MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

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2007年05月22日 | 音楽教室
ピアノを教えている、と言うと
「何才くらいの子を教えているの?」とよく聞かれます。

下は3才から、上は70過ぎまで
大変幅広い年代の生徒さんが来ていますので
え~と足して割って…平均何才になるんだろう・・・
一番多いのが10才前後なのは 確かです。

初心者で習いに来るのは5・6才の子が多く、
たまに3才のお子さんも連れてこられます。
グループレッスンだと、2歳児・3歳児クラスがあるので
小さいお子さんは 基本的にそちらをお勧めしますが
どうしても個人がいいんです、とおっしゃる場合は
個人のクラスに入ります。

そんな時、よくお母様から聞かれる質問が
「ピアノって、何才から始めるのがいいんでしょう?」。

はっきり言いますと
何才から、という目安はありません。
就学前のお子さんというのは、発達の個人差が
ものすごく大きいので
3才でレッスンできる子もいれば
6才でも早いかな、という子もいるわけです。

例えば、3才で教室にやってきたGちゃん。
お母さんいわく
「まだ早いんじゃないかと思うんですけど
本人がどうしてもやりたいと言うので
根負けして連れてきました。」
ということで
口も達者なら手もしっかりしてまして
問題なくレッスンに入れました。

かと思うと
本人に全くやる気がないのに
『早くから習わせたら早く上達するだろう』との親心から
わけもわからず連れてこられた5才のHちゃん、
お名前は?と聞くと
「∑□ *×Д$※ バカー」と言われました。
(ここだけ明瞭にわかった↑ )

Hちゃんは現在、大変よく練習してくる良い子です。


発達のスピードが違うだけで、
発達の早い子も遅い子も
最終的には大差なくなるのですが

すぐにもレッスンが成立するためには


他人とコミュニケーションが取れる
数字を7まで数えられる(音名が7つだから。)

くらいの能力は必要だな、というのが実感です。

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