飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
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万葉アルバム(奈良):山の辺、桧原神社

2011年07月06日 | 万葉アルバム(奈良)

いにしへの 人の植ゑけむ 杉が枝に
霞たなびく 春は来ぬらし
   =巻10-1814 柿本人麻呂=


昔の人が植えたという杉の枝に霞がたなびいます、春が来たのでしょう。という意味。

杉は間伐をして、枝打ちをしなければ大きく真っ直ぐに育たないことからわかるように、いにしえより杉の植林が行われていたのである。

「いにしえの・・」見事な杉木立を古人の植林の結果とみたてて表現している。

 この万葉歌碑は山之辺の道・茅原の桧原神社近くに立っている。

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