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MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

私は今どこに

2009年10月25日 | バイオリン

現在バイオリンのレッスンでは、
第1ポジション以外の第7ポジションまでを習い
実際にポジション移動のある曲を弾いています。

               
もっとも、今のところは
いきなりあらゆるポジションを使って弾くのではなく
以前は、第1ポジションだけで弾いた曲を
今度は第2・第3ポジションも使いつつ弾くだけ。

楽譜には〈ここから第○ポジション〉という指示は無く
ただ指番号だけが記載されていますから
音名と指番号を照らし合わせて
この指でこの音を弾くのなら第○ポジションであろう
というように、判断して指を持っていくのですね。

            
人さし指を『1の指』とする
バイオリンの指番号には慣れました

ポジションも、トレーニングの効果か
この音を2の指で押さえるならここね!
と、自然に指が移動できるようにもなりました

問題は
正しいポジションで、正しい指で
正しい音を出しているにもかかわらず

先生から
で、今ここは何ポジションですか?」と聞かれると

え~と何だっけ
ミを2の指(中指)で弾いているから1の指の位置はレ
レは第1ポジションでは3の指で弾くから
第3ポジションです』(この間5秒)

ポジション名がぱっと出てこない・・・

無意識にポジション移動できるようになったのは良いとして
『これは第○ポジション』と考えずに
だんだん勘だけで弾いてしまっているのですね。

方向感覚と距離感はあるのに何故か迷子
というおかしな状態になってしまっています。
気をつけよう。

ポジショントレーニング進行状況

2009年10月06日 | バイオリン

バイオリンレッスンで
ポジショントレーニングを始めてから半年。

第2ポジションから始まって
第3、第4…と進み、現在
トレーニングの本最後に出てくる第7ポジション
左手は、完全に楽器本体の上にかぶさる位置です。

        
ポジションが変わることによって
弦楽器ならではの注意が要るようになってきました。

例えば、高い音域の音を出すために
弦を押さえる位置は、どんどん駒に近づいていきますが
ポジションが高くなるにつれて
弦を押さえる間隔は狭くなっていきます
つまり
うっかり低いポジションと同じ感覚で押さえて弾くと、
高すぎる音が出るのですね。

また、指が駒に近づいていくということは
その弦が、指でより押し下げられていくわけで
弓で擦りにくくなっていくのですよ・・・

  指で押さえている弦
      
 ・  .  ・  ・
(下がっているので、この近くで擦ると
 弓は両側の違う弦を擦ってしまう)

ですから、ポジションが高くなってくると
駒の側に弓を寄せて擦らないと
隣の弦を擦ってしまうのです

高いソの音を出すつもりで弾いたのに
隣の弦に弓が当たって
1オクターブ低いソが鳴る時の驚きといったら

習っています印

2009年09月13日 | バイオリン

バイオリンレッスンの昨日
大阪は久々に雨でした。

雨傘をさして、レインコートを着て
バイオリンケースは防水になっているとはいえ
なるべく雨に当てないようにと。
雨の日のレッスン通いは大変です

            
それはさておき
バイオリンを習い始めてから
見ず知らずの人に話しかけられることが増えました。

もともと大阪という土地は
他人に気軽に話しかける おいちゃん おばちゃんが
多いところなのですが

街中で、かさばるケースを抱えていますと
ちょっとでも興味をもった人は
「それ、バイオリン
と 声をかけてこられます。

ピアノ・エレクトーンだけ習っている時には
ありえない事態ですから、そのたびうろたえて
え??あ、はい、そうです!」と答える私。

その楽器を長く習っているのか、上手いか下手かなんて
見た目ではわかりませんから
勝手に『長く習っているのだろう』と誤解したおじさんから

家の娘がバイオリンを習いたいとか言い出して な、
 お姉ちゃんの(おじさんは目下の女性をそう呼びます)
 友達で、使わなくなった古い楽器とかあれば
 安く譲ってもらえへんか?
と相談され、

