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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

いよいよ個人

2007年09月23日 | バイオリン
9ヶ月続けてきたバイオリンのレッスンですが
昨日、最後のグループレッスンを終えました。

先生からは、今後の方針の確認で
「個人で3ヶ月くらいやって上達したら、またすぐ
合奏(今度は上級者クラス)に戻りますか?それとも
ずっと個人でやっていくつもりですか?」と聞かれました。

なるほど。
短期の個人レッスンで集中して力をつけ
上級クラスに飛び込む、という手もありますね。

上級者グループの弦楽合奏のクラスに入りたい、
という気持ちはありましたが
(↑大勢なので、合奏も迫力があって楽しいのです)
付け焼刃で上級者クラスに飛び込むよりも
きちんとした実力をつけてから 加わりたいですし

何といっても、もともとの動機が
『ピアノのレッスンの時
生徒とアンサンブルができるようになりたい』です。
個人的満足より、人に聴かせられる演奏ができないと。

というわけで
「いずれ合奏のクラスに戻る時があるかもしれませんが
当分は個人でお願いします。」と伝えました。

さっそくテキストを決めていただきました。
① スズキメソードの1巻
② 新しいバイオリン教本2巻
の2冊です。
これまでプリントでしか楽譜をもらっていなかったので
バイオリンのための本」というのが
とても新鮮に感じられます。

(てっきり『ピアノのハノン』に当たるような
テクニック本をもらうかと思いきや
どちらも、曲集でした。)

宿題ももらったことですし
気分一新、がんばります。

弾けそうもない曲なら知っている

2007年09月16日 | バイオリン
今年から始めた
バイオリンのグループレッスンも
とうとう次週で 最後となります。

来月から個人レッスンに移るので
グループ最後のレッスンの時に
担当の先生と、使うテキストや 弾きたい曲などを
打ち合わせることになりました。

事務所の方から、
「弾きたい曲などありましたら、先生に伝えてください
と言われたのですが
考えてみると
ピアノやオーケストラの曲は知っていても
バイオリンの曲となると、よく知らないのです。

名前を挙げられれば、「ああ、知っている」と思っても
エレクトーンで いろんな曲を弾いていたため
「これは弦楽器の音色で弾いていたけれど
原曲も、バイオリンの曲なのだろうか?」と
どれが弦楽器のための曲で、どれが違うのか
よく判っていないままなのですね。
    
こういう場合、むしろCDなどで聴いていただけの人の方が
曲については 詳しいのかもしれないなあと思います。


学生時代、ピアノ伴奏を頼まれた
モーツアルトや
セザール・フランクのバイオリンソナタとか

タイトルからして弦楽器の曲とわかる
「G線上のアリア」とか

パガニーニのバイオリンの曲から
リストによってピアノ用に編曲された
「ラ・カンパネラ」とかなら、知っているんですが…

なるべく体から離して

2007年08月26日 | バイオリン
お盆休み明け、3週間ぶりに
バイオリンのレッスンへ行ってきました。
レッスンは そこそこ、順調に進んでおります。

初めの頃こそ、肩に食い込むケースの重さに
ひどい肩こりになったものですが
最近ではバイオリンケースの重さにも慣れ
レッスンに行く際は
ひょいと肩に引っ掛けても、たいして重いと思わずに
運べるようになりました。

幸い雨がほとんど降らないので
雨傘を差しながらケースを抱える苦労もせずに済んでいます。
(日傘は差していますけどね。)

バイオリンは、ピアノと違って
かなり偏りのある姿勢で演奏するため
身体がゆがみそうだなあと 気になっていたのですが
ケースも片側にひっかけて持つので
なるべくバランスをとるように
右・左と持ち替えながら運ぶようにしています。

ある時、
「いっそ肩紐をもう1本買って2本にし、
リュックみたいに背負ったら いいじゃない。」
と気がついたのですが
今のこの猛暑の中、背負ったら絶対暑い。
ケースが体に当たる部分が蒸れて
ものすごく汗をかきそうです。
(チェロの子は倒れそうになりながら運んでましたし)

