MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

プロコフィエフ自伝

2011年01月25日 | Weblog

いわゆる『偉人伝』みたいな
モーツァルトやベートーヴェン
シューベルト・ハイドン・バッハ…
などなどの作曲家の伝記は
いろんな本で読みましたし
学生時代にも、あらためて勉強したわけですが

マイナーとまでは言わないまでも、
一般的に、そんなに弾かれない作曲家については
本も少ないし、あまり読むことがありません。

たまに、その手の本を見つけて「読んでみようか」
と手に取ることがあります。

今回は、プロコフィエフ。
「どういう発想からこうなったの?」
と、疑問符が飛び交う作品を演奏するに当たって
何かヒントがあるかな、と思いまして。

まあ、どう考えても
ベートーヴェンみたいに『真面目に練って 練って』
というタイプではなかろうな、
と予測しつつ読んでいったわけですが

だいたい予想通りといいますか
・先生のいう事を、素直に聞くタイプじゃなかった
・周囲の意見を(あまり)気にしないでわが道を行く
かなりのマイペース人間と見ました。

【ロミオとジュリエット】のバレエ音楽を作るに当たって
「死んだら踊れないから、
 最後は死なない、ハッピーエンドにしよう」
と考えたりもしたようで
(結局踊れる方法を思いついてやめたらしいですが)

なかなか面白かったです。
プロコフィエフの作品を演奏するにあたって
ちょっと肩の力が抜けていいかもしれません。

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