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鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

No8小田原に行った

2023年11月18日 18時12分31秒 | 遠地ウオーキング
 11月16日、小田原の小田原城・石垣城に遠地ウオーキングに行ってきました。天気予報は曇り時々腫れ降水確率30%です。小田原は小田原は交通の要所で小田原厚木道路・西湘バイパスと国道1号線箱根新道・国道135号線・R東海道新幹線と東海道線と小田急小田原・箱根線、ちょっと北の大井松田の東名高速道路と新東名高速道路が集中しています。中部・関西への仕事や旅行の列車乗り継ぎ、真鶴や伊豆高原周辺の海釣三昧・箱根や湯河原や伊豆高原・伊豆長岡周辺の温泉三昧に車では良く通過していたのですが、小田原に行った?と問われると、子供・孫達と一緒に生命の星地球博物館・小田原城址公園遊園地にしか行っていません。今回初めて市内の興味があるところを絞り一人で歩いて周遊しました。

 朝6時に川崎山手の家を出て、小田急線新百合は丘で小田原線下りに乗り小田原駅に7時45分着き(乗車距離49.6Km・時間1時間6分)、小田原周遊ウオーキング(下の地図:道順赤点線・道順変更修正赤実線:道が工事中また私有地などで通行不可および寄り道など)計画10.1Kmをゆったりと(結果13.6Km約5時間)して、13時5分に小田原駅戻ってきました。帰りは朝と逆順で15時前に家に戻ってきました。
 地図(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 今回、川崎市の「かわさきTEKTEK(健康ポイント事業)が始まりました!」とのニュースを見て、「かわさきTEKTEK」を使い始め、使い勝手が良いので、今回の遠地ウオーキングで使いました。
(広報より引用) 川崎市ではスマートフォンを利用したウォーキングアプリ「かわさきTEKTEK」を活用した新たな健康事業を始めました。参加者は、歩いてアプリ内で貯めたポイントを応援したい川崎市立の小学校(小学部のある特別支援学校を含む)から選んで寄附します。さらに、寄附したポイントに応じて付与されるチケットで、川崎フロンターレや川崎ブレイブサンダース、協賛企業等からの応援特典の抽選に応募することができます。また、学校では寄附されたポイント数に応じた応援金を市から受け取り、子ども達の学校生活を充実させるために活用します。 このアプリにより、市民の健康意識を高め、さらにその運動の成果を子ども達の学校生活に還元し、健康と優しさが循環する「健康循環社会」の構築を目指します。
 かわさきTEKTEK(下写真1枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 

 小田原は神奈川西湘の人口18万人を超える大きな町です。8時前に着いたので電車・駅は混雑していました。駅西口(標高13m)を出て計画ルートを歩きました。最初のポイント城山公園(標高103m)に向かう路はちょうど子供達の登校時間にあたり混雑していました。坂の多い区域で上り坂が続きます。長い階段もありす。歩くピッチが落ちました。計画したルートは私道・工事中・・・で通れない個所もあり、その場で大幅に経路変更をしました。
 
 
 
 時間を取られましたが、何とか最初の大堀切に着き、堀切内の道を通ることができました。通ていた人は散歩をする地域住民1人だけで、構造をゆったりと見ることができました。
 
 堀切内(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 早川側の斜面に出て、道は下り坂になり、南に相模湾、奥に真鶴岬、その奥に伊豆半島を望めます。西にこれから向かう石垣山(標高262m)を望め、その奥に箱根連山が望めます。
 
 石垣山(下写真1枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 右手に石垣山を望みながら一気に国道1号線まで歩くピッチを上げて進み下りました。広い国道1号線と国道135号線の交差点を渡り、右折し国道135号線の海側を進みました。西湘バイパスを横切り、新早川橋手前で早川の堤防に降りました。堤防を川面を左手に見ながら、新幹線の橋の下を潜って板橋まで遡りました。板橋を渡り、早川の堤防に降りて川面を左手に見ながら下り、新幹線の橋の下を潜って東海道線の橋の手前を右折して、突き当りが石垣山農道入口でした。路地道が分りにくかったです。
 