持ち方さえ気をつければ
今のところ、さほど不自由していないし
買うのは秋になってからでもまあいいか…

そろそろ個人で

2007年08月05日 | バイオリン
バイオリンを始めて約8ヶ月ですが
グループのペースにも慣れてきて
そろそろ
個人的に聞きたい問題点などが出てきました。

私が気になってきたのは、特にボーイング。
アップよりダウンの時の方が遅くなる
・ ダウンの時だけ、弓が震える
(結果、ビブラートもかけてないのに音がビブラートに)
・ 移弦の際、不要な音がよく出てしまう
という自覚症状があります。

グループだと、とりあえずリズムとピッチが合っていれば
「まあいいでしょう」
で次に進んでしまうので、不満が残されたままです。

合奏も楽しいのですが
やはり基礎からしっかり学んで
きちんと演奏できるようになりたいものです。

というわけで先日とうとう 教室の事務所に
個人レッスンへの変更希望を出しました。

個人になると、これまでより少々ハードになるかな~
という気はするのですが
がんばってみようと思います。


バイオリンの staccato

2007年07月04日 | バイオリン
以前、スタッカートについては書きましたが
今回はバイオリンのお話。

ピアノの音を スパッと切るように止めたい場合は
鍵盤から素早く指を離すわけですが
バイオリンの場合、弓の動きを止めます。
それも、基本的には弓が弦に乗った状態のままで。

弓が弦の上を滑っている間は、振動している弦ですが
弓を乗せたまま ピタ と止めることで
振動できなくするのですね。


ピアノだと 鍵盤を離さないと音が止まらないので
どうも、この「弦に弓を当てたまま止める」
という感覚が掴みづらく、つい離してしまいます。
おかげで、先生から何度も
「弦から弓を離さないで!」と注意されました。
ひっぱるのも難しいのに、急に止めろと言われましても…

初めのうちは、ピタリと止めることができなくて
止めたつもりでも、勢いでまだ弓が動いており
ギッとかガッとか よく軋み音を出していました。

最近では、この基本に加え
「弓を滑らせながら 上に浮かせて 余韻を残す」
という奏法を習っています。

バイオリンを習っているはずなのに
だんだんスケートを習っているような気持ちに。

バイオリン始めました

2007年04月28日 | バイオリン
実は今年に入ってからバイオリンを習っています。
鍵盤楽器は長いことやってますが
弦楽器は初めてです。

よく、初心者がバイオリンを弾くと
聴くに耐えないひどい音がするというので
かなり不安だったのですが
実際弾いてみると、思ったよりまともに鳴ります。

もっとギギギーときしむような音とか、
超音波みたいな音がするのかと思った。



面白いのは、指番号で
ピアノなどの鍵盤楽器なら 親指から小指まで順番に
1・2・3・4・5と番号を付けていくのに対し
バイオリンは 人さし指から小指までの4本に
1・2・3・4と番号が付いているのですね。
しかも、開放弦(弦を押さえないこと)は0となるので
鍵盤楽器の指番号に慣れた人間が
初めて弦楽器用の楽譜を見ると
『……ぜろ?
と びっくりします。

しかし20年もピアノをやってきて、
何故今更バイオリンなのか。
もちろん弦楽器に対するあこがれもありましたが
それより何より
バッハのメヌエットやブルグミュラーなどの
おなじみのピアノ曲に、バイオリンと合わせる
アンサンブル楽譜があることを知り、
これが出来たら、生徒が喜ぶだろうなあ
と思ったのが一番の動機です。

というわけで、楽譜はもう買って持っているのですが
初心者にそうそう弾けるものでないことも
レッスンを受けることでよくわかってきました。
まだまだ先は長いです。

目下の悩みは

バイオリンを弾く際、左肩に楽器を乗せ
あごで押さえて固定という
とても不自然な体勢を長く続けるため

PCの前に座っていても
布団に横になっても
首が自然に左を向いてしまうことです。
そっちには誰もいないのに。


とりあえずピアノレッスン中は
生徒の右に座ることにしてみました。