MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

身近な名所

2009年11月01日 | Weblog

久々に、高校時代の友人と会ってきました。

梅田(大阪市中心部の北)で待ち合わせ、
堂島川に近い紅茶専門店で、ゆっくりお茶。
友人も音楽好きなので、
2時間くらい音楽話で盛り上がって
そろそろ帰ろう、と梅田駅に向かったのですが

ちょうど駅に向かう途中に
露天神社(つゆのてんじんしゃ)
という神社があるのですね。
もっとも、ほとんど誰もその名では呼んでおらず
お初天神」と呼ぶのが一般的です。
そう、『曽根崎心中』で有名な、あの神社。

そういう由来で有名になるのもどうだろう
と思わないでもないですが
実際1703年(元禄16年)に心中事件はありまして
それをもとに、近松門左衛門が浄瑠璃を書き
竹本義太夫がそれで大当たりを取ったものですから
すっかり「心中事件現場」で知られてしまい
すぐ横の商店街は「曽根崎お初天神通り商店街」。
(「お初」は心中した一方である遊女の名前)

そういえば、横は何度も通ったお初天神
境内に入ったことはありません。
身近過ぎて、まだ行っていない場所の典型です。

先ほどお茶した場所が北新地
(お初は堂島新地の遊女でした)
最近、義太夫についても勉強したことですし
これも何かの縁でしょう
と、お参りすることにしました。

本来のご祭神は、少彦名大神やアマテラス様
「天神」ですから菅原道真公など多々祭られておりまして
家内安全、学業成就、交通安全など
ほとんどの願い事に対応できる神社のようです。

「縁結び」だけはないであろう

と二人して突っ込んで帰ったのですが
どうなのでしょう。

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