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インフルエンザ流行中

2006-05-21 23:15:00 | 奄美-あれこれ
え??いまどき?

と、思われるかもしれないが、本当である。
今、奄美ではインフルエンザが結構流行っている。
先週は地元紙にも「流行の兆し」と注意を促す記事があった。
それによると、インフルエンザの注意報というのは、定点当たりの報告数が10.0で発令されるそうだが、5月8日からの週は、9.6にまで上がっているというのだ。

その記事のすぐ下は、
 『最高気温31度 奄美市名瀬 今年一番の暑さ』
である!

この暑いのに、まあ!インフルエンザとは。
インフルエンザというのは、寒くて乾燥していると流行するのではなかったのか?
今まで本土で考えていたことは奄美では通用しないのだろうか。
暑さに耐性があるウィルスなのかしら。固有種の多い奄美、インフルエンザも固有種?

調べてみると、インフルエンザは「熱帯では一年を通して流行が見られる」とか「雨季に流行が見られる」、と書いてある!!

そういえば鳥インフルエンザが流行したのは、東南アジアの暑い国も入っているし、真冬だけ注意すればいいのではないのだそうだ。

梅雨の奄美、今まさに「熱帯の雨季」だ。

うちのご近所さんも一家でかかってしまったし、地元の高校生で脳炎にまでなってしまってこちらの病院では対処しきれず、沖縄の病院に送られた人も出たという。
予防接種の効果は5ヶ月。うちは一家で受けたのだが、去年のことだ。もう効果も切れる。

保健所の勧める対策も、新聞に載っていた。
 1)十分な栄養と睡眠
 2)手洗い・うがいの励行
 3)人ごみを避ける
 4)室内を乾燥させない。

...って、今この奄美で、「乾燥した室内」が存在するのだろうか??
あるとしたら、うらやましい。除湿機のかけすぎの人かしらん。
いかに、このジメジメを追い払おうかと腐心しているというのに。

1)~3)をがんばるしかない。
奄美の「雨季」が終わるまで。



  参考サイト:厚生省行政情報 Q.28参照
         東京医療研究所のページより Q.5参照