一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

卒園式・謝恩会

2007年03月17日 | 思い・子どもたち
昨日、無事に卒園式が終わりました。

子どもたちが元気に旅立つことを嬉しく思う反面、これで彼らとお別れだと思うとやはり寂しい気持ちになります(今生の別れではないけれど・・・)。

人生は、出会いがあるから別れがあり、別れがあるから出会いがある。

まさに教育の仕事は出会いと別れの繰り返しです。

この仕事はそんな人生の深みを否応なく味あわせてくれる。

嬉しくもあり、悲しくもあり。

喜びもあり、寂しさもあり。

ただ言えるのは、たくさんの出会いと別れを通して、私の人生は確実に豊かになっているということかもしれません。

そのことに気付けたことに謝々。


人が星のかけらであるならば、星たちはくっついたり、離れたりを繰り返しているのだ。

大宇宙の懐の中を。

卒園児の子どもたちとはお別れだけど、この大空の下ではみんないつも一緒だ。


卒園式のあとは年長のお母さんたちが謝恩会を開いてくださいました。

思いのこもった会には、いつも感動してしまいます。

どうにも私は涙もろくて・・・

今回はいけると思ったのに・・・

でも以前のように涙を流すことに後ろめたさを感じることは少なくなりました。

人前で泣けるというのもひとつの能力。

男だから、園長だから、泣いてはいけないと言うことはないでしょう。


しかし、最近、「子ども」という字を見ただけで感じ入ってしまうことがあります。

さすがに困ったものです・・・。


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