昨日の話の友人との会話。
初めは お互いの近況を話していたのですが
和洋にかかわらず建築に興味がある友人なので、
正倉院展の話をしましたら、案の定
『あの建物(注:正倉院です)に、実際に入ってみたい!』と
喰いついてくれました。
それでね、私 最近邦楽に興味を持っていたからね、
と琵琶の話に持っていこうとしたら
『ほうがく?
あんたは一体どこまで手を伸ばすつもりなん?』
変かなあ?でも、西洋クラシックばかりやっていたから
知識が偏っているなーとは思っていたし
調べたり、聴いたりすると結構面白いよ?
と答えたところ
『聴いたり?何を?』と怪訝な顔で聞き返されました。
え~?雅楽とか、小唄とか…
『ががく って何?』
太鼓とか大鼓・小鼓・竜笛・琵琶とかで演奏する…
・・・ちょっと待って、何かすれ違っている。
私の言っている「ほうがく」→邦楽
彼女が思った「ほうがく」 →法学
(彼女は法律事務所で働いていました)
それにしたって、
私は音楽やっているって知っているのに
何故そっちの「ほうがく」になるのかと尋ねますと
『だって、あんたはやりかねないでしょうが。』
ないない。法医学はあっても、法学はない。
ちなみに、彼女にとって「邦楽」と聞けば
雅楽や長唄とかではなく、「J-POP」なのだそうな。
その後、長唄や歌舞伎や義太夫の話で盛り上がり
「お初天神」へ流れたわけでございます。