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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

なんとか釣行はしたが

2018年03月19日 14時36分01秒 | 渓流釣行
 2015年5月15日に転落して外傷性の脳傷害となり、回復して生活には支障はありませんが、右目の内向制御不調と左足裏の痺れ感覚が残り、壊れた頭の再生中です。満70歳になり男の健康寿命73歳がもうすぐなので、以降は渓流釣釣行と川崎麻生区以遠車運転を家族に禁止されています。
 釣行は2015年5月10日に南アルプス南嶺の早川雨畑川奥沢谷で竿を振って以来3年経とうとしてます。・・・爽やかな渓谷で五感・六感を研ぎ澄まし過ごしたいと、フラストレーションが溜まっています。見かねたかみさんが、危ない所に行かないならならとの条件で、どうせ行くんだから勝手にしたらと釣行の許諾?がでました。近場の目を付けた表丹沢水無川:小田急で新百合ケ丘から渋沢に電車50分、駅から大倉にバス15分、の上流堰堤上標高293mから竜神の滝堰堤下標高374mまで遡行釣しようと計画しました。地形図・空撮画像・天気履歴と予報・・・いろんな情報を調べ、3年間眠っていたそのままの道具一式を取り出しました。早川の入漁年券以外は竿・糸・毛針・・・全てそのまま使える状態でした。

 予定を調整して、まず9日に釣行しようとしたのですが、強い雨と風で中止となりました。
 川崎山手の町の家の花壇には早春の花、きくざきいちげ(写真)・しょうじょうばかま(写真)・むさしあぶみ・・・が咲き始めました。体力維持でマイクロトレッキングに多摩桜ケ岡公園に、スイミングにアクアブルーに、・・・通っています。
 

 
 
 

 再度予定を調整して、15日に釣行しました。10時前に出発し、表丹沢水無川に12時前に着いて、1時間強の遡行釣を楽しみました。でも、風が強かったのと、流れに濁り・川底に薄茶色の新しい泥が堆積しており、良い状態ではありませんでした。流れに入り、竿をちゃんと振れ、狙ったピンポイントに毛針は正確に落とし誘えるのですが、渓魚の出は全くありませんでした。強い風で舞った埃・花粉のためか目が痒くて痛くてたいへんでした。フラストレーションは溜まったままです。
 
 
 

 17~18日はかみさんと富士山北麓の山の家に行きました。行く途中、中央高速の八王子バリアの先の上り線で車が炎上していました。芦川に釣行でもと思っていたのですが、庭の落ちた枝を片付けたり、のいばら:棘が危ないのを抜いたり、・・・雑用に時間を取られてしまってできませんでした。フラストレーションは溜まるばかりです。
 
 
 

晩春の早川雨畑川奥沢谷への釣行

2015年05月10日 02時02分49秒 | 渓流釣行
 5月になってもいろいろとボランテア・・・孫達と遊ぶ約束をしたりと結構暇無です。連休の4日は孫達家族と一緒に真鶴馬場浦海岸に磯遊びに行き、小さなかに・やどかり・・・を捕まえたり、海鮮料理を楽しみました。でも自分だけの時間が持てずに気持ちはちょっと沈んでいます。
 
 

 ところが、8日土曜日に予定していたことが急遽中止になり、急遽7日深夜から早川雨畑川奥沢谷へ釣行しました。急な予定変更だったので、準備もしておらず、疲れも溜まっており、感染症気味で体が熱があり鼻汁も黄緑色で、・・・でもこれを逃すと明日日曜日からもスケジュールがしばらくびっしり詰まっており、ちょっと無理をして出掛けました。23時に川崎の町の家を出発して、高速道路代をけちって道志道経由で富士山北麓の山の家に行き、仮眠して、朝なかなか起きることができずに、9時に出て本栖道・南アルプス街道経由で雨畑の老平の駐車場に10時に着きました。登山・渓流釣道具の準備をして出発して、林道を歩いてべと沢出合いに11時に着き、1時間ほど竿を振りました。晴・気温17℃水温11℃・水は透明で渇水気味でした。連休明けで場荒れしていることは予想していましたし実際に足跡多数・釣人未遭遇ですが未だ湿っものも有りました。釣果は0尾(ぼうず)でした。小場所に蜘蛛の巣がけっこう張ってあり大場所を狙った餌釣師が多かったと推測しています。小場所・石のえぐれに毛鉤を繰り返し丹念に振り込みましたが、あまごの出は去年末に生まれた新子(5cm位)が毛鉤にからんだのみでした。こっぱあまごの出もなく、魚影も見れず、全くあまごは掛けれませんでしたが、武沢出合迄の2時間半ほどの遡行釣を楽しみました。雨が降り、場が落ち着けば楽しい釣ができるようになると思います。14時半に駐車場に戻りました。川崎の町の家に18時過ぎに戻りました。312Kmのドライブでした。結構疲れて、ばたんきゅで寝てしまいました。
 老平の駐車場で服を着替え帰る準備をしている時に、単独釣人が戻ってきて話を聴きました。奥沢谷本流の広河原の前後を毛鉤で遡行釣りしたそうで、毛鉤にそこそこの数のあまご・いわなを掛けた様子で、ほぼあまごだったとのことです。奥沢谷に良く入っている様子で、初めて会った人ですが釣様式が私も似ている印象で共感を覚えました。