そのまま、レンタルの方法とか
あれこれ説明させられたりもします。

ああ、いまだに慣れない・・・。

バイオリン近況

2009年08月17日 | バイオリン
新しいポジションのトレーニングは
第5ポジションへ進んでいます。

「第2ポジション」は
最初に習うポジションの状態で
中指で押さえるところに人さし指を置くという
指1本分ずれたポジションなのですが

「第5ポジション」は
その第2ポジションで小指が来る場所に
人さし指をもってくるというもの。

もう、「えいやっ」という勢いでこなしております。

ついでに
ポジション移動のある曲を課題として練習中

        
曲はゴセックの「ガヴォット」。
バイオリンでこの曲を弾くのは2回目です。

一回目の時(習い始めて1年未満)
調はト長調で、単旋律。
速いところだけが難しいと思いました。

現在(個人に移ってほぼ丸2年)
調はニ長調、5度上りました。
ポジション移動がある上、重音もあります。

        
まあ、全く初めてで弾くよりは
流れが頭のどこかに残っている状態の方が
ちょっとは楽ではあるのですが

…ちょっと、ですね。
ああ、難しい。

下が上で 上が下

2009年08月02日 | バイオリン

バイオリンレッスンへ行ってきました。

ポジション(弦を押さえる左手の位置)の基礎練習は
その弦の7度上まで弾ける(A線ならラからソまで)
第4ポジションまで進みまして

前回の宿題では、とうとう
実際にポジション移動を含む曲
を課題として出されました。

しかし、どうやって弦を押さえるのかは
自分で考えて弾いてきてください」。

第○ポジションを使いますよ、というヒントもナシです。

さて
バイオリンの4つの弦は
低い方からG線、D線、A線、E線
5度ずつ上っていくように並んでいます。

バッハの作品に
有名な「G線上のアリア」という曲がありますね。
その名の通り、バイオリンの一番低い弦、
G線一本だけで演奏できるわけです
(昔は、弦楽器の知識皆無でしたので謎のタイトルでした)

あれだけの音域をG線1本でカバーできるわけですから
同じ高さの音を出すにしても
低い方の弦を使って弾くか、高い方の弦を使うか
2通り考えられることになります。

単音なら、『こちらの方が弾きやすいだろう』と
押さえ方も予測が付きますが

重音ともなりますと
低い方の弦で上の音を
高い方の弦で下の音を出して重ねる
という弾き方も有り得るわけで

指だけではなく頭がこんがらがりそうです。

放任一直線

2009年07月05日 | バイオリン

2週間ぶりのバイオリンレッスン。
        
移弦の練習を繰り返したおかげで
こちらに関してだけは、先生に
「結構です、完璧。」
とほめていただきました。

そしてすかさず、
「これは大事な練習ですから
 今後も続けておいてくださいね
とおっしゃいました。

うん、私もこの技使っているなあ

もっとも重奏は、あいかわらず苦手です
弓の角度が悪いのですね。
2つの弦にきちんと当たらない状態で弾くので片方が鳴らず、
それを力で押し切って鳴らそうとするのできしむ・・・
自覚できたので、これからは要注意。

            
いよいよ
第4ポジションの練習が始まりました。

と言いましても、先生
「1の指が4の指のところまで移動します」
こんな風に、とやってみせてくださいまして

「かなり距離を動きますから外れやすいですよ」
気をつけて練習してくださいね、とおっしゃるのみ。


あの~、ここで動作確認しておかなくて良いのですか?

間違ったやり方で練習してきちゃったらどうするのだろう。


右手の計算

2009年06月21日 | バイオリン

先週に続きまして
今週もバイオリンのレッスンです。

        
1週間前、先生に
第3ポジションの練習をしてきてください。』
と言われましたが
今週は結構忙しかったため
練習時間がなかなか取れずにおりまして

レッスン前日と当日ようやく弾く時間をみつけ
耳と勘とで何とか
第3ポジションがつかめるようになりました。


今週の先生
あ、それじゃあ次回は第4ポジション・・・
そんなに さくさく行かないでください。
無理です。
『 ―まあ、それじゃあ 今回はおさらいでいいです。』

助かった・・・
第3ポジションも付け焼刃なのに
ここで更に新しいポジションの練習が入ったら
どうなることやら。

さて、レッスンの進行状況ですが
ひと弓(アップだけ、またはダウンだけ)で弾く
音列が長くなってきたので
そろそろ、弓を使う長さを考えたボーイング
つまり、「弓のやり繰り」が必要です。