 
 石垣山農道(標高12~220m:距離1.8Km)は、ゆるい坂道の連続で歩くピッチを落ちましたが休まずに上がりました。まわり一帯はみかん・かき・・・果樹園で、農道は1車線(3~5.5m巾、センターライン無、側道無、東側は直コンクリート急斜面、歩道無、ガードレール無、信号無)で行の右側通行は転落しないように余裕をとって歩かないと危険です。通行量は少なく、速い運転をする車は無かったです。歩いている人はいませんでした。でも、景色は森林地帯で無くて眺望がありとても良かったです。小田原城天守閣(直線距離1.6Km)・相模湾・・・が良く見えました。写真は約50m毎です。
 
 小田原城遠景(下写真1枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 東の奥に丹沢山系の大山が見えてきます。
 
 坂道(上から下を見ている)が続きます。
 
 坂道の上りに疲れた頃に石垣山城址(石垣山一夜城歴史公園)に着きました。
 
 遊歩道を登って行くと石垣山城の石垣跡・本丸跡:標高262m・・・石垣山展望台(工事中で手前右に仮設?展望台設置:標高240m)があります。綺麗に整備されていて結構広いです。この位置からは小田原城天守閣を目視できませんでした。人出はまばらでした。
 
 
 
 石垣山景色(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 昼になり、天守閣跡前の広い日当たりの良い芝生広場のベンチで休憩がてらアンパン中心の昼食をゆっくり食べました。小田原駅発13:15快速急行新宿行に乗る予定なので、早めに帰路につきました。石垣山農道の下りは景色も良く、下り坂でピッチが上がるのでセーブしながら歩きました。早川沿いの小田急箱根登山線を走る電車・ここからは小田原城天守閣が良く見えました。
 
 小田原城天守閣目視(下写真1枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 石垣山農道が終わり、JR東海道線のガードを潜り抜けると国道135号線に出ます。東に向かうので左に曲がります。左側は高架線路沿いで草ぼうぼうの路側帯しかないので右側の歩道を歩きました。新早川橋を渡り(川に立ちこみしゃがんで網を持ち生物調査?してる人がいました)、広い国道1号線を渡り右折して進み、弁天様に向う路地を左折して進み、弁天様への階段を上り参拝して、裏の路地に出ると小田原城天守閣の裏に出ます。堀土塁もあります。
 小田原城天守閣(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
  
 小田原城天守閣(裏側)・JR東海道線に挟まれた路地を進み、左折してJR東海道線・小田急箱根登山線の跨線橋を渡り、右折して東海道新幹線のガードを潜り抜け、小田原駅西口に13時過ぎに戻りました。
 天候も良く、体調も良く、楽しい遠地ウオーキングでした。
 小田原駅(下写真1枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 

No7石岡に行ったが

2023年10月29日 15時34分50秒 | 遠地ウオーキング
 10月も半ばになり、日中は暑い日が続いていますが、朝夕は気温が20℃を切るようになりました。なんとなく体調がすぐれなかったのですが、19日、東部の茨木(いばらき)石岡(いしおか)の龍神山(りゅうぜんさん:標高162.8m)に行ってきましたが、途中で ウオーキングを打ち切り(事情は後述) ました。
 計画では。行きは朝6時ちょうどに川崎山手の自宅を出て、JR矢野口駅で南武線下り6時14分発に乗り、府中本町から武蔵野線・常磐線に乗り継ぎ9時3分に石岡駅(標高16m)に着き(乗車距離122.3Km・時間2時間49分)、天気予報は晴れでちょっと強い西南西の風(7m)で、龍神山周遊(下の地図:12.9Km)を3時間30分間のウオーキングをして、帰りは12時40分に石岡駅に戻り、常磐線上り12時49分発に乗り、自宅に15時40分に戻ってくる予定をたてていたので、悔しかったです。ちょっとブルーで日記(記録)の記述がはかどりません。

 石岡駅には定刻どうりに着きました。日暮里と水戸を結ぶJR幹線(常磐線)の駅です。昔々741年に石岡は律令制における地方を治めるための拠点である国府(地方役所)がおかれた場所で、国府のそばに建立された官寺国分寺(常陸国分寺(ひたちこくぶんじ)跡・常陸国分尼寺跡)が保存されています。
 
