MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

おさかなボタン活用その2

2009年01月30日 | お仕事グッズ

講座をきっかけに作った「おさかなボタンホール」
基本、レッスンに来たばかりの
小さい生徒さんを対象として
音名を教える時に使っているグッズですが
せっかくなので、他にも使いたい

というわけで
連結できる、並べ変えられることを活かして
「コードネーム・カデンツ確認」に使用

例えば、ハ長調なら
音階は「ドレミファソラシド」。
これを おさかなさんで
「C・D・E・F・G・A・B」と並べれば
左から
1番目「C」・4番目「F」・5番目「G(7)」がそのまま
    ↑     ↑      ↑
    1度    4度     5度(または属7)と
主要三和音のコードネームとなるわけです。

並べ替えて、G(ソ)から
G・A・B・C・D・E・F(♯)とすれば
同様に1番目・4番目・5番目でG・C・D(D7)。

意外と、コードネームに慣れていない
「大人の生徒さん」に使えます。

ハ長調やト長調くらいなら、
主要三和音のコードを丸覚えできていても
変ロ長調とかホ長調などになってくると
4度のコードが何なんて、パッと出てこない生徒さん。

ノートにカデンツ表を書いてもらったり
コード進行を一覧表にしたりもしていますが
これだと、連結しなおしながら
くるくる回してどの調にも使える

コードを理解してもらう、お助けグッズです。