冷え込み厳しい大阪です。
昨日も、何だか空が暗いし寒いなあと思っていたら
お昼頃から吹雪いてきました…
そんな寒い中
またまたコンクールを見学してきました。
私が聴いたのは、ごく一部ですが
プログラムには、小学1年生から高校生まで
参加者全員の曲目が載っています。
ふと、気付きました。
近現代が めちゃくちゃ多い。
小学1年~4年だと
邦人作品が一番多くて、3割以上。
次がギロックの作品、2割くらい。
カバレフスキー・ハチャトリアン・ショスタコービッチと
ロシア近代が合わせて2割。
フランス近代、ドビュッシーが1割弱。
小学5~6年になっても
やはり邦人作品が3割近くを占め
ドビュッシー・イベール・ラヴェルと
フランス近代が増えて2割、
ショパンが1割など ロマン派が増えてきます。
中学生・高校生となると
逆に、邦人の作品はほとんど演奏されず
ドビュッシー・ショパン・ベートーヴェン
バルトークやロシア近代…
う~ん…古典が少ない・・・
ベートーヴェンはあります、ソナタが何曲か。
でも、モーツァルトがいない。ハイドンも無い。
ちょっと後になってシューベルト、ゼロ。
前に戻って、バッハ、小学生が1名弾いたのみ。
…偏っているなあ。と思いました。
確かに、バロックや古典を
『魅力的に演奏する』のは難しいのだけど。