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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

先輩。

2008年01月15日 | バイオリン
今年最初のバイオリンレッスンへ行ってまいりました。

昨年 最後に出された冬休み中の課題は、
ハ長調とイ長調の音階と、小品4曲でした。
(自主的に続けている ガヴォットは
未だ満足の域に届かず 練習中。)

少し早い時間に到着したので
教室から流れてくる音に耳をすませながら 
廊下で順番を待ちます。

去年までは
私の前が 小学2年生くらいの子で
私と同じ教本を使っているらしいな、と
聞こえてくる曲から察していましたが

今年から、前後するメンバーも変わり、
私の前に レッスンしている人は
どうやら もっと進んだテキストらしく
音域も広いし、速いパッセージが続き
私が ここまで行くには、まだまだかかるなあ…と
感心して聴いていました。

さて、私の順番になり、教室に入ってみたら
先ほどまでレッスンを受けてらしたのは
間違いなく還暦は遥か昔に過ぎているであろう
白髪のおじいさま。

…私も まだまだでございます。

個人レッスン6回目

2007年12月23日 | バイオリン
いよいよ 今年のバイオリンレッスンも最終日。
合奏で始まった1月から6月までの半年と、
個人に切り替えた7月から12月の半年、
合わせて1年が経とうとしています。

ゼロからのスタートで、
一応 曲らしい曲が弾けるようになったのですから
進歩していない事は無いのでしょうが
最初の目的、
『ピアノの生徒さんの演奏に
 バイオリンで 加わってアンサンブルにする』
には、まだもう少しかかりそうです。
そろそろ、弾くだけなら弾けそうな曲もありますが
生徒さんには まだまだ聞かせられないなあ…

さて、
前回から3回目となる ゴセックのガヴォット。
ガヴォットとしては やや遅めのテンポでなら
安定して弾けるようになり
「うん、まあ いいでしょう」
と 先生から終了を言い渡されました。

先生の方でも、
早く発表会用の曲に 取り掛からねば、
という計算がありますから、
完全に納得しているわけではなく
(仕方ない…)と思っているなーと察せられます。

当の私に 『仕上がった』という感覚がないので
これでOKをもらってしまった事が 無性に悔しく、
この休み中は
納得いくまで弾き続けようと思います。(←負けず嫌い)

ピアノ伴奏付き

2007年12月22日 | バイオリン
今年の『教える方のレッスン』が、全て終了いたしました。
あとは、
自分のバイオリンのレッスンが(←これは 習う方)
年内に もう一回あるだけです。

というわけで
なかなか仕上がらない課題曲(ゴセックのガヴォット)を
このまま年越しさせないよう
最後のあがき というか練習中。
これが残っていると、自分の仕事もありますし
春先にある発表会の曲も 練習しなくてはならないので
余裕が無くなってしまうのです。

去年一緒に 合奏で発表会に参加した
チェロの友人(彼女も春から個人レッスンに変更)に
「そちらは、発表会の曲 何になった?」と聞いたところ

「あー…今回は 見送りで
あ、逃~げ~た~な~

まあ彼女の場合、私と違い 普通の会社員ですので
平日は練習が ほとんどできないという事情もあり
仕方ないといえば 仕方ないのですが。

ともあれ 今度の発表会
大人の個人レッスンで、『お初』のソロ参加は
私だけになりそうです。

まあ、いいか。
ピアノと違って「本当に1人きり」じゃないし。

個人レッスン5回目。

2007年12月09日 | バイオリン
前回のバイオリンレッスンから、
今度は間を置いて、5回目。
3週間ぶりとはいうものの、
研修やら、何やらで あまり練習時間が取れなかったため
今回は どれも駄目かなあ。

案の定、
念入りに弾き込んだテクニックの練習曲は
合格をもらえましたが
ゴセックのガヴォットはもう一回。
前回のレッスンでは「テンポを上げて弾いてきてください」
と言われていましたが
今回は、無理せず弾けるテンポで練習してください、
と言っていただき、ちょっと気が楽になりました。

来年は ソロでの発表会参加を決めたので
その時演奏する曲の候補を決めていただきました。
今の実力からすると、かなり難しく感じられますが
「3ヶ月あれば大丈夫 大丈夫。
と 先生は気軽におっしゃいます。

その3ヶ月の間に 
ピアノの発表会やら
グレード試験やら
グレード試験官の仕事やら
いろいろ抱えている状態なのですが…

個人レッスン4回目。

2007年11月18日 | バイオリン
先週に続いて、今週もレッスンです。

ハ長調の音階と、アルペジオの練習でスタートし、
続けてE線のファ・ソ・ラ・シを正確に鳴らす練習。
ファ・ソ・シは正確に取れましたが、
ラが高くなりがちな点を注意されました。
同じように広げているつもりなのですが、
どうも3の指(バイオリンの場合薬指)が広がりやすいようです。