 
 地図(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 駅を出て西に向かいます。駅前はビル街で、歩道にウオーキング案内が埋め込まれていました。健康に配慮した街のようです。
 
 
 恋瀬川への近道を進むと国道355号との交差点に出ます。歩道脇に黄色い花が満開でした。頭をよぎったことは、秋の花粉症の原因として多いのは、ぶたくさ、よもぎ、かなむぐらなど草の花粉のことです。 きく科、あさ科の植物は慢性気管支炎の私にとっては天敵です。今日は吸血昆虫対策用のはっか液スプレィと喘息対策の高性能マスク・メプチン吸入・プレドニン錠剤を持参しているので大丈夫、黄色い花は せいだかあわだちそう (虫媒花の植物の花粉は重くて風で飛ぶのは少ない・神経毒を含む・皮膚に接触するとアレルギー性皮膚反応を引き起こす) が大丈夫と先に進みました。でも、信号を渡ると狭い歩道の左側車道縁石と右側水田畔と両方に花が満開で体に触れる状況になりました。ちょっとまずいかなと考えるようになりました。
 地図(下写真3枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 
 恋瀬川の堤防上サイクリングロードに出ると左右は除草された状態ですが安心できません、左の河原との稲田廻りはせいだかあわだちそう(ぶたくさ、よもぎ、かなむぐらなどは目に入りませんでしたが)の花畑状態でした。頭がボーとしてきた、歩く速度が低下してきたことも、冷静な判断ができていない状態になっていたと思います。サイクリングロードではチャリダー・ハイカー・・・誰にも会いませんでした。常磐高速道路の下を通り抜けると河川敷・河原・流れの大規模工事が行われていました。左側奥に筑波山と里山風景が見えました。右側奥に目的の龍神山、そのすぐ右に竜神山の花崗岩採石場(球状花崗岩原石露出もある)、そのすぐ左に常陸富士山(標高136m)と里山風景が見えました。
 地図(下写真3枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 
 石岡駅からここまで1時間約3.5Km(計画平均1時間4Kmで未達)、今日の歩行予定は3.5時間約13Kmで残り9.5Km2.7時間は時間どうりに戻れないと判断しました。体調も崩れそうと判断しました。通ってきた道を戻るのはまずいと考えて、北側山沿いの住宅街を通り戻ることにして、計画を打ち切り急ぎ撤退 をしました。運よく途中に綺麗な公園があり、綺麗な水で顔・手を良く洗い休むことができ一息つけました。とてもありがたかったです。
 地図(下写真1枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 

No6大平下に行った

2023年09月26日 22時56分04秒 | 遠地ウオーキング
 9月末になり青空になることが多くなり、日中の最高気温は30℃を切り、夕方前には町の家の庭の上空を あきあかね が小さな群れを作って西から東に帯のようになって移動しています。
 21日、前回行った関東西部の高麗川(こまがわ)の日和田山(ひわださん:305m)は、私好みのコースだったので、続けて利根川をはさんで対峙する東部の栃木(とちぎ)の晃石山(てるいしさん:419.1m)に行ってきました。栃木県のi県の県の県庁所在地は宇都宮であり、山梨県の甲府と山梨・・・、私の住んでいる神奈川県の横浜など同一でないことがあり、歴史の変遷を実感する地域ですね。仕事で杤木県の小山には多い時には週4日通勤していたことがあったのですが、すぐ隣(普通電車で2駅目)の栃木には行ったことがありませんでした。栃木県で訪れたことがあるのは、小山・鬼怒川・奥日光・国道119号(日光街道)120号(ロマンチック街道)121号(会津西街道)東北自動車道周辺だけで杤木は初めてです。