 久しぶりの晴れの天気で、本栖道の本栖湖湖岸から富士山が、南アルプス展望台から左からこれから行く奥沢谷の源頭の布引山、こんもりとした笊ケ岳、・・・雪が残る聖岳、赤石岳が良く見えました。
 
 
 老平の駐車場を登山装備に着替えて出発して林道を奥沢谷本流を上流に目指します。正面に布引山(標高2584m)が見えます。奥の正面の明るい緑の尾根が檜横手尾根で左が小谷、右が奥沢谷本流です。今日は手前の濃い緑(杉林)辺りの武沢出合まで遡行しました。
 
 
 
 林道終点の手前から二股の道を下に下りて河原に出ます。小さなバンガローが数軒ありそこを過ぎると流れに出ます。石を飛んで流れを渡り遡行するとべと沢で出合いに着きます。小淵の流れ出しにあまごの新子が定位しているのが見えます。
 
 
 渓流釣装備に着替えて川面に毛鉤を振り込みます。水流は渇水気味で透明度が非常に高いです。丹念に小場所に毛鉤を振り込みますがあまごの出は全くありません。淵尻を渡渉しても魚影は全く見えません。心身が大自然の中に融け込みリフレッシュされていきます。でも、釣りはなんとなく散漫になっていきます。最初の通らずに着きます。左側に薄暗い白糸の滝が落ち込んでいます。右側を高巻いて進みます。4年前の大出水と去年の出水で崖が緩んでいますから、大きく安全な緩斜面まで上って高巻きます。崖に近い急な岩盤の近道にトラロープが残置されていますが危険なので通りませんでした。
 
 
 
 
 高巻きを降りると、巨大な大石、露出ている箇所が直径4~7mの大石がごろごろ転がっており何か変です。落ち着いて良く見渡すと、武沢出合いの滝辺りが大きく崩れていました。美しい滝と落ち込みの淵は跡形もなくなっていました。2013年4月に来た時は崩れていませんでしたから、推測ですが去年の大雨で耐えきれずに大崩落したようです。
 
 
 
 本流は大きな変化はありませんでした。ここから東電発電取水口・堰堤まで約200mは大ゴルジュで人を寄せつけない淵が連続しており、あまごの楽園だと推測していますが、危険過ぎる場所です。でも、過去には流れを落ちてくる型の良いあまごをこの辺りで掛けたことがあります。私は奥に入ったことはありません。今日は生き物の気配がありません。結局、高巻きで仕舞った竿は出せずに、13時に引き上げました。
 
 
 
 


早春の早川雨畑川奥沢谷偵察釣行

2015年04月05日 13時21分34秒 | 渓流釣行
 今年も渓流釣シーズンになりました。南アルプスの早川は3月15日解禁でした。でも寒い日が続き、いろいろと忙しいこともありなかなか初釣行できません。14日には偵察に行ったのですが、富士山北麓が雪になり積雪となり撤退しました。先週末は3人目の孫、同居の息子夫婦の長女のお宮参りに運良く桜が見頃の横浜伊勢山皇太神宮行きました。初孫の誕生日は28日で川崎の町家辺りは桜が満開でした。楽しく過ごしてはいますが。
 
