以下は、昨日更新しようとして時間的にできなかったもの。
2017年の利上げ見通しが3回になっていたFOMCメンバー予測。個人的には、記者会見でのイエレン議長の過剰反応を抑えようというかのような慎重姿勢が印象に残った。「わずかな修正に過ぎない。メンバーの数名に来年の財政刺激策の影響を踏まえるべきとの意見があった」としたが、上振れした場合の先手をうまく打ったのではと思われる。ここ2ヵ月の米国経済指標には、予想外に好調なものが増えており、そこにトランプ政策がうまく乗れば上振れ(boost)の可能性があるわけで、利上げ回数は2回では済まなくなりそうだ。
ただし、問題は、まずは新政権の陣容がすんなり決まるのか否かということ。また固まったとして共和党主流派の意向は、ここまでの人事ではあまり盛り込まれていると思えず、政策決定(法案作成)の先行きも不透明だ。独自色を出したいトランプ一族と政策立案、実行に決定的な力を持つ共和党議会指導部のせめぎ合いが目先も、そして政権発足後も続きそうだ。
FRBに関しては、そもそも、空席の理事2名が早い段階で指名されると思われ、3月のFOMCではFRBの陣容も変わっていると思われる。つまり、今回のような内容の決定とは、6月の会合あたりから変化が現れるのではないだろうか。
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/trend/lifehacker_49092.html
他の媒体からの情報も併せて記事自体の信ぴょう性をはかることになりますね。