2回目の『楽しき農夫』と
重音が なかなか綺麗に響かなかった小曲は
今回「いいでしょう」と合格をもらいました。

次のレッスン日が近く、必死に練習したので
手が慣れたということもありますね。

ゴセックの『ガヴォット』も、ゆっくりとなら
どうにか最後まで 弾けるようになり
一応、聴いていただきました。
こちらは当然、もう一度なのですが
「音やリズムは問題ないので、
このくらいのテンポ(←およそ2倍のテンポ)で
弾けるようにしておいてください。」
と 言われました。

先生、さらっと おっしゃいますが
この曲、16分音符の速さで シレド♯レ・ミレドシと
2の指をド♯からドに素早く置き換える部分があり、
ここが速く弾けるようにならないと
全体を本来のテンポで弾けません。
…まあ、次は日にちが開いていますから(3週間)
なんとかなるかな。なるといいなあ。
―するしかないか。

ガヴォットは、スズキメソード1巻の最後の課題だったので
次の本(2巻)の曲も弾いておいてください
と、新しい宿題を いただきました。

というわけで 早速2巻の本を買って帰りましたよ。
どんな曲が入っているのか、楽しみです。

個人レッスン3回目。

2007年11月12日 | バイオリン
バイオリンの個人レッスン 3回目。
個人に移ってから、1ヶ月経ちました。

私が習いに通っている音楽院は、
レッスンを 毎月2回・4回のどちらかで選べるのですが
私は 月2回でお願いしているため
ほぼ2週間に1回ペースのレッスンです。

ほぼ、というのは
先生のご都合によって(または祝日等で)
前のレッスンから 3週間 開くこともあれば、
逆に 2週連続することもあるからです。

ちなみに、今回のレッスンは
丁度その変則的なスケジュールに当たり
前回から3週間も 間が開いてしまいました。

日数があることを 良い機会とばかりに、
自宅の練習では、レッスンで よく注意された
弓を持つ右手の脱力に、時間をかけてきたのですが
その成果が出るかどうか。

初め2回のレッスンは、
ト長調の音階とアルペジオの練習から始まりましたが
3回目のレッスンは 先生、いきなり
「はい、じゃあ この曲から弾いてください。」

え?音階 弾かないんですか?
指慣らしとか、ピッチの確認をしなくても良いのですか?
ピッチを外す心配がない楽器の、ピアノのレッスンだって、
初めにハノンやツェルニーを弾かせますよ?

で、弾いてみましたが
案の定 弓が弾み、雑音が混じってしまいました。
(↑ 力の入り過ぎ。)
ピアノで鍛えた音感は そこそこ、自信があるのですが
音階の一つも弾かずに
いきなり正しい音高を捉えられるほど
左手の運指に 自信が無いため
どうしても緊張して、右手に いらない力が入ります。

それでもどうにか、レッスン後半には 力も抜けてきて、
メヌエットの2曲は 合格をもらいました。
ト長調の 重音が入った小曲と
(できたら見ておいてください)と言われていた
シューマンの「楽しき農夫」は もう一度。
新しい課題は、ゴセックの「ガヴォット」です。
そして、次のレッスンは来週。(変則スケジュールのしわ寄せ)

…ガヴォット、ピアノなら初見で弾けますが
バイオリンで1週間は 自信ありません。

ドリルはE♭

2007年11月01日 | バイオリン
早いもので、もう11月です。

気のせいか、最近 あちらでも こちらでも
改装やら修繕やらで 工事を多く見かけるようになりました。
自宅のあるマンションでも、一部修繕のため
現在 屋根部分に足場を組まれ
平日はガガガガガ…と ものすごい音がしています。

こちらも負けず劣らず
ピアノとバイオリンで騒音を出している自覚があるので
むしろ、これで私の出す音が目立たなくなるわ
と 思ってしまうのですが
(同様に、台風の時も 気兼ねなく弾けます)

バイオリンの練習の時、気が付きました。

調弦に使うチューナーという機械がありますね。
私は これを調弦の時だけでなく
音階の練習時、正しい指の位置を覚えるために
付けっぱなしにしているのですが
このチューナー、絶対音感を持つ人と同様
何の音でも Aの音・E♭の音というように
ピッチを読み取ってしまうのです。
つまり、
楽譜が譜面台に置かれた時のゴトッという音
チューナー自身を置いた時の音
掃除機のモーター音 などに
いちいち反応してくれます。

当然、工事の音も例外ではなく
バイオリンを弾いている間は、
こちらの方が近いため、楽器の音をひろってくれますが
演奏を止めた途端
工事のドリルの音をひろってくれます。

