は雨もようと木々にさえぎられて良くありませんが、北側の足尾山地・東北高速道側は視界はほぼ無し、南側の関東平野・大平町側はすそ野がかすかに見えていました。
 
 山頂展望(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 下山は尾根道を通り ぐみの木峠 経由で 大中寺に降りる計画を立てていたので時間が足らなくなりそうなので、急いで下りました。しかし想像していたより下り坂が急で速く降りることができません。加えて西側斜面に良く開けた展望が良いパラグライダー場を見つけてしまい寄り道をしてしまいました。
 
 
 パラグライダー場展望(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 予定は大平下駅12時7分発の電車(昼間は1時間に1本毎時7分発)に乗ることにしていたので、とにかくやみくもに下り坂を急ぎましたが、なかなか思ったように先に進めません。何とかぐみの木峠(標高283.8m)に着いて、分岐路を右(大中寺コース)に下りましたが、下り坂道は尾根道よりも荒れて急になって、掘れた木の根・岩の段差が大きくなっていました。余裕が全く無くなって、滑ったり・つまずいたり・転びそうになったり・かがんで3点支持姿勢で通過したり・・・なんとか緩い坂道まで降りてきて、大中寺 を参拝する余裕もなくなって通過し、農道をうつむき姿勢て速足で急ぎ、なんとか12時ちょっと前に大平下駅に戻り、汗だくだく・体くたくたになって予定の電車に乗り、矢野口駅に14時48分に着き、川崎山手の自宅に予定どうり15時過ぎに戻ってくることができました。楽しかったですがとても疲れました。
 家で冷たいシャワーを浴びながら頭の中では、初めて訪れる所は 後期高齢者になった体力を正確に自覚して、寄り道がけっこうな頻度でおきることも考慮して、時間の余裕を取った予定を組もう と大反省しました。

お盆は暇無し

2023年09月23日 15時26分02秒 | いろいろ
 お盆はいつも何かと予定が詰まって自由時間が少ないのですが、新型コロナウイルス感染症対応5類移行により緩和されたので、今年は家族&地域&菩提寺の行事が集中・自身の健康維持の定期健康診断(毎年誕生日前)・脳神経内科&脊椎外科(外傷性くも膜下脳幹梗塞精密検査)・内科(兆年の持病精密検査)・歯科(川崎市75歳健康診断)・・・も集中してしまい、かみさんと私の自由時間がどんどん崩されてしまいました。やっと普段の生活サイクルが戻り、かみさんと計画していたとおり、3連休(敬老の日)に高速道路大渋滞を覚悟して鳴沢の山の家に行ってきました。
 行きは6時に町の家、帰りは12時に山の家を出たのですが、見込みどうり高速道路は大渋滞で、かみさんが往復を運転したのですが、最近は急な割り込み車線変更が少なくなった・インターチェンジ合流車に優先・加速車線での本線車線と速度速合わせと、合流位置を加速車線の先頭で本線を走るクルマと交互に1台ずつ入ることが定着しつつあり、以前よりマナーも渋滞も随分と良くなったように感じています。
 山の家(富士山北麓・標高1128m)辺りの天候は風が東から西に吹いており(東高西低の気圧配置で雨雲が低く東から西に流れる)、曇り時々雨で良くなかったのです。室内気温は最低23.7℃最高27℃になり過ごしやすかったです。近くの村営温泉に毎日夕方に通いました。
 富士山(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 でも、私はゆったりと林道散策・秋のきのこ採り・・・などをしていたのではなくて、3日間の昼間は庭の草取り・枝打ち・・・冬季の水凍結によるベランダの階段の保全(遊動部分の浮き方の相違によりずれてしまった位置調整)などの維持管理をしていました。林道ウオーキングは早朝のみです。
 
 
 草取り・枝取りをはたいへんですが、いろんな山野草の花などを見る楽しみがあります。今振り返れば南アルプス・裏丹沢源流域に渓流釣り・・・山岳ウオーキングなどに行っていた時に衣服・渓流靴・登山靴などに付いてきた種子や、富士山北麓のきのこ・山栗採り・・・山岳ウオーキングなどに行っていた時に衣服・手袋・長靴・登山靴に付いてきたり、採集収穫籠に紛れ込んでいた種子が、汚れを洗って落とした水を庭に撒いていたのに混じっていて発芽成育し定着増加したものもあると考えています。
 最初に目についたのは株が増えたほととぎすの花です。原種だと思います。
  ほととぎす(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 うばゆりは花が終わって大きな種になっています。
 
 のこんぎく・あざみ・われもこう・げんのしょうこ(白花)・他の花がそろそろ終りで種が付き始めていました。
 
 
 
 

季節は巡る

2023年09月12日 17時10分25秒 | いろいろ
 お盆(お盆休み)が終わり、立秋を過ぎ、今日10日は私の誕生日です。太陽は出ては沈み。月は出て沈み、花は咲いては散り、・・・、万物は流転します。情報が溢れ自由に入手できる時代の中で、人々が集中し混雑となる時間・日・場所を避けてゆったりと生活・活動しています。
 朝5時半に起きて、6時から1時間弱近所ウオーキングし、かみさんが役割分担している日々料理する朝・昼・夕食を頂き、かみさんと役割分担・計画したことをこなして、10時半(実際には0時前)に寝る生活スタイルを維持するようにしています。するだけでも精いっぱいです。いや、無理なことやできないことはしないようにしているだけです。人(後期高齢者)は皆そうしているに違いと考えています。でも、万物万人で現実は人それぞれですよね。
 
 10日(日曜)は久しぶりに良い天気になり、6時からの近所ウオーキングでは、東に川崎の下町が、西に丹沢山塊・奥秩父山塊・富士山(望遠、未積雪)が見えます。週末3連休になる敬老の日は久しぶりに富士山北麓鳴沢の山の家で過ごそうと計画しています。富士山の初雪は未だのようです。例年の降雪は9月初め、積雪は9月末からですが温暖化の影響で遅れるのですかね。山頂3775mアメダス実測値は最低気温2.3℃・最高気温7.2℃、山麓山の家1128m河口湖アメダス実測値換算は最低気温15℃・最高気温24℃です。
 
 
 
 8時半から川崎岡上の家庭菜園でおくら・もろへいや・ぴーまん・みにとまとの収穫をして、10時半から多摩アクアブルーで水泳(ウオーキング主)をして、12時半から日用品買い物・外食して戻りました。
 家庭菜園の入り口は夏草が生い茂っています。草刈りがたいへんです。
 
 
 きくいもが予想したよりも大きく背高く育ち過ぎています。
 
 空いている畝を耕してブロッコリを植え付けました。
 
 オクラがたくさん実をつけて収穫がたいへんです。
 
 ふゆうがきの実が大きくなってきています。孫たちが収穫を楽しみにしています。
 
 町の家の庭ではかみさんは覚えが無いと言っていますが、さんしょうの木の根元で芽生えたとうがんが育ち、実を膨らませ始めました。
 
 夕方に同居の息子夫婦・孫がドライブから戻り、お土産にパンを貰いました。パンには二階建てロープウェイらしきの焼き印が押されており、ネットで調べると、直ぐに遠くの新穂高温泉の新穂高ロープウェイ売店で売っているものとわかりました。食後は丘の湯に行き湯ったり過ごしました。ま、こんな日常です。