金ETF(上場投資信託)の最大銘柄「SPDRゴールド・シェア」が最大の株式ETFの米S&P500種株価指数を時価総額で上回り、ETF全銘柄中でトップにたった。このところの金価格の急騰がもたらした思わぬ1位という感じ。報じられているところでは、19日時点で「SPDRゴールド・シェア」は764億ドル(約5兆8600億円)となる一方、株価急落で節目の1100ポイントに接近しているS&P500種に関連する「SPDR・S&P500ETFトラスト」は744億ドルで「SPDRゴールド・シェア」を下回り1993年以来のETF最大銘柄の座から転落。年始には「S&P500ETFトラスト」が56%上回っていたとのこと。ここまでの市況の差に加え、金の市場参加者の広がりもある。 ところで昨夜の更新でユーロ圏の動向も目が離せないとして、株式指標の中でドイツDAXの下げがきついのは、ここまで「良かった」ドイツの悪化を嫌気してのものとした。その上で今週発表されるユーロ圏、とりわけドイツ関連の指標に注目とした。その最初のものが本日発表された 8月のZEW(欧州経済研究センター)のドイツ景気予測指数だった。日本時間の夕刻に発表されたそれは、期待指数がマイナス37.6と7月のマイナス15.1から大幅に低下し、約2年半ぶりの低水準となった。この数字は、悪い。ユーロ圏のソブリン債危機がドイツの成長を阻害するとの懸念が背景とされる。9月は、ドイツを巡る動きが、ユーロ圏の財政危機とのからみで何かと話題となり、金市場の材料となりそうだ。
中国関連銘柄で不測の損失を出したり、バンカメ株も失敗とこのところ何かと話題のジョン・ポールソンのファンドだが、一時は金ETFを手放したという噂も流れたこともあった。それについては先週初めに動きはなく「SPDRゴールド・シェア」の筆頭位株主に変化なし。3150万株、重量換算約97トンを保有。
一目均衡基準線 38.2%押し1750ドル
MA35 下のマド1670ドル付近まで
新雪も予想以上に深いとわかりました。
下げたところで中国黄金(アクセサリ程度ですが)でも買って、日本に持ち込む草の根運動でも始めたいと思います。