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あすか河 塞く(せく)と知りせば あまた夜も
ゐ寝てこましを せくとしりせば
=巻14-3545 作者未詳=
二人の仲がひきさかれる定めだと、 それが分っていたなら、幾夜も幾夜も共寝をしたものを。 という意味。
「あすか河=明日香川」:大和を流れる川と、東国にも同名の川があったのかどうかは不明。
「塞く(せく)」:せきとめる。
「ゐ寝(ね)=卒寝」:いざなって共に寝る。
この万葉歌碑は群馬県高崎市の高崎自然歩道、マップ7地点(山の上碑と古墳と山名城址分岐点の中間)に建っている。
碑文はカタカナで刻まれているが、カタカナはわりと珍しいようだ。
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