MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

定員=楽器の数?

2009年03月30日 | Weblog

音楽大学には、オルガン専攻というところがあります。
つまり、ピアノや声楽同様
オルガンを専門とする人のためのクラスです。
        
もっとも、名称は同じ様でも 内容は学校によって様々。

私の母校の「オルガン専攻」は、オルガンと言っても
どちらかといえばクラシックに力を入れ
(一応ポピュラー等幅広い音楽を勉強する様ですが)
『パイプオルガンでの演奏』も目的としているのに対し
師匠の母校の電子オルガン科は
エレクトーンで作曲・編曲を勉強する
ヤマハの上級グレードに直結するようなカリキュラムらしい。

実は、つい最近まで母校の電子オルガン科について
ほとんど知らなかった私。
ピアノと声楽が、音大の人口のほぼ半数を占める中
オルガン専攻って、非常に狭き門らしい
くらいの認識でした。
パイプオルガンがあることは知っていましたが・・・
        
ちなみにパイプオルガン、練習が大変らしいです。
もちろん、ほとんどの練習は
コンパクトな電子オルガンで行うのでしょうが

例えば、ピアノ科の生徒で
自宅にはアップライトしかない学生が
試験前には学校の練習室のグランドピアノを借りて
練習をするように

オルガン専攻の学生さんは
師匠いわく
パイプオルガンを設置しているホールを
 夜間レンタルして練習する
』のだそうです。
(昼はコンサート等イベントで使えないから)

狭き門も納得
定員が少ないわけだ。
多かったら、練習場所が確保できない。

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