ケース・シラー住宅価格指数が日本時間の23時に発表され20都市平均で年率3.2%の値下がりとなった。横這い、変らずという予想が多かったのか、ロイターなど「予想外に下げた」という見出しになっていたが、事前予想の大勢は3%程度の下げを見込んでいたのではなかったかな?まぁ、驚くほどではないが下げとなった。昨年初めくらいまで目立って下げていたことの記憶があるので、比較ではこの程度ならば落ち着いているという捉え方がされているようだ。一方でローンの延滞は表面化していないものも含めると増えているとされる。それも今は延滞だが「返済困難」必至という物件が増えているという。借り手の救済ということで、金融機関も差し押さえを猶予したりということも増えている。そういえば、オバマ政権が値下がり率の大きい州の借り手保護に資金を拠出というニュースがあったが、カリフォルニアを筆頭に、それらの州はPIIGSよりも財政事情が深刻な州とおおむね重なっているらしい。まもなく、1月の消費者信頼感指数が発表される。夕刻からユーロが下げている。
住宅市況というと、今年は例年旧正月のこの時期に行っている上海を延期した。仕事が詰まっていたことと、来月長めの海外行きの予定が入っているのが理由。ただ伝えられているところでは、今回の春節はかなり盛り上がったようなので、行けばよかったかとちと後悔。もちろん上海という場所は別物ゆえに、上海だけ見て中国がわかるわけではないが、沸き方の程度が毎年同じ時期に同じところ・・・この場合上海市内の同じ場所という意味・・に行くとつかむことができる。行くごとに地下鉄の路線が伸びていて、新しい駅が生まれということは、続いているのだろう。ただし、大きな建物がドンドン出来ているのだが、果たしてそれらは埋まっているのか(入居)疑問というのも確か。高額品を扱う店舗など数年前には、客より店員の方が多い店もあって、これは不良債権の山を築くなと思ったりもした。後に中国のほんとうの資産家は店舗には赴かないと聞いて、そうした見方を割り引かねばと思ったりもした。さはさりながら、最近読んだもののなかに、北京や上海の商業用不動産の空室率が50%というものがあり、これは当方の実感に近く、そうだろうよと思った次第。親方五星旗で成長がすべての弊害を覆い隠しているが、歪は溜まっていると思うのだが。。。
住宅市況というと、今年は例年旧正月のこの時期に行っている上海を延期した。仕事が詰まっていたことと、来月長めの海外行きの予定が入っているのが理由。ただ伝えられているところでは、今回の春節はかなり盛り上がったようなので、行けばよかったかとちと後悔。もちろん上海という場所は別物ゆえに、上海だけ見て中国がわかるわけではないが、沸き方の程度が毎年同じ時期に同じところ・・・この場合上海市内の同じ場所という意味・・に行くとつかむことができる。行くごとに地下鉄の路線が伸びていて、新しい駅が生まれということは、続いているのだろう。ただし、大きな建物がドンドン出来ているのだが、果たしてそれらは埋まっているのか(入居)疑問というのも確か。高額品を扱う店舗など数年前には、客より店員の方が多い店もあって、これは不良債権の山を築くなと思ったりもした。後に中国のほんとうの資産家は店舗には赴かないと聞いて、そうした見方を割り引かねばと思ったりもした。さはさりながら、最近読んだもののなかに、北京や上海の商業用不動産の空室率が50%というものがあり、これは当方の実感に近く、そうだろうよと思った次第。親方五星旗で成長がすべての弊害を覆い隠しているが、歪は溜まっていると思うのだが。。。