あちらの音が激しくなると
バイオリンより向こうの音をひろうのでは と
気が気ではなく
無意識に なるべく間を置かず
大きな音で弾こうとしてしまうので

工事のドリルと張り合ってどうする と

1人つっこみを入れつつ練習しています。

個人レッスン2回目。

2007年10月21日 | バイオリン
鍋や湯豆腐がおいしい季節になりましたね。
丁度レッスン日が、冷え込みの強くなる日と重なり
出かける時も寒いなあと思ったのですが
帰りは もっと寒かったです。

さて
バイオリンの個人レッスン2回目です。

前回の注意に気をつけて練習したところ
1週目では なかなか直らなかったものの
レッスン2日前くらいになって
ようやく 軋ませず弾けるようになってきました。

【前回の宿題】
ト長調の2オクターブの音階とアルペジオ
バッハのト長調のメヌエット(アルペジオの動きで始まるもの)
ト長調の小曲 1曲

ピアノの先生をやっている身としては
慣れないバイオリンという楽器の『奏法』について 
あれこれ 注意は受けるのは 仕方ないとしても
『ピッチがずれている』 というのは自分で許せませんので
自然、音高はきっちり正確に取るようになり
先生も「音はきれいに取れていますね。」
と 褒めてくださいました。

今回の先生の指摘。
移弦する時 開放弦の音が鳴ってしまう問題については
 『指を動きと弓を移動させるタイミング』
アルペジオを弾く時の 音が かすれる問題については
 『弦を押さえる指の角度』を注意されました。

グループで合奏をやっていた頃は
左手の1と2の指先だけが 固くなっていたのですが
個人に移ってからというもの
アルペジオ練習や課題曲のおかげで
どの指もまんべんなく使うようになり
今や 左手の親指以外が全て固くなりました。

ピアノを弾く時、鍵盤に当たると 変な感じです。

まだ ブーム

2007年10月13日 | バイオリン
私が バイオリンを始めた今年の1月、
同じく 弦楽器を始めた 友人がおります 

私はバイオリンを選びましたが
彼女が選んだのは チェロ
私同様、グループでのレッスンでは物足りなくなり
個人レッスンに変更しております。

どちらも、合奏クラスと個人レッスンを
並行して受けるのは大変なので
合奏クラスを抜けて 個人のみにしたのですが
個人になると、
レッスンを受ける週も時間も 全く違ってしまうため
顔を合わせることが無くなってしまいました。

現在はメールで
お互いのレッスン進行状況を 報告し合い
「いつか 2人で弦楽セレナーデが演奏できるといいよね」
と励ましあっております。

ちなみに 彼女の演奏する チェロという楽器は
バイオリンに比べ 弦を押さえる間隔が広く
小柄で、手もそんなに大きくない 彼女にとっては
押さえるだけでも大変なのだそうです。
   
現在彼女は
3番4番(薬指と小指)の指まわしの練習中。
『自分の手なのに 思い通り動かない指』に
苦戦しているようです。

彼女のレッスンを担当しているY先生は、
かつてグループレッスンの時 
一度だけ、初心者クラスを指導してくださった
(ボーイングのコツを ぬれ雑巾に例えていらした方です)
ので、私も知っているのですが
わかりやすい指導と ほんわかと人柄の良さがにじみ出る
素敵な先生です。

そのY先生、
指回しに苦労している彼女に対し
『ビリーズブートキャンプしてきてください
と おっしゃったそうな。

ぬれ雑巾の例えといい、ちょっとコメントが変なのですが
音楽大学の学生さんにも、
きっと同じ言葉で励ましていらっしゃるのでしょう、
たぶん。

個人レッスンスタート

2007年10月08日 | バイオリン
いよいよバイオリン個人レッスンが始まりました。

音とリズムさえ合っていれば、
ほとんど何も言われない合奏のクラスと違い
やっと 奏法の悪い癖などを直してもらえます。


1回目のレッスンは
新しいバイオリン教本2の頭から
 短い曲を2つと、ト長調の音階・アルペジオ
SUZUKI METHOD 1の13曲目
 メヌエットです。

ピッチに関しては自分でわかるのですが
気になるボーイングの欠点
“ ダウンで軋む音がする ”原因は?


しばらく演奏を聴いてくださった先生、

弓を持つ右手については
 A線・E線を 弾く時、弓の角度が悪くなる
 ひじと手首が 上がり過ぎている
 弓が 向こう側に 傾き過ぎている
と 指摘してくださいました。

弦を押さえる 左手については
 ひじを バイオリンの下から 出さないように
とのこと。

さしあたり、次回までに これを直して
軋み音が 解決するかどうか 試してみます。