MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ポイントはいくつ

2009年08月04日 | 音楽教室

ピアノを始めて4ヶ月のNちゃんは
すらりと長い指の持ち主。
まーいい手だこと
とレッスンを始めましたら、これが
関節がくにゃり と外側に反り返ってしまう。

良いフォームを教えて
指一本だけで注意して弾いてもらうと
ちゃんと支えて良い形で弾けるのですが
曲になると、注意がいかないのですね

できないわけではない。
できないわけではないけれど
弾く前に「次は支えないと」という
気持ちの準備が間に合わないので
つぶれた指で弾いてしまってから
ああ~…」となります。

そんなこんなで4ヶ月、3の指(中指)以外は
大方 支えて弾けるようになりました。
後は3の指だけ注意すればいいから
注意も向けやすいかと思いきや
これが直りません

というよりも
これまで注意を向けても間に合わなかったから
3の指だけ未だこの状態なわけでして

どうしたら直るだろうかと考えた挙句
その曲の中で、気をつけなければならない
  3の指を使う場所は何ヶ所あるか
Nちゃんに数えてもらいました。

N「12ヶ所あるー

私「じゃあ、12ヶ所のうち、1ヶ所だけでも
  良い形の指で弾いてみようよ。」


さあ、12ヶ所中、何ヶ所成功するか。
1ヶ所かな、3ヶ所くらいいけるかな?
と思ったら
全部直ってしまいました。

ここと ここと ここに注意する3が出てくる
と全部の場所を確認したおかげで、
注意がいきわたったようです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。