奄美では美しいことを「きゅら」という。(沖縄の「ちゅら」は有名ですね。)つまりこれは「美玉」。いわゆる「とんぼ玉」のことだ。
龍郷町大勝の夢おりの郷で、作ってみた。
ここは、外から見るとなんとなーく(我が家にとっては)入りにくい雰囲気だったのだが、入ってみたらスタッフの皆さんにこやかに応対して下さった。
この美玉作りの他、機織り、染物、大島紬の着物を着る体験の他、紬が作られる工程を見る事が出来る。奄美には温泉は無いのだが、薬草茶の入った泥田の足湯もある。(紬を作る工程を見ること以外は、全て有料)
我が家は、小学生にもできると聞いてきゅら玉作りに挑戦。紹介するサイトには「要予約」とあったが、飛び込みでもOK。
まずは自分の好みの色のガラス棒を選び、それを溶かすところから始まる。
ガスバーナーを使い、手早く作業しなくてはいけないので難しそうだが、ちゃんと横について手取り足取り教えて下さるので、大丈夫。そうは言っても、あまり溶かしすぎると色が濃く出てしまうし、なかなか難しい。
4歳にはさすがに無理そうだったので、代わりに私も挑戦してみた。ドキドキわくわく、物を作るのはやっぱり楽しい?
棒に絡めて、ま~るくなったら、灰の中に入れて冷やす。
その間、レストランで昼食取ったり、おみやげを見たり...
白
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左が長女作ったもの、右が次女のために私が作ったもの。ピンクのガラスを選んだ娘だが、かなり濃い色になった。これはこれで落ち着いた感じだけれど、なかなか最初に思ったようにはいかないものだ。マーブル模様を出すために、途中で細いガラスを加えるのだが、これもセンスが問われる。私のは、黄色の地に赤と白を加えたのだが、白はどこかに混ざってしまった(^^;)
思い通りにできなくても、やはり自分で作ったものにはひとしお愛着がわき、長女の宝物だ。
できたきゅら玉は、チョーカーの他、ビーズと組み合わせてストラップにもしてくれる。
冷やす工程も含めて、全部で1時間ほど。材料費込みで1,200円。
とんぼ玉作りははまる、と聞いたことがあるけれど、その通り楽しかった。火加減や、模様のガラスを入れるタイミングなどで全く違ったものとなり、同じものは二度と出来ない。毎回1,200円は払えないから、ガスバーナー買おうかな?なんちゃって。
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夢おりの郷のHPはこちらですが、あまり充実していない。
やさしい鹿児島スイスイなびやるるぶ.comもご参考に。