 行は朝5時50分に川崎山手の自宅を出て、JR矢野口駅で南武線下り6時4分発に乗り、府中本町から武蔵野線・京浜東北線・東北線(宇都宮線)・両毛線に乗り継ぎ8時25分に大平下駅(おおひらしたえき:標高36.1m)に着き(乗車距離110.5Km・時間2時間21分)、天候は予想(天気予報+かん)どうりの曇り時々にわか雨の中を、晃石山周遊(下の地図:往路緑色・復路青色・内遊歩道紫色累計7.6Km)を3時間30分間のウオーキングをして、12時に大平下駅に戻ってきました。
 自然が残された所で、ウオーキング途中に車は数台、人とはほとんど会いませんでした。山に入ってからは山頂で登山者一人・尾根道で遊歩道整備草刈りの方一人と合い挨拶しただけでした。
 登山道(遊歩道:関東ふれあいの道)は整備されていますが、天候が悪かったので、急な上り坂・下り坂・稜線で土の流出が多く溝ができ・岩石が露出しており歩き難くい状態でした。溝・露出した根と岩廻りなどを避けてを迂回して通った痕が散在して荒れています。踏み荒らさずに丁寧に利用したいですね。危険そうな箇所には管理の手間がかかると推測でできますが、手すりや鎖・ロープなどが張られていると良いですね。
 帰りは大平下駅で12時7分に乗り、来る時と逆経路で矢野口駅に14時56分に着き、川崎山手の自宅に戻ってきました。

 大平下駅(標高35.0m)は小山と新前橋を結ぶJR幹線の駅です。無人駅ですが設備はしかり整備されていました。用宗駅(もちむね:東海道線)・信濃境駅(信濃境:中央線)・・・も無人駅でしたが私(後期高齢者)が困ることはありませんでした。
 
 
 
 地図(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 

 大平下駅を出発して左に進み踏切を渡ると農道に出ます。稲穂を垂れた水田が拡がり、奥にぶどう畑のビニールハウス、その奥に目的地の晃石山(一番左のピーク)が望めます。
 晃石山(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 農道を進んでいくと ぶどう通り と交差(標高56.0m)し、道路脇に貯水場がありました。林道西山田線を進むと あじさい林道 の標識(標高64.0m)がありました。どんより曇り天気で湿気があり、急にぶゆ・やぶか(吸血昆虫)・・・めまといがまとわりつく状態になり帽子で追い払うようにして急ぎ足で進みました。はっか水(防虫)を持ってこなかったことを後悔しました。水の多い山のようで小沢があります。
 
 
 晃石山登山道の標識(標高123.5m)があり、まとわりつく虫の数が増えてきました。登山路脇にきのこ(はないぐち・・・)が生えているのを見つけたり、運搬用モノレールの軌道を見つけたりして興味はあるのですが、止まらずに急な登山道を更に速足で進みました。
 
 
 
 沢が開けて良く整地された石河原になり、まとわりつく虫の数が減ってきて、水神様の祭壇が設けれています。昔から水田の水源として祀っていたのですね。貯水場が整備されていたのもうなずけます。
 水神様(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 登山道はより急になり、雨水や登山者の踏み後で木の根・岩が露出しており、この道を下るのは歩き難そうです。大粒の雨が降り始めました。
 
 
 
 急な上り坂が続いて息切れしへとへとになりましたが、石の階段が現れて登ると晃石神社(標高386.7m)に着きました。お参りをし、ひさしの下で少し休ませてもらいました。廻りにまんじゅさげが少なかったですが綺麗に咲いていました。
 
 
 
 神社の右横に晃石山山頂への道があります。坂道を登ると晃石山山頂(標高419.1m)に着きます。祠と三角点(ちょっと大きめ)があります。展望は雨もようと木々にさえぎられて良くありませんが、北側の足尾山地・東北高速道側は視界はほぼ無し、南側の関東平野・大平町側はすそ野がかすかに見えていました。
 
 山頂展望(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 下山は尾根道を通り ぐみの木峠 経由で 大中寺に降りる計画を立てていたので時間が足らなくなりそうなので、急いで下りました。しかし想像していたより下り坂が急で速く降りることができません。加えて西側斜面に良く開けた展望が良いパラグライダー場を見つけてしまい寄り道をしてしまいました。
 