 3日、ボランティアの活動も月末に一段落して、桜も咲き、天気予報は曇り後雨・強風で良くなさそうでしたが、南アルプスの早川雨畑川の奥沢谷に偵察釣行しました。0:00時に川崎町の家を出てR413道志道経由で富士山北麓山の家に行き仮眠して、7時に鳴沢ガストで朝ランチを食べ、R139富士パノラマライ・R300本栖道・r37南アルプス街道を通り、老平の駐車場に9:00時に着きました。片道164Kmのドライブです。富士山北麓(標高1128m辺)は気温5℃で日陰に未だ圧雪が残って桜は硬い蕾です。富士川富山橋(標高200m辺)は桜が満開を過ぎています。老平の駐車場(標高487m辺)は気温14℃で桜が満開を過ぎています。
 R300本栖道の中屋敷で新しいトンネル工事が佳境で前後の道も形ができてヘアピンカーブが減ってドライブが更に楽になりそうです。R413道志道の青根の最後に残った工事はなかなか形が見えません。
 (補)今週は気温が下がりまた寒くなるとの予報です。
 (追記8日)8日は季節外れの寒波で雪になり、川崎は気温1.6~6.6℃・未積雪、富士山北麓は-2.7~3.0℃・積雪となりました。明日も寒さが続く天気予報です。
 
 
 
 
 天候はいまいちで微雨が降り雲が低くたれ風は強くはありません。例年なら雨畑ダム湖のバックウオータから遡行するのですが、今回は昼頃から雨が強くなりそうなので、ベト沢出合前後だけをピンポイントで偵察して帰ることにしました。林道から40~60m下に見える谷は水量はちょっと少なめで結構良さそうな感じです。雪代は終わった様子です。微雨が小雨になってきます。雨粒が付いたみつばつつじの花が綺麗です。林道脇にはすみれの仲間・きらんそう・・・の花が咲いています。やまいわかがみ・やまぶき・・・の花は未だ咲いていません。原生林の木々の葉が未だ茂っていないので対岸の沢の滝、F2:三段三流が細々ですが良く見えます。沢の真下で見ると迫力がありますが。布引山(標高2584m)の山容は全く望めません。
 
 
 
 
 林道の終点近くから河原に降ります。水量は少なめです。様子を見るだけなので渓流釣の衣服靴に履き替えず道具は雨に濡れないように岩下にデポして、竿と折畳傘だけを持ち、水量が少目なので、流れに頭を出した岩を飛んで渡り、小さな通らずを越えてベト沢出合(標高570m辺)まで行きました。流れの廻りの大岩の配置が昨年に比べて全体に10~30m下に動いています。落込・瀬が続いています。自然の活動は力強いです。3年前大雨洪水土砂崩れ氾濫の泥・砂はかなり洗い流されていますが谷の動きは未だ収まってはいません、釣人的には渓谷の形がずいぶんと良くなったと思います。
 
 ベト沢出合の上の様子です。
 
 ベト沢出合の下の様子です。
 
 気温15℃、水温8℃で水は透明です。竿を振り、毛鉤を打ち込み流していると、なんとなく違和感を感じたのでを竿を立てると、ぐぐっと強く引き込まれました。あまごが掛かっており、いなした後に抜き上げてたもに受けようとしたのですが寸前で落ちてしまいました。岩の上に落ちてばたばた跳ねて、下の小さな河原に落ちてばたばたばたばた跳ねて、流れの水中に戻り、あっという間に下流に走って行きました。合わせて掛けたのでは無く、あまごが毛鉤を口で咥えていたのを離しただでけで、掛けたわけではありません。今日、あまごを見たのはこの1尾だけでした。11:00時前に雨が強くなる予感がして引き上げました。

 林道を傘をさして戻っている途中で、吉水沢手前の林道恩賜林下近くに黒い塊が見えます。頭を持ち上げました。まさかつきのわぐまかと良く見るとかもしかの青年でした。びっくり驚かされました。くま鈴を付けてはいたのですが。
 
 

 後、例年のようにつむぎ湯に寄り体を温め休め昼食を食べて帰りました。

 最近は加齢で、トイレ休憩にしもべ道の駅・鳴沢道の駅・道志道の駅・津久井湖観光センターほか(いずれも365日24時間利用可で綺麗)を適時使います。津久井湖から川崎町の家まで27Kmですが、帰りは渋滞に巻き込まれることもありできるだけ寄るようにしています。今回は桜の花が見頃で桜祭りが行われており、津久井湖城山公園辺り一帯の花の園・水の苑・城山・・・はさくら・・・が咲き誇りなかなかの見ごたえでした。
 