習い始めの頃は、機械的に弓を上下させていれば
割合なんて考えずとも、うまく弾けるように
調整された曲ばかりだったのですが

現在弾いている曲は
8音ダウン(下げ弓)で弾いてから、1音だけをアップ(上げ弓)、
そしてまた8音ダウンで、次の1音をアップ
なんて動きが出てきます。
これを何も考えずに演奏していたら
三歩進んで二歩下がる』状態で、
初めの位置に戻れなくなってしまうのですね。

だから
ダウンをゆっくり小さく動かして
アップで一気に元のポイントまで戻す。


結局のところ、
一番難しいのは右手(弓遣い)だなと実感中です。

次のポジションは

2009年06月15日 | バイオリン

バイオリンのレッスンは
今年度から第2ポジションに入っていますが
先生がおっしゃるところの
「勘で」
ポジション移動の成功率を上げるべく
現在 練習中です。

今の時点で、成功率は60%というところ
(だいたい、なら掴めるのですが
微妙に低くなる事が多いのです)

もっとも、ポジショントレーニング
(ハノンみたいな練習での移動)ですから
恐らく曲でやったら
成功率は2割がいいところかと思われます

そんな状態にもかかわらず
先生、
「では、第3ポジションの練習に入りましょう」

ええ~

第2ポジションに比べて
より一層 移動距離が広がる第3ポジション。

より怪しげな音が出そう・・・

大人になってからの習い事

2009年05月11日 | バイオリン

第2ポジションの練習を始めて2週間。
何となく、位置がつかめるようになってきました

あくまで何となく、ですが

これまで左手は、ネックの端っこにじっとしていたので
手のフォームが安定していたのですが
移動する時にフォームが崩れてしまっていることに
ようやく気付きました。
手首が引っ込むと、ピッチが安定しなくなるのです。

ピアノでは、下げておく手首を
バイオリンでは上げる方向に張らないといけない。
ああ、また変な筋肉が付きそう・・・
        
習い始めて2年を越え
自分で、進歩したと思えるところは
ファーストポジションなら
左手を見なくても、取れるようになった事、でしょうか。

これで、この先
第2ポジションに続き、第3・第4・第5ポジション・・・と
まだまだ未開のポジションがあるのですが(涙)
        
大人になってからの習い事は
子どもには勝てない。
という考え方もありますけれど
その代わり、
子どもにできない演奏が初めからできることもあります。

大人の生徒さんを教えることが多くなって
「もう○才なのだから無理」なんて
可能性を否定できない、と実感する日々。

続けた者勝ちですよね

第2ポジション

2009年04月26日 | バイオリン

今年度2回目のバイオリンレッスン。

先週までは、第1ポジションで
音階やら移弦、リズム練習などなど
基本練習をみっちりやってきたのですが
先生、
「そろそろ第2ポジションをやらないと
 次の曲が弾けませんね。

というわけで
初めて第2ポジションを習いました

バロックダンスやバレエだと
 両足の配置を示す第1~5ポジションがあり、
ピアノだと
 ハ長調(ド・C)のポジションなどと言って
 五指を置く鍵盤を示しますが

バイオリンの【ポジション】は
弦を押さえる左手の指の位置。

基本の第1ポジションは
ネックの端っこに指を配置するのですが
第2ポジションは
第1ポジションで「中指を置く場所」に「人差指」を置く。
つまり、指の間隔一つ分、楽器本体に近い位置に
指をずらして置くわけでして
これまでよりもう1音高い音が出せる事になります。

人差指を中指があった場所へ置く』。
目で「この辺り?」と場所を覚えて移動したら
なんとなく上手くいきそうな感じですが
この「移動」が難しいのですね。
押さえる角度が違うと、場所は合っていても
ピッチは、ずれてしまいます。

チェロをやっている友人は
楽器が大きい故に、初めからポジション移動必須でして
(バイオリンに比べ、弦を押さえる間隔が広いので、 
 移動しないと押さえられない)
傍で見ていて、難しそうだなあと思っていましたが…

先生からのアドバイスはといえば

「勘と、慣れです。」

…まあ、そうですよね・・・