 
 パラグライダー場展望(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 予定は大平下駅12時7分発の電車(昼間は1時間に1本毎時7分発)に乗ることにしていたので、とにかくやみくもに下り坂を急ぎましたが、なかなか思ったように先に進めません。何とかぐみの木峠(標高283.8m)に着いて、分岐路を右(大中寺コース)に下りましたが、下り坂道は尾根道よりも荒れて急になって、掘れた木の根・岩の段差が大きくなっていました。余裕が全く無くなって、滑ったり・つまずいたり・転びそうになったり・かがんで3点支持姿勢で通過したり・・・なんとか緩い坂道まで降りてきて、大中寺 を参拝する余裕もなくなって通過し、農道をうつむき姿勢て速足で急ぎ、なんとか12時ちょっと前に大平下駅に戻り、汗だくだく・体くたくたになって予定の電車に乗り、矢野口駅に14時48分に着き、川崎山手の自宅に予定どうり15時過ぎに戻ってくることができました。楽しかったですがとても疲れました。
 家で冷たいシャワーを浴びながら頭の中では、初めて訪れる所は 後期高齢者になった体力を正確に自覚して、寄り道がけっこうな頻度でおきることも考慮して、時間の余裕を取った予定を組もう と大反省しました。

No5高麗川に行った

2023年08月28日 11時25分26秒 | 遠地ウオーキング
 8月24日、川崎山手は地球温暖化の影響を大きく受けた台風6号(9日)・7号(14日)と続いて、しばらくは遠地ウオーキングどころではない状態でした。我が家に被害は無かったのですが、報道では日本全国で暴風雨・大雨で大きな災害を受けました。立秋を過ぎて2週間経ち、晴れの日が続き、朝夕は過しい易くなったのが実感でき、遠地ウオーキング(今回は近場)は埼玉日高の高麗川(こまがわ)に行ってきました。
 四国生まれ、就職を機に関東の川崎に来たのですが、家も仕事も川崎で職住大接近状態でした。今まで関東一円は、仕事以外で訪れた地はほとんどありません。・・・浅草・武蔵野・奥多摩・・・桐生・足利・・・益子・久慈・・・は未知の地です。そこで、関東平野を一望できる所に行こう、条件はJRのみ利用で降車駅から徒歩で巡るという条件です。物見山と名のついた山々をしらみつぶしに調べました。信仰の山・地質は岩山、関東平野の西端から全体17,000㎢を眺望できる、埼玉日高の日和田山(ひわださん:305m)が良さそうとの結論に至りました。高麗川(こまがわ)が 埼玉で有数のきれいな水質・蛇行する川ということもありました。魚沼・・・長野小谷・・・に釣行・旅行で利用していた国道16号線・圏央道・関越道の周辺ということもありました。

 朝5時20分に川崎山手の自宅を出て、JR矢野口で南武線下り6時35分に乗り・立川から青梅線・八高線に乗り継ぎ高麗川に7時50分に着き(乗車距離41.2Km・時間1時間5分)、高麗川・日和田山周遊ウオーキング(下の地図:往路緑色・復路青色・内遊歩道紫色累計10.5Km)をゆったりと5時間)して、13時40分に高麗川駅戻ってきました。経路累計距離は寺院・河原・展望台・・・と経路を外れ正確ではありません。自然が残された所で周遊途中に車は数十台、人とはほとんど会いませんでした。高麗川駅で八高線上りに14:00に乗り、来る時と逆経路で矢野口駅に15時16分に着き、川崎山手の自宅に戻ってきました。
 高麗川駅は川越線(大宮・新宿・・・に繋がる)に接続されている交通の要所です。駅前は人はまばらで整然としていました。
 
 地図(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 高麗川駅を出発して真っすぐ西に向かうと県道に出て、正面に左から日和田山・高指山・物見山と奥武蔵自然道(ハイキングコース)でも知られているようです。最初の通過点とした高麗川の出世橋に向かいました。直ぐにのどかな田園風景になります。進んでいくと右側に小林牧場が見えてきます。良く整理・管理されていて、横を通っただけですが、いいなあと気持ちが落ち着きました。
 
 
 小林牧場を通過すると下りになり高麗川出世橋に着きます。橋の上から流れを見ると水量は少なめのようです。河原は草が生え揃い、流れは澄んで穏やかです。台風の影響は少なかったようですね。
 
 
 橋を渡ると正面に高麗神社が見えてきます。かわせみ街道を横切り、訪れる予定は無かったのですが、地域の歴史(高句麗からの渡来人高麗王若光を主祭神として祀る社、朝鮮との関係など)を確認したくて参拝しました。
 
 
 
