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(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ピアノの先生いろいろ

2007年05月14日 | Weblog
音楽教室には私をふくめ、
たくさんのピアノの先生が在籍しておりますが
先生になる方法は一つではありませんから
いろんなタイプの先生がいらっしゃいます。
とりあえず、おおまかに3つのタイプにわけてみますと

その1. 音大ピアノ科卒業生

ま、一番わかりやすいですね。
音楽大学で、ピアノを専門に勉強して
卒業後、そのまま自宅で教える人もいれば
採用試験を受けたり、グレードを取得したりして
大手の音楽教室の講師になる人もいます。
専門だけに演奏技術は高く、そのかわり
教え方の上手い・下手の差が大きく出るタイプだと思います。


その2. 音大声楽科卒業生

専門は声楽ですが、副科でピアノのレッスンを受けているので
当然ピアノも弾けるわけです。
ピアノ科同様、グレードを取得して講師になる人もいますし
自宅で教える人もいますが
何と言っても専門だけに、歌が上手なので、
音楽教室では、どちらかというと個人より
グループレッスンの講師になられる方が多いようです。


その3. 音楽教室あるいは専門学校出身

音楽教室・あるいは音楽の専門学校に通いながら
実力をつけてグレードを取得し講師になる人。
演奏力や音楽の知識は、専門的に学んでいるので
音大出の先生より実力が下とは限りません。
変奏や作曲など、即興的な演奏力は、
むしろ音大ピアノ科よりも強いような気がします。



教え方、というのは初めから上手い人もいれば
長年教えて経験を積み、上手になる人もいるので
出身によってこう違う、ということは決め付けられませんが、
性格的に、いくらか特色があるような気はします。

とはいえ結局のところ、どの先生がいいかは
習う目的と 相性によるのでしょうね。


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