飛鳥への旅

飛鳥万葉を軸に、
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万葉アルバム(関東):群馬県、高崎市 高崎自然歩道 7地点/あすか河

2013年08月17日 | 万葉アルバム(関東)


あすか河  塞く(せく)と知りせば あまた夜も
ゐ寝てこましを せくとしりせば
   =巻14-3545 作者未詳=



 二人の仲がひきさかれる定めだと、 それが分っていたなら、幾夜も幾夜も共寝をしたものを。 という意味。

「あすか河=明日香川」:大和を流れる川と、東国にも同名の川があったのかどうかは不明。
「塞く(せく)」:せきとめる。
「ゐ寝(ね)=卒寝」:いざなって共に寝る。

 この万葉歌碑は群馬県高崎市の高崎自然歩道、マップ7地点(山の上碑と古墳と山名城址分岐点の中間)に建っている。
碑文はカタカナで刻まれているが、カタカナはわりと珍しいようだ。

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