初秋の比較的近場渓流釣行

2014年09月19日 16時19分51秒 | 渓流釣行
 今年の渓流釣シーズンも後2週間を残すのみとなりました。公私とも忙しい日々が続いてなかなか釣行できません。むすこ・よめさんに横浜のインターコンチネンタルホテルのビュッフェ(写真)に連れて行ってもらったり、むすめのまごとプールに行ったり、・・・、川崎市のひとり暮らし高齢者の聞き取りと調査票配布(61名/41世帯、回収は今週末)をしたり、ま・・・それはそれで楽しく、充実していますが。
 
 
 17~18日は自由時間を取る調整できたので、1泊2日で遠くには行けないので比較的近い道志川の神ノ川金山沢(谷)(裏丹沢)と早川の雨畑川奥沢谷(南アルプス南嶺)に釣行しました。でも、町の家(川崎山の手)をなかなか出発できなくて出発が10時過となり、神ノ川源流の広河原着14時前となり毛鉤を振ったのは実質1時間の釣でした。広河原発16時で外食・買物をして山の家(富士山北麓)に着いたのは20時でした。着いて家の中に入るとリビングキッチンの座卓・食卓・レンジがうっすらと白くカビに覆われていました。町の家のかみさんに電話で状況を話すとちゃんと綺麗にして部屋に風を通して乾かしておくようにと指示されました。翌日は雨畑川の奥沢谷は止むを得ず中止として家の掃除をしました。河口湖町のホームセンターで除菌ツール(健康に影響しない強くないリビングクリーナと消毒用エタノール・・・、ペーパータオル)を買い込み、窓を全部開けて丁寧に家具・什器の表面を拭き取りました。夕方18時前迄掛かりました。こんなにカビが出たのは30年間で初めてで、しばらく来なかったのと雨が多いのと雨戸を全部閉めて日照と換気が悪かったのが原因と推測しています。でも昼食の後1時間、北麓の幸助山の林道を散策しました。18時に山の家を出て中央高速経由で19時30分に町の家に帰りました。帰るとかみさんは開口一番大事なものを捨てなかったでしょうねとのこと、ま・・・こんなもんです。

(追記9月22日)月末迄の予定は明日はかみさんの誕生日、明後日はボランティアの定例会合・月末は1泊2日の南三陸研修会、週末は区の親子で芋掘りの手伝い・統一美化デェィ(いずれも天気予報は晴れ時々曇り)で、自由に私の予定を組める日は25~26日だけですが天気予報は25日木曜は曇り後雨(降水確率70%)・26日金曜は曇り時々雨(降水確立50%・台風16号の甲信越関東最接近が15時)で、なんだかんだ今年の渓流釣は今回が最終になりました。

 神ノ川の林道ゲートの駐車場に着き急いで登山装備に着替えて準備をして広河原に急ぎます。最近はつきのわぐまに確立30%で遭遇していますのでくま鈴をつけ鳴らしています(効果は???)。深い谷の右側の整備された林道を1時間ほど歩くと開けて蛭ケ岳(標高1673m)を望む広河原(標高700m)に着きます。
 
 
 広河原に下り遅い昼食を食べ、金山沢の流れが現れる(ほぼ伏流)所から、渓流装備に着替えて遡行釣を開始します。今日は人が入っている様子で前に姿は見えませんが塗れた足跡が残り、後ろに入渓しようとしている人が見えます。曇り気温21℃水温14℃水量少な目で渓魚の活性が高い様子で、連なった小さな落ち込み流れ流れ出しに毛鉤を振り込むとゆらゆらと白い胸鰭を揺らしてこっぱいわなが出てきて毛鉤を襲います。いつも型の良いいわなが入っている浅い淵の流れ出しに毛鉤を振り込むと影が走り合わせると元気なこっぱいわながを掛けれました。型の良いのはお休みの様子です。いつもここでいわなの型を見れば満足して後はゆったりと遡行釣を楽しみます。
 
 
 
 さわやかな初秋の自然の中で五感が研ぎ澄まされ心身がゆったりとします。渓谷の中で、綺麗な水、流れの中にいわな(掛けたのを戻した)、河原の山野草の花(おおびらんじ(写真)、のこんぎく(写真)、おおばぎぼうし、こうぞりな、ふじあざみ、われもこう、・・・)、岸・山麓の木々(広葉樹林)はなんとなく秋色になりつつあります。
 
 
 