 かわせみ街道を歩いて上り日和田山登山口に向かうのが距離が短いのですが、高麗川を良く見たくて高麗川右岸(上流から見て右側)をできるだけ流れに沿い日和田山登山口に向かました、遊歩道・小路が新しくできており、計画とは違う路・河原を通りました。渓流釣りの装備(渓流靴・親水ソックス・親水ズボンなど)をしていないので、小路から河原に降りて遡行していて、蛇行流れを横切る必要のある場所になると、川にじゃぶじゃぶと入って横切れないので、引き返して小路に上がり進みました。
 獅子岩橋から河原を見ると、以前の水害で獅子岩は草などに覆われていますし、遊歩道は利用禁止になっていました。近道の新井橋も水害で壊れて通行不可となっていました。
 
 河原は人が歩いた後が残っています。心地良い風が吹いています。
 
 
 上流の方ではフライロッドを振っている人がいます。良く見ると瀬の流れには、鯉・虹鱒?・・・はやが餌を追っている様子です。
 釣り人(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 水は綺麗で小魚(はや)が泳いでいるのが見えます。
 
 傍に動物観察用の定点カメラが設置されています。
 
 高麗川を清水橋で渡りかわせみ街道に出る前まで来ると、正面に日和田山が大きく見えてきます。
 
 登山口に着き最新の登山ルートを確認しました。登山口の標高は115m、山頂は305mで直線距離635m・男坂経由距離840m・女坂経由距離970m・登り30分で、なだらかな道を進むと直ぐに女坂(右)・男坂(左)分岐点に着きます。
 
 
 左の男坂を進むと道幅が狭くなり水飲み場に着きます。綺麗な水で手・顔を洗い手拭いで拭いて一休みします。
 
 左のさらに狭い登山道を進むと見晴台です。真っすぐ上がると男坂です、見晴らし台は木と枝を刈っていないので、見通しは良くありませんでした。見晴らし台から左に折れて進むと男坂に出れました。
 
 
 狭い急な男坂を進むと露出した岩場道になります。横道があるし、岩場は登路を示す明確なマーカーやロープが無いのでルートを失わないよう注意することも必要です。
 
 
 登る距離と斜度はそうきつくない数メートルと短い崖が所々に出現しており、用心して3点支持して超えないと危険ですね。岩場なので木々が無くて見晴らしが良いので写真を撮りますが、体の重心が思いもよらない位置になりふらつかない(転倒しない)よう手足を置く場所には注意しなければなりません。関東平野の写真は左から連続5枚、埼玉副都心・東京スカイツリー・新宿副都心・西部ドーム・飯能市街・大山・丹沢山塊・富士山が見えるそうです。
 岩場より(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 
 
 
 岩場を登りきると、女坂・男坂が合流し、山頂の手前にある金刀比羅神社に着きます。
 金刀比羅神社(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 女坂はどうなっているのか近くだけを見に行くと、露出した岩場道で、危険そうな所にはステンレス製の手すりが付けてありました。
 
 山頂まではもう少しですが、露出した岩場道が続きます。
 
 
 山頂も露出した岩場で東側が開けています。
 山頂より(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 予定外の寄り道が多くて予定スケジュール時刻より遅くなり、高麗川駅上り14:00に乗るつもりなので、急いで山頂から清流側に降りて、高麗川を清流橋で渡り、予定の復路を通って高麗川駅に戻りました。楽しかったですが、久しぶりに疲れ、筋肉痛になりました。

No4用宗に行った

2023年07月16日 13時58分29秒 | 遠地ウオーキング
 7月13日、梅雨の最中また指に大怪我をしたこともあり、6月は遠地ウオーキングに行けませんでした。13日は指の状態も良くなり、雨が降らないとの天気予報で、静岡市の用宗(もちむね)の大崩海岸(おおくずれかいがん)に行ってきました。糸魚川静岡構造線(フォサマグナ)の南端に位置し、東海の親不知(おやしらず)といわれ、静岡県静岡市駿河区石部用宗(もちむね)から、焼津市浜当目(はまとうめ)に至る全長約5kmの用宗街道(県道416号線静岡焼津線の一部の旧街道名)が分かりやすいようです。安部川と大井川とに挟まれた、太平洋側(南東側)から急斜面の海食崖(山塊ピーク449m・枕状溶岩)となっており、県道416号線石部海上橋、同旧道の石部洞門(崩れて廃道)、旧東海道線石部隧道(崩れて廃線)、東海道線石部トンネル、東海道新幹線日本坂トンネル、国道150号線新日本坂トンネル、東名高速道日本坂トンネルと続き、ちょっと離れて国道1号線宇津之谷トンネル、新東名高速道岡部トンネルが巾8Km位の狭い範囲に密集中してあります。個人旅行・仕事・・・では良く通過していたのですが、大崩海岸は名前も知らなかった未知の場所ですが目にとまりました。朝5時50分に川崎山手の自宅を出て、JR矢野口駅で6時10分に南武線に乗り、川崎駅から東海道線を乗り継ぎ用宗駅に9時48分に着き(乗車距離190.8Km・時間3時間38分)、用宗駅の南西海側を周遊ウオーキング(下の地図・往復6Km・ちょっと急いで3時間)して、用宗駅12時45分発に乗って帰る予定でした。ところが、南武線の小杉駅を過ぎた時に、横須賀線の戸塚駅で人身事故があり、現在横須賀線・東海道線は運転を見合せていますが、東海道線は7時15分頃に運転再開予定ですとの車内案内がありました。川崎駅の1番ホームで待っていると、上野東京ラインが止まっており運転再開できないとの車内案内が繰り返しあり、ホームに立ちっぱなし、再開された大混雑の電車内に熱海まで立ちっぱなし、用宗駅には10時59分(1時間10分遅れ)に着きました。滞在時間を減らして1時間40分に短縮して、見落としがでましたが急いで廻りました。予定どうり、帰りは用宗駅で12時45分の東海道線に乗り、矢野口駅に16時35分に着き川崎山手の自宅に戻ってきました。何十年ぶりで東海道線の丹那トンネルを通りました。天気は曇りで、雨が下りの函南駅~安部川駅ではカラス窓に当たっていましたがウオーキング中には降りませんでした。
 
 
 地図(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 人通りの無い用宗街道脇に地域自治会の地域案内書きがありました。
 案内書き(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 この先から用宗街道は海岸に沿って石部海上橋となり、東海道線は石部トンネルとなっていました。
 
 
 先に進むと海岸に出て、左後方に用宗海岸・海水浴場が見えてきました。ガードレールが潮風・海水に吹かれて真赤に錆朽ちています。厳しさが肌に伝わってきました。
 
 展望が開けて、正面の左側に太平洋と右側に石部海上橋・大崩海岸の崖が見えてきます。
 大崩海岸の南東部崖(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 先に進むと橋の上になり、左前方に大崩海岸の海食崖の海岸線が良く見えるようになります。浸食が進み磯はほとんど消失しているようです。海水がかなり濁っていました。
 
 橋の終点・トンネルの始点で大規模な耐震化工事が行われていました。事務所建屋・資材置場・駐車場・・・が狭い道路脇・一般駐車場・狭い空地などを上手く使って工事をしているので、邪魔にならないように、道路交通整理をしている人の手前で引き返しました。
 大崩海岸の耐震工事(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 戻る途中に正面から右側に静岡の海岸線・久能山・・・広い太平洋水平線が、左側に県道416号線旧道の石部洞門(崩れて廃道)が望めます。
 
 上の興津の高根山の奥に大きな富士山がうっすら(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 県道416号線旧道の石部洞門(崩れて廃道)(下写真は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 今日は時間の余裕がないので急いで海岸道路を用宗海岸・海水浴場に向かいました。
 
 
 
 砂浜は奥行は狭いです幅は結構広くてとても綺麗です。海開きの準備が行われています。駅から近いです。駐車場は少なさそうです。地域のおばあさん一人・おじいさん一人とたわいもない立ち話をしました。もう少しゆっくりとしたかったのですが、12時45分発の東海道線熱海行に乗らなければならないので、休憩を取らずに急いで用宗駅に戻りました。
 用宗海岸・海水浴場砂浜(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)
 
 
 駅前用宗街道と駅ホーム跨線橋からの富士山。(下写真2枚は、クリックで拡大、タブクリアで元に戻る)