 
 ゴルジュに入ります。この先はF1(5m、魚止めの滝)です。今日も時間が無いので滝を大きく巻いて上には行かずに、滝を見て帰りました。1時間強の遡行釣でしたがとても楽しかったです。
 
 
 引き返す途中で後から入った本格的な渓流釣装備の人と話をしました。5尾釣ったと言っていました。釣った魚を持って帰る人もいるようですが、持ち込まない、持ち出さない、持ち出して良いのは思い出だけを実践して渓魚には迷惑ですが何時までも楽しく渓流釣をできる環境を残していこうと思います。

 富士山北麓の山の家(標高1128m)は20時は14℃でホットカーペットを使いました。川崎の町の家(標高125m)気温26℃ですから体感は涼しいというよりは寒いです。紅葉は10月中頃からで未だです。はないぐち、もりのかれはたけ、・・・といったきのこが出始めています。庭の山野草はほととぎす(写真)が綺麗に咲いています。暖かい陽だまりでくじゃくちょう(写真)・・・が暖をとっています。
 
 
 
 幸助山(標高1894m、富士山寄生火山)の林道は晴れところにより曇り気温15℃です。久しぶりに景色の良い大曲の展望のきく崖(標高1660m)に車で散策に行きました。おおしらびそが白く見え始めいろんな秋の山野草が咲き始めています。
 
 
 後(南東)に富士山、前(北西)に毛無山・竜ヶ岳と本栖湖・その向こうに南アルプス、山間の奥に北アルプス、御坂山塊・奥に八ヶ岳連峰~秩父連峰がよく見える所ですが今日は展望が良くありませんでした。
 
 

初夏の道志川の神ノ川への釣行

2014年06月20日 02時13分40秒 | 渓流釣行
 山の家のいろんな作業をするようにとのかみさんの指示で18日深夜から富士山北麓の山の家(標高1122m)に一人で行き、作業が終われば釣に行って良いことになり、19日午後に道志川の神ノ川の源流の一つの金山沢(谷、標高690mから)に久しぶりに釣行しました。出発が遅かったので16時から17時過ぎまで小1時間の遡行釣でしたが楽しかったです。

 富士山北麓の山の家を出発する頃は、雷注意報が出て、朝の晴天がうそのように曇ってきました。
 
 山中湖畔から道志道を下り、両国橋辺りから神ノ川林道に入って長者舎ゲート(車両進入禁止)前に着き、渓流釣装備一式をザックに詰め、登山装備に着替え、神ノ川上流の流れを左側に見下ろして上流の広河原に舗装・ダート交じりの林道を急ぎました。広河原の手前でばったりつきのわぐまに遭遇しました。くまは直ぐに林道の下に降りていきました。デジカメを取り出すのが間に合わずかなり下の方に降りたところを撮りましたがぴんぼけです(真ん中の黒い影が体長1mくらいのくま)。檜皮沢橋から広河原と奥に蛭ケ岳(標高1673m)に連なる峰々が見渡せます。蛭ケ岳は神ノ川の源頭(金山沢(谷)と仏谷)です。
 
 
 
 
 天候は薄曇りで気温20℃水温14℃でした。いつものように毛鉤を振り込むと直ぐにこっぱいわなが全身を現して出てきてびしっと掛けました。夕方なのでいわなが毛鉤を水面に出てきて良く追います。毛鉤は16号でボディが濃茶CDC荒巻・ハックルが白ケン・アイが薄橙絹のファンシー毛鉤で返しをラジオペンチでつぶしています。水面直下でふわふわと動きをつけると羽化したばかりの蜉蝣らしきものに見えます。ゆくりと至極の時間が過ぎていきます。いわなの顔は個体毎に特徴があってユニークです。写真を撮って元の住処にそっと戻します。夕日に私の影が染まり始めて、暗い林道を帰るのは嫌なので早目に切り上げました。
 
 
 
 
 
 

 途中の津久井道は快適なドライブでしたが、世田谷街道は大渋滞で川崎の町の家に21時半に着きました。小田急線の相模大野車庫内で車両脱線事故があり、新百合ヶ丘~相武台前間・大和間が不通になり、踏み切りは閉まりっぱなしで通行できなくなり、大勢の人が世田谷街道を歩いていました。送迎の車で道路は車で溢れていました。車のナビはビックス渋滞情報で真っ赤で抜け道を通りましたがたいへんでした。運転に疲れました。

 6月21日(土曜)はもう夏至です。時間の経つのが非常に早